こんにちは、阿部です。
本日は気になるFXニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは為替相場を確認していきましょう!
今週の為替相場は?
今週の為替相場は、ドル円が111円台後半、ユーロ円は124円台後半で引けました。
もっとも取引量が多い通貨ペアであるユーロドルは1.11台前半で引けています。
さて、それでは今週の気になる為替ニュースをみていきましょう!
①【円高濃厚!?】ゴールデンウィークにFXをするメリットとは?
先日、ザイスポFX!で公開した記事。
令和時代が近づいてきました。令和関連の話題もいろいろと…
「令和」最初のGWは怒涛の10連休! FX、外国株、取引所CFDで取引三昧はいかが!?https://t.co/bH75V1wyXF #FX
— 井口稔@ザイFX!編集部 (@Neko_Iguchi) 2019年4月21日
平成最後かつ令和最初のゴールデンウィークが2019年4月27日(土)から5月6日(月)までやってきます。
「大型連休では証券会社が休むため、FXはできない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
事実、「日本株」は10日間にわたって取引ができなくなります。
しかしGWは日本独自の休日であるため、FX市場や外国株などは引き続き取引可能です。
今年のゴールデンウィークはFX漬けの生活で一気に腕を上げてみては?
阿部悠人の考察(重要度★★)
②日米の「為替条項」最新情報!「円高」は避けられない!?
麻生って典型的な内弁慶だね。国内じゃ威張り腐っているくせに、アメリカ相手じゃまるで借りてきた猫、一体何年財務大臣やってんだよ。
絶対に避けたかった「為替条項」交渉、簡単に押し付けられる。ひるおび pic.twitter.com/YpAfzds2jP— yoshita07 (@Harunchan123) 2019年4月26日
25日、日本とアメリカが「財務相会談」を実施しました。
その中で、アメリカ側は日本側に対し、貿易協定に「為替条項」を盛り込むことを要求してきたことが分かりました。
アメリカとの交渉にあたった麻生太郎財務相は、アメリカに対し、
「私の立場として、貿易政策と為替政策を関連付けるような議論には賛同しかねる」
と、「為替条項」の導入に反対の意向を伝えています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
やっぱりアメリカは為替条項を要求してきましたか……。
これで、日米がドンパチするのは必至ですね。
アメリカは、日本からの輸入がアメリカの雇用や経済にマイナスになっていると考えています。
なのでそれを阻止するため「円高」に持っていきたいのです。
それを実現するのが「為替条項」と呼ばれる協定。
日本としては、アメリカにたくさん輸出したいわけなので「円安」のほうが都合がいいですし、輸出が減ると経済に大打撃なので、「為替条項」には反対の立場です。
いっそう先行きが不透明化していますが、為替レートに直結する議論なので、注目せざるを得ませんね。
もし日本が言いくるめられ為替条項が実現すれば、「円高」の展開になることはほぼ間違いないでしょう。
③歴史的なボラ低下を記録したドル円、今週は「ボラ復活」
ドル円はここ最近ボラが大きくなってきてユーロドルはボラの乱高下が激しいがトレンドが続くようになってる。
ただユーロドルは70-80pipsは平均でボラ欲しいけどね。#fx#トレード#投資 pic.twitter.com/QWy8Peh9qD
— sloth@ナマケモノトレーダー (@IMM5555) 2019年4月26日
4月15~19日週の為替(FX)市場の米ドルは、ボラティリティ(価格変動)が歴史的に低い水準で推移しました。
そのため今週(4月22~26日)もさらなるボラ低下が進むのではないかと心配されていましたが、今週は転じてボラティリティの高い日が続くことになりました。
ドル円のボラティリティは平常時まで復活したと言ってもよさそうです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
先週のブログで、「(ボラ低下は)あくまで一時的なもので、相場は再び当たり前のように動き出す」と述べましたが、ちゃんと戻ってくれましたね。
ボラティリティには周期があるので、ずっと下がりっぱなしということはありません。
上昇と下降を繰り返すことが多いですね。
このままゴールデンウィークもしっかり動いてくれると思うので、トレードを続け、最高の10連休にしたいですね!
④来週の見通しは?4月29~5月3日の重要指標まとめ
【来週のイベント】
「FOMC・雇用統計・アップル決算・スペイン総選挙・英地方選挙・中国PMI・トルコインフレレポート」
🇺🇸FOMC(5/1)と米雇用統計(5/3)は別格の横綱級イベント
🇺🇸アップル社の決算(4/30)にも注目
🇪🇺欧州の政治に注目🔽PickUp(週間イベント)https://t.co/InMTd1z7Cl#fx #為替 pic.twitter.com/pttLuwYheR
— 外為どっとコム (@gaitame_com) 2019年4月26日
為替(FX)相場は、経済指標発表に合わせて大きく動く特徴があります。
そこで、来週(4月29日~5月3日)の主要な経済指標の中から、特に重要なものだけをピックアップし、以下にご紹介します。
- 4月29日(月):「アメリカ・個人所得・支出 2月と3月(21:30)」
- 4月30日(火):「アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数 04月(23:00)」
- 5月1日(水):「アメリカ・ISM製造業景気指数 04月(23:00)」「アメリカ・FOMC」
- 5月2日(木):「イギリス・英中銀政策金利 05月(20:00)」
- 5月3日(金):「アメリカ・雇用統計 04月(21:30)」
阿部悠人の考察(重要度★★)
「アメリカ・FOMC」「雇用統計 04月(21:30)」は、FX市場でもっとも注目されるイベント。
この2つが重なる来週はアツいですね!
FOMCとは、アメリカの金融政策を決定する会合のこと。
利下げ・利上げを含む重要な決定がなされ、為替レートへの影響も大きいです。
また雇用統計は、言うまでもなく月1回のお祭り騒ぎ!
アメリカの労働者の雇用状況を調査した指標ですね。
この2つはゴールデンウィーク中にやってきますので、僕も張り付いて戦闘態勢に入りますよ!
今週のまとめ
- 【円高濃厚!?】ゴールデンウィークにFXをするメリットとは?
- 日米の「為替条項」最新情報!「円高」は避けられない!?
- 歴史的なボラ低下を記録したドル円、今週は「ボラ復活」
- 来週の見通しは?4月29~5月3日の重要指標まとめ
以上、今日の気になるFXニュースでした!
なんとなく「FX市場も閉まっちゃうんだろうな」と思っている方も多いですが、実はずっとオープンしていますよ!
株式トレーダーの方なども、この機会にぜひFXに挑戦してみてください。
また、ゴールデンウィークはFXをするのに最適な時期です。
なぜなら「円高になりやすい」というジンクスがあるから。
アメリカでは「セル・イン・メイ(Sell in May)」といって、5月に株が下落するというジンクスがあります。
その際、一緒に米ドルが下落しがちで、そのリスクを回避するため、円が買われやすくなるとされています。
事実、過去10年のデータを調べてみると、「60%の確率で円高」という結果になっていますよ!