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米の動向でビットコインの価格がさらに上昇?

仮想通貨ニュース
こんにちは、阿部です。

株式市場や商品(コモディティ)市場で世界を牽引するアメリカ。

ウォール街を抱え世界一の金融先進国と名高い国ですがビットコイン市場においては存在感の薄い状態が続いています。

しかし逆にいえばアメリカが本格的に参入していないことでビットコイン価格に伸びしろがあるともいえます。

記事ではビットコインとアメリカの関係から今後投資家は、ビットコイン市場とどのように関わればよいのかを考察します。

アメリカでビットコインETF認可への動き

ビットコインが今後さらに価格を上昇させるのかを考える上で、大きな要因の1つに「ETF(上場投資信託)」認可問題があります。

アメリカで検討されているビットコインETFですがもし実現することとなればより一層の値上がりが期待されます。

ETFや投資信託とは?

ETF(上場投資信託)とは、そもそもどのようなものでしょうか?その名前にもあるように、ETF(上場投資信託)は「証券取引所に上場し、取引されている投資信託」のことです。

ではビットコインが投資信託になることは何を意味するのでしょうか?

投資信託は「複数の投資家からお金を集め投資のプロが投資家の代わりに運用することで利益を狙う」のが目的です。

このためETFもターゲットに投資の初心者層を含んでいます。

初心者は自分自身で株式やコモディティを直接購入するのは少し怖い。

そのようなときに投資信託に投資するという方が多いのです。

ビットコインETFが認可されると何が起きるか

現状、ビットコインを投資対象と考えているのは、ビットコインにある程度詳しい方や、ビットコインの魅力を知っている方など、ごく一部の投資家です。

大半の投資家は上述の投資信託(ETF)などメジャーな投資方法からはじめようとするからです。

しかしビットコインETFが誕生すると「ETF(上場投資信託)にビットコインがあるんだ。買ってみようかな」という方が多くなります。

これがビットコイン価格を押し上げる要因になると考えられます。

ビットコイン価格がさらに上昇していくためには初心者層や、これまでビットコインを知らなかった層を取り込んでいくことが重要です。

ETF(上場投資信託)の購入を検討する投資家はビットコインへの直接投資を検討する投資家よりはるかに多いため場合によってはビットコイン価格が暴騰する可能性もあります。

2017年4月26日アメリカのSEC(米証券取引委員会)がビットコインETF(上場投資信託)認可するか否かを再検討することがわかりました。今後の動向に注目ですね。

アメリカの大口投資家が本格参入するか

ビットコイン市場にアメリカが大きく関わる部分は、ビットコインETF認可による初心者層の取り込みだけではありません。

アメリカの大口投資家の間でビットコインに投資する動きが強くなりつつあると考えられていることも重要です。

2017年4月28日米ドル換算のビットコイン価格が1BTC/1330ドルを超えて過去最高となったのを機に5月5日現在、1BTC/1600ドル前後まで上昇。

短期的には「ビットコインETFが認可されるのではないか」との期待感から買いが集まったことがきっかけと考えられます。

これまでは中国がビットコイン相場を牽引してきた

2016年の1年間でビットコイン価格は3倍に値上がりし、さらに数年前からだと100倍以上の値上がりを見せました。

その原動力はやはり中国のビットコインの爆買い。

実際、2016年には全世界のビットコイン取引高の95%を中国のみが占める(!)状態になったこともあります。

ビットコインの規制が強まるのではないか?と言われている中国ですがそれとは裏腹に世界一取引が盛んな国だったのです。

今後はアメリカの大口投資家に期待

しかし、2017年に入った直後、中国のビットコイン取引高が激減。それに伴い、全世界の合計取引高も大幅に減少しました。

一時期ビットコイン価格は下降に向かうのではないか?とも思われましたが上述のようにビットコイン価格は過去にないレベルの値上がりを見せています。

アメリカでは自国の出来事とあってビットコインETF認可への期待がビットコイン価格に与える影響も大きいものと考えられます。

当然アメリカの大口投資家も注目していることでしょう。

今後、ビットコインETFが認可されれば長期的にはETF経由で初心者層がビットコインへ投資しそれに伴いビットコインの値上がりが期待されます。

また中期的にはビットコインETF認可の動向により大口投資家が多額の資金を投入する可能性もあります。

いずれにせよ今後のビットコインを予測する上で欠かせないビットコインETFの動向。

そしてそれに関係するアメリカの動向。注意深く観察する必要があるでしょう。