仮想通貨取引所Bitfinexとは?特徴、メリット、デメリットを解説

取引所

「Bitfinex(ビットフィネックス)ってどんな仮想通貨取引所なんだろう?」

海外取引所選びに迷っているから詳しく知りたいな」

と、疑問を感じていませんか?

そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。

この記事でわかること
  • Bitfinexとは
  • Bitfinexの将来性
  • Bitfinexの買い方

さっそく、詳しくみていきましょう。

Bitfinex(ビットフィネックス)とは

出典:Bitfinex

Bitfinexとは、2012年に香港でスタートした世界TOP5入る仮想通貨取引所です。

プロの仮想通貨トレーダーから支持されており、Bitfinexは常に大口投資家や機関投資家の主戦場です。

流動性が高いため、プロだけではなく個人トレーダーもスムーズに取引することができます。

最大10倍のレバレッジ取引にも対応しており、短期トレードにも最適です。

なおBitfinexは、ステーブルコインUSDTを発行するTether(テザー)社と深い関係があり、BitfinexとTether社は共通の親会社である「iFinex社」を持っています。

Bitfinexの取り扱い通貨は?

Bitfinexは取り扱い通貨が豊富であり、記事執筆時点で200種類以上、通貨ペア数でいうと300ペア以上を取引できます。

一例として、

  • ビットコイン(BTC)
  • Tether(USDT)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ライトコイン(LTC)
  • ドージコイン(DOGE)

などに対応しています。

Bitfinexの取引手数料

Bitfinexの取引手数料は、Maker(メイカー)とTaker(テイカー)で分かれています。

  • 仮想通貨→仮想通貨への交換:Maker0.1%、Taker0.2%
  • 仮想通貨→ステーブルコインへの交換:Maker0.1%、Taker0.2%
  • 仮想通貨→法定通貨への交換:Maker0.1%、Taker0.2%
  • デリバティブ(レバレッジ)取引:Makerマイナス0.02%、Taker0.075%

Makerとは、「取引板」に注文を掲載し、約定するまで待つ必要がある注文のこと(指値注文など)。Taker注文とは、「取引板」にすでに掲載されている注文と約定させること(成行注文など)を指しています。

ちなみにBitfinexの取引手数料は、月間の取引量によって割引が行われます。

ただし画像のように、割引が受けられるのは最低50万ドル(約5000万円)以上とかなりハードルが高いため、多くの人は割引なしで取引することになるでしょう。

しかしBitfinexの手数料は割引なしでも十分に安価な部類に入ります。

Bitfinexのメリット

Bitfinexを利用するメリットは2つあります。

「ステーキング」に対応していることと、仮想通貨UNUS SED LEOを扱っていることです。

Bitfinexはステーキングに対応

ステーキングとは、仮想通貨を所定の場所に預け入れることで、利息収入を得る運用方法。

ビットコインのマイニングと似た仕組みで、仮想通貨のネットワークの維持に貢献することで、コツコツと不労所得が得られます。

Bitfinexでは、上記の通貨をステーキングすることができます。

たとえば、TRON(年利6~8%)、EOS(年利0~3%)、Tezos(年利3~5%)のほか、Ethereum2.0(年利10%以下)、Kusma(年利8%以下)などとなっています。

BitfinexはUNUS SED LEO(LEO)を扱う

仮想通貨UNUS SED LEOとは、Bitfinexの親会社であるiFinex社が発行している取引所系トークン。

UNUS SED LEOには以下のような特徴があります。

  • iFinex社とその関連会社(Bitfinexを含む)の総売上の「最低27%」を使って「買い戻し」と「バーン」を実施するため、トークンが上昇しやすい
  • Bitfinexの取引手数料が保有量に応じて最大25%割引される

世界的に有力視されている取引所トークンUNUS SED LEOを取引できることはBitfinexのメリットのひとつでしょう。

Bitfinexのデメリット

一方でBitfinexの信頼性を疑問視する声があることは、デメリットとして挙げる必要があります。

その代表例は「テザー問題」です。

Bitfinexの関連会社であるTether社は、本来保有していなければならないはずの「裏付け資産」を十分に保有していないのではないか、との疑いの目を向けられています。

また「裏付け資産の内訳」についても、高いリスクの資産をい含むことが指摘されています。(参考:仮想通貨暴落の原因は「テザーの準備金」)。

さらに、Bitfinexは過去に生じた8億5000万ドル(約950億円)の損失を隠ぺいするため、不正にUSDTを発行し、穴埋めしたともされています。

同社の経営状態は良好であると考えられており、Bitfinexを利用しても直ちに危険はないでしょう。

一方で、Bitfinexほどの大手企業にこれだけの疑惑があるのはめずらしく「何かある」と思われても仕方がない面もあります。

Bitfinexの買い方

Bitfinexの登録はこちらから行うことができます。

類似する海外取引所としては定番のバイナンスもおすすめです。