仮想通貨Zilliqa (ジリカ/ZIL)の将来性|取引所「Hg Exchange」オープンで今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→横ばい

本日、ビットコインは95万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が2%上昇していますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①インド最高裁判所「仮想通貨は合法です」インド中銀「でも諦めません」

インド経済誌Economic Timesによると、インドの中央銀行に当たる準備銀行(RBI)は仮想通貨サービスの「禁止」をまだ諦めていません。

これまでRBIは、インド全体に対し、

  • 仮想通貨関連の取引の禁止
  • 仮想通貨関連の個人や企業へのサービス提供の禁止

を命じていました。

しかし4日のブログ記事でもお伝えしているように、インドの最高裁判所はこれを「違憲」であると判断。

中央銀行の禁止令が否定され、インドで事実上、仮想通貨サービスの提供が「合法」であるとはっきり示されました。

しかし、インドの中央銀行は、最高裁判所に対し「再審」を求める考えであると新たに報じられています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

なぜインド中銀はそんなに仮想通貨を禁止にしたいの?w

いずれにせよ、「最高裁」の判決が再審によってくつがえることは稀なので、心配は不要でしょう。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 3月6日より、仮想通貨取引所Zaifが新規口座の開設受付を再開
  • 「アルトコインが仮想通貨ビットコインより普及する可能性がある」とアメリカ最大の仮想通貨取引所コインベースのCEOが発言
  • アップルのスティーブ・ジョブズ氏の未亡人であるパウエル氏が、人気メッセンジャーアプリTelegramのICOに参加していたことが判明
  • ネパールがキャッシュレス決済の導入と、自国通貨ネパールルピーの「仮想通貨化」を国策として始動
  • フランスの商事裁判所が、仮想通貨ビットコイン(BTC)を「通貨」とみなす判決

なお、世界最大の仮想通貨相場サイト「CoinMarketCap」が36銘柄のデリバティブ取引(レバレッジ取引)のデータを公表し始めています。

現物以外の各データが見られるのは便利なので、ぜひのぞいてみてくださいね!

②仮想通貨Zilliqa (ジリカ/ZIL)の将来性|取引所「Hg Exchange」オープンで今後上がる?

当ブログが厳選する注目コインとして、今回はZilliqa (ジリカ/ZIL)をご紹介します。

Zilliqaは、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨で課題となっているスケーラビリティ問題(取引混雑時の手数料高騰、取引の遅延)の解決を目的とする仮想通貨プロジェクト。

Zilliqaでは、「シャーディング」と呼ばれる話題性ある最新技術を活用することで、スケーラビリティ問題を解決するアプローチを採用しています。

これによって、仮想通貨としては異例の、クレジットカードの処理速度4000TPSに迫る2448TPSの高速処理を実現できるとされています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ジリカは今月2日に0.0057ドルでしたが、7日(本日)には0.0072ドルに到達しました。この間、約25%上昇していますね。

この要因は複数あると考えられます。

まず、バイナンスのアメリカ版の取引所「バイナンスUS」に、米ドルと、米ドルステーブルコインBUSDとの2つの通貨ペアが上場したこと。

すでに終了していますが、ジリカを預けると2%のBNB(バイナンスコイン)がもらえるというキャンペーンもありましたね。

またジリカは今月6日、公式ツイッターで、

「2週間で35のアプリケーションと4つのプロジェクトがすでに進行中」

と呟いています。

実は、ジリカはネットワークの利用が活発な仮想通貨プロジェクトです。

ジリカはマイニングを行うことができますが、マイナーは通常、報酬として得た仮想通貨を売却して現金に交換します。

しかしジリカのマイナーはなぜか、コインを保有し続ける傾向があるんですね。

その理由は、仮想通貨分析企業の「Flipside Crypto」が発表した以下のデータがヒントになります。

上の青グラフが「ジリカのアドレス数」で、下の黄色グラフが「他のプラットフォームを含む中央値」となります。

ジリカの副社長であるhanwen氏は、マイナーがジリカを手放さない理由について、ジリカのネットワークがよく利用されているため、マイナーはジリカの保有について自信を持っているのだ、と予想しています。

こうした傾向が、ジリカに参加するプロジェクトの増加にもつながっているのでしょう。

では、今後についてはどうでしょうか?

2月には、銀行振込で簡単に仮想通貨を購入できる「Transak」がジリカに対応しました。

インドルピーやイギリスポンド(そしてもう少し後にユーロにも対応予定)といった法定通貨から、ジリカを購入できるようになります。

そして今後は、株式をトークン化した「セキュリティトークン」の取引所「Hg Exchange」が2020年3月末までにオープン。

AirbnbやUberなどの株式もトークン化され上場するとのことで、結論として、2019年8月からヨコヨコだったジリカも今後、跳ねてくれると考えています!

本日のまとめ

  1. インド最高裁判所「仮想通貨は合法です」インド中銀「でも諦めません」
  2. 仮想通貨Zilliqa (ジリカ/ZIL)の将来性|取引所「Hg Exchange」オープンで今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!