物販で確定申告の際に棚卸が必要「在庫にも税金がかかるのか」

各種雑学

こんにちは!阿部です。

そろそろ確定申告の時期になってきましたね。

僕自身も確定申告に向けて資料をまとめる作業に追われてます。

物販で確定申告の際に棚卸が必要「在庫にも税金がかかるのか」

確定申告とは1月1日~12月31日までの1年間での所得を確定させ、納める税金を申告することです。 

副業や個人でやられている方は2月16日~3月15日までにお近くの税務所に提出が必要です。

*法人の場合は決算日より2か月後までが提出期限です。

物販を行っていて一番いやだなと思う瞬間が”棚卸”を計算する時です。 

この棚卸さえなければ楽しくやれるのですが、どうしても僕には受け付けません笑

そもそも棚卸って何かと言いますと、在庫の金額がどれだけあるか調べること

決算前までの1年間で仕入れた物で在庫として残っているものを1つ1つ在庫の原価を出さなければならないのです。 

この棚卸の金額を出さなければ、物販の場合は確定申告ができないんですね。

僕自身起業し始めた2014年に関してはまったく仕入れの履歴をつけていなかったので一生懸命メルカリなどの履歴を調べて付け直しました。

 メルカリから仕入れてヤフオク、アマゾンで販売するということを行っており1つ1つ商品の原価を確認し販路先との紐づけを行っていたのですがこれまた大変で大変で・・・・・

棚卸をするだけで約10日くらい追われて大変だったのを覚えています泣 

この棚卸をする意味ですが、確定申告をする際に必ず必要なことです。 

今年どれくらい利益がでたのかを申告するのですが、出すためには在庫残高を算出しなければならないんですね。

実際の計算方法

式を見ていただければわかりやすいのですが

売上総利益=売上高-(期首棚卸高+当期仕入れ高-期末棚卸高)

上記の計算式を例で説明しますと、ネックレスAを100個仕入れ(1本100円)、そのうち70本を1本200円で売り、残りの30本が在庫となっているとします。

 この場合の売上総利益の金額は以下のようになります。

売 上   14,000円=200円×70本

仕 入   10,000円=100円×100本

在 庫   3,000円=100円×30本

売上総利益 7,000円=14,000円-10,000円+3,000円

そしてこちらからかかった経費を差し引いてさらに税率をかけますとかかる税金が決まります。

意外!と思われるかもしれませんが、在庫にも税金がかかります。

本当なんで??と思うのですが僕だけでしょうか。

棚卸という面倒なこともしなければですし、さらに在庫があればその分税金がかる!

 どうして単純に利益だけに税金をかけないのか気になりますね。

シンプルに売上ー仕入れー経費になればかなり楽なのになあ。。。と思うのですが。

 1年で本当にへこむ時期が決算、確定申告の時期なんですよね笑

そうしたこともあり僕は最近無在庫に力を入れてますかね笑 

無在庫だと、棚卸や在庫に税金がかかることがないので。

在庫があるとリスクもありなぜかやる作業も増えてしまうんですよね。 

規模が小さいうちはまだいいのですが扱う商品数が多くなると非常に大変。

この点はうまく仕組みづくりしないとですね。

こうしたこともあり年末あるいは決算近くなりましたら在庫はなるべく処分したほうがいいです。

 ちなみに、よく家電量販店などで在庫処分セールとか決算セールとかやってるのは、こうした理由のためですね。 

税金について事前知識がないと稼げたとしても損することが多いです。

利益を増やす攻めの姿勢も大事ですが、節税対策して守りも固めていきましょう!

本日は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございます。