NASDAQ(ナスダック)と提携した仮想通貨取引所「DX.Exchange」とは?

取引所

こんにちは、阿部です。

今回は、ナスダック(NASDAQ)と提携した仮想通貨取引所「DX Exchange」について解説いたします。

あの「ナスダック」ですよ!

GoogleやAmazon、Microsoftなどの世界的企業が上場しているあのNASDAQです。

さっそく、詳しく見ていきましょう!

NASDAQ(ナスダック)と提携した仮想通貨取引所「DX Exchange」とは?

DX.Exchangeとは、ナスダックと提携し、ナスダックの持つ高度なシステムを利用した仮想通貨取引所です。

ちなみに旧名称はCoins Exchangeでした。

ナスダックシステムは、世界トップクラスの「規制」「基準」のもとに設計されています。

その強固なシステムを暗号通貨取引所へ応用することでこれまでにない信頼性が期待できます。

NASDAQ(ナスダック)と提携した仮想通貨取引所「DX Exchange」の特徴

その特徴や、取引所の仕様について紹介していきます!

  • 名称:DX Exchange(元Coins Exchange)
  • 対応法定通貨:アメリカ、日本、香港、イギリス、エストニア、キプロスに対応予定
  • 取り扱い通貨:BTC, BCH, ETH, LTCなど主要6種類(その後、時価総額ランキング上位20~25位を目安に対応予定)
  • ICOプラットフォーム:◎
  • クレジットカード入金:◎(予定)
  • 取引手数料:無料

上記を1つずつ見ていくと、対応法定通貨に日本が含まれていることがわかります。

つまり、日本円での入金に対応する予定があるということです。

世界最高クラスのナスダックシステムを採用した唯一の取引所なので、世界中からの利用を想定していますね。

さらに、ICOのプラットフォームも提供するのがDX Exchangeの特徴です。

このようにさまざまな点に強みがあるDX Exchangeですが、取引所のCEOであるDaniel Skowronski氏によると「当企業の強みは、ブランド力・技術・規制にある」とのこと。

もう1つ注目すべきなのが、取引手数料が無料!ということ。

ところでNASDAQ(ナスダック)とは?

ナスダックシステムを採用した世界初の取引所「DX Exchange」のいったい何がすごいのか。

それを知るためには、ナスダックとはどんな証券取引所なのか軽く知っておくとよいでしょう。

そもそもナスダックとは

  • アメリカの証券取引所(株式を売買する機関)
  • 世界を代表するハイテク株(Google、Amazon、Microsoft、任天堂、Appleなど)が上場
  • ニューヨーク証券取引所に続いて、世界第2位の取引量(東京証券取引所と大阪証券取引所を合計したよりも大きい)

という取引所です。

これだけでも、ナスダックの凄さがわかりますね。

こうした株式市場を代表する取引所との提携が見られるようになったことは、仮想通貨場の成長と期待感を物語っています。

明るい未来が感じられるニュースですよね。

DX.Exchangeの将来性

 

ナスダックが仮想通貨の取引所に対しテクノロジーを提供したことは驚きですが、それ以上に注目するべき点は下記です。

それは、ナスダックのCEOが

将来的にナスダックは仮想通貨取引所になることを検討する」

と発言していることです。

ナスダックは「DX Exchange」を通じて通貨通貨市場にアクセスするのみならず、ナスダック単体で仮想通過取引所となる可能性を表明しているのです。

こうなることを考えると、DX EXCHANGEをそのまま買収することも考えられますので、世界一の仮想通貨取引所になるかも知れません!

DX.Exchange最新ニュース

エストニアの仮想通貨取引所「DXエクスチェンジ」が、通常の仮想通貨取引に加え、アップル社やフェイスブック社の株をトークンとして発行し、購入できるようにすると明らかにしました。

  • アップル
  • フェイスブック
  • グーグル
  • テスラ
  • ネットフリックス

など、アメリカのナスダック証券取引所に上場する銘柄が対象です。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

いよいよ「株式のトークン化(仮想通貨化)」の時代がきていますね!

たとえばフェイスブックのトークンは、仮想通貨のテクノロジーを用いていても、本質的には「フェイスブック株」です。

「だったら株でいいじゃん」と思ってしまいますが、トークン化することで仮想通貨と同じように24時間365日、しかも国内外から購入できるようになります。

僕は将来、トークン形式での株式発行が当たり前になると考えています。

またそれにより、仮想通貨の社会的地位、ひいては価格上昇にも貢献してくれることでしょう!

ちなみに、上記トークンはイーサリアムのブロックチェーン上で発行され、ERC-20に準拠するとのことです。