「海外取引所のSB101ってどんな取引所なの?」
「アトミックコインとの関係は?」
と、SB101について疑問を感じていませんか?
そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて解説します。
さっそく、詳しくみていきましょう。
SB101とは
SB101とは、 ゲーミング事業の年間利益が約6000億円を超える世界最大のオンライン・ゲーミング企業が立ち上げたとされるジブラルタルの仮想通貨取引所。
メンバーシップを重視し、高い品質を24時間いつでもどこでも投資家に提供するとしています。
一説によると、SB101の会長が所有するビットコイン量は世界で5位以内とも。
ただし、日本の金融庁によると、SB101は代表者が不明の業者となっています。
SB101の仮想通貨カード事業
SB101の特徴は、VISAやMastercard、銀聯といった国際ブランドと提携した仮想通貨カードを提供していること。
ビットコインやイーサリアム、ライトコインの残高の範囲内で、クレジットカード対応店舗ならどこでも仮想通貨で買い物をすることができます。
取引所SB101にはウォレット(電子サイフ)機能があります。
このため、SB101に仮想通貨をチャージしておくことで、「取引」「保管」「買い物」のすべてが一元管理できるようになっています。
SB101が金融庁から警告を受けた経緯
SB101は2019年2月、日本の金融庁から、仮想通貨「Atomic coin(アトミックコイン)」の売買媒介などを行ったとして、「警告」を受けています。
金融庁は「仮想通貨交換業」のライセンスを持たない取引所による日本居住者へサービスの提供を認めていません。
そのため、「未登録業者」として警告したわけですね。
ただ、2018年3月には、海外取引所バイナンス(Binance)が金融庁から「警告」を受けましたが、バイナンスは今も日本居住者へのサービスを提供しています。
そのため、金融庁からの警告には業務を停止させる強制力はありません。
とはいえSB101や、後述するアトミックコインのイメージダウンにつながったことは間違いないでしょう。
SB101とアトミックコインの関係
SB101の最大の特徴は、「アトミックコイン」と深い関係にあることです。
アトミックコイン(Atomic Coin)とは、オンラインカジノを利用用途として開発された仮想通貨。
オンラインカジノを提供している万博体育、フェニックスゲーミングなどと関係を持ち、将来的にはこれらを含む1800のオンラインカジノでの採用を目指しているとされています。
そんなアトミックコインは過去、SB101で購入可能でした(最低購入価格は140ドル~)。
オンラインカジノ市場は世界的に急成長しており、現在50兆円前後に達しているとも考えられています(正確な市場規模には諸説あります)。
加えて、毎年5%程度拡大が見込まれている成長産業です。
もしアトミックコインがオンラインカジノ市場で普及し、「オンラインカジノで遊ぶならアトミックコインが必須」というほど普及した場合には、その上昇のポテンシャルは計り知れません。
そうしたことからアトミックコインに将来性を感じ、資金を投じた投資家も多かったのですが、、、
2021年1月現在、アトミックコインのBTC建て価格は低迷しています。
今後、アトミックコイン上昇するには、どれだけ大手オンラインカジノとの提携を実現できるかが重要でしょう。
加えて、投資家からのイメージダウンを防ぐため、プロジェクト側は真摯に進捗状況を報告する必要がありそうです。
アトミックコインの買い方
ここまで解説したように、SB101はアトミックコインと深い関係にあります。
アトミックコインコインは現在、取引所ATC Exchangeにて取り扱われています。