あのYahoo!が仮想通貨参入?ビットアルゴ取引所東京へ出資か

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

仮想通貨業界では、新たに参入する企業が一気に増えてきており競争が激しくなってきています。

たとえば「仮想通貨交換業者」という国の定める指定業者への登録数も増加傾向にありますね。

そんな中でも目立つのが、大手企業による仮想通貨参入。

無料通話アプリ「LINE」や、インターネット大手「サイバーエージェント」など誰もが知っているような大手企業も仮想通貨業界へ乗り込もうとしています。

そして、つい最近話題となっているのが「Yahoo!」が仮想通貨への参入を検討しているというニュース。

Yahoo!は子会社を通じて「ビットアルゴ取引所東京」へ出資を行う可能性があるとのこと。

これは、日本を代表するIT企業であるYahoo!が「仮想通貨市場には将来性アリ!」と判断している証拠でもあります。

ニュースの詳細についてみていきましょう。

Yahoo!が仮想通貨参入を検討

上述のとおり、大手IT企業「Yahoo!」が仮想通貨参入の意向を示しています。

ポイントとなるのは、Yahoo!そのものが「仮想通貨交換業者」へ登録したり取引所を運営したりするわけではなく、「ビットアルゴ取引所東京」へ出資をする形での参入となること。

これはなぜなのでしょうか?

仮想通貨交換業者は、日本国内において取引所を運営する上で必須となるものです。

しかし、コインチェック流出事件により、仮想通貨交換業者の新規登録は難しくなっていると言われています。

それだけ、金融庁も慎重になっているということですね。

そこでYahoo!は、すでに金融庁への登録を済ませている「ビットアルゴ取引所東京」へ出資することで今すぐに仮想通貨への参入をしようという狙いのようです。

ビットアルゴ取引所東京は、Yahoo!という後ろ盾ができれば大躍進の可能性もあります。一気に取引所としての注目度もアップといえるでしょう。

下落相場なのになぜYahoo!は参入?

Yahoo!が仮想通貨の将来性を高く評価している」このことは、現時点でも間違いのない事実でしょう。

しかし、(2018年4月現在)下落相場にもかかわらずなぜYahoo!は取引所運営に積極的なのでしょうか?

実はこの瞬間も、仮想通貨は世界に浸透し続けています。

上述した「LINE」や「サイバーエージェント」、「ビックカメラ」や「コジマ」といった家電量販店「三菱東京UFJ銀行」などのメガバンク。

自動車販売店や無数の飲食店で仮想通貨決済が利用できるほか、海外へ目を向けるとその発展ぶりには驚かされます。

重要なのは「仮想通貨の一時的な値下がり」と「仮想通貨の普及の加速」は同時に起こる可能性があるということ。

仮想通貨の一時的な値下がりは、仮想通貨の普及がうまくいっていないことを意味しているわけではないのです。

そして、長期的には、仮想通貨の普及がうまくいくこと仮想通貨価格が値上がりすることは一致することになります。

おそらくYahoo!も、「仮想通貨の普及は着実に進んでいる。将来的には伸びていく分野だ」と理解しているからこそ、仮想通貨業界への参入を望んでいるのではないでしょうか。

安い間に仕込んでおくことが大切

仮想通貨へ参入するYahoo!だけではなく、僕たち投資家もまた、長期的な視点で投資戦略を考える必要があります。

最近の下落相場でも、大手企業の参入が途絶えないのは、「一時的な値下がりに過ぎない」という長期的な視点を持っている企業が多いからです。

つまり、最近の値動きばかりにとらわれてはいけないのです。

仮想通貨投資で成功している人は、「安い間に仕込んでいる」という共通点を持っています。

上昇相場ばかりだと仕込み時期に迷ってしまいます。

仮想通貨のバーゲンセールともいえる下落相場は、チャンスと捉えることもできるでしょう。

今回は、Yahoo!の仮想通貨業界への参入について取り上げました。ぜひ参考にしてみてください!