こんにちは!阿部です。
本日は、コンサル生の方との定期面談でいろいろと相談に乗っていたのですが、「ある問題」に直面してました。
その方は、現在会社員で副業として物販ビジネスに取り組んでおり、本業が毎日朝の7時から夜22時頃までと残業もあり、かなりきつい感じでした。
収入面では問題ないようなのですが、やはりこのままでは時間がなく「好きな事ができない」ため、独立を目指して僕の元で学んでおります。
物販ビジネスは会社から帰宅後0時~3時まで毎日2,3時間程度取り組んでいるのですが、初月で18万円、2か月目で45万円と、順調に結果を伸ばしております。
ただ、「ある問題」が立ちはだかり苦戦している状態です。
何かといえば、「使う時間を増やせばもっと利益を伸ばせるところだが、本業もあるのでこれ以上物販を取り組むのが難しいくなり、どうすれば良いのか」ということでした。
確かに「転売」に関しては『やればやるだけ利益が伸びる』のですが、それなりに時間を費やさなければなりません。
そうなると時間が限られている方には結構厳しいところがありますよね。
「転売」自体、稼ぐことは簡単で初心者にはお勧めなビジネスなのですが、稼げるようになってくると「時間」の問題に直面してしまうのです。
転売=労働
「安く仕入れて高く売る」超シンプルなビジネスモデルで、 初心者が稼ぎやすくおすすめです。
1日2時間やり続けると3か月以内に月利で20万円ほどは稼げるようになります。
ただ、転売ビジネスは「作業」が多く、仕入れては売るというのを繰り返すビジネスである以上、稼ぐと同時にやることが増えていきます。
「転売」は具体的に
- リサーチ
- 仕入
- 出品
- コメント対応
- 取引連絡
- 梱包
- 発送
ザッと上げるだけでも1つの商品毎にこの作業の繰り返しです。
さらに、基本的に「資産」と呼ばれるものが積みあがらず、本当に本当にこの繰り返しなのです。
そして他に上げるとしても「店舗せどり」というと
- わざわざお店に足を運ぶ
- リサーチのために長い時間、立ちながら商品を1つ1つ選定する
- 商品が見つかったとしても商品を運ばないといけない
それに比べたら、ネット完結の「電脳せどり」は在宅でできるため、楽なのですが問題もあります。
自動化をしないと転売で稼ぐ未来はない
「転売で月収100万円とか稼いでいても実は1日12時間働いてます」的な人が結構いたりします。
確かに稼げて良いかもしれませんが、僕は1日1時間で月30万円稼げた方が断然良い!という派です。
自由な生活を手に入れるために、転売を始めたのに忙しくなっては元も子もありません。
では、「どうすればいいの?」ということですが、結論から言うと「自動化の仕組みを作る」しかありません。
色々な作業を「誰か」や「システム」に任せるのです。
外注化とは
外注化とは、今ご自身がやられていることを誰かに任せることです。
自分だけができること、自分がやらなければいけないことなんてほぼありません。
なので、すぐ任せていくのが物販ビジネスで稼いでいく人の思考です。
ただ、「外注化」と聞いて「自分には無理でしょ・・・」と思われるかもしれませんが、あなたでもすぐにできます。
なぜかと言えば、「転売ビジネスは簡単だから」です。
簡単ということは誰にでもできるので、任せる人を見つけてきて、やってきたことを教えるだけです。
すでに自分自身で転売をしている以上、その経験を直接1つ1つ教えてあげたらいいですね。
また、外注は以下の3つに分類できます。
- インフラの外注買付代行、FBA、個別配送
- 作業の外注リサーチ、出品、利益計算等
- 専門性の高い外注サイト作成、デザイン関係等
そして、外注先には個人と業者の2種類があります。
個人への外注
個人への外注は「クラウドワークス」や「ランサーズ」など、ネット上で募集するのが一般的ですね。
業者への外注
業者への外注は、アマゾンのFBAや中国輸入で利用する買付代行会社が代表的なモノですね。
FBAや買付代行業者を利用したことがある方はその「便利さ・ありがたさ」が分かると思います。
あれがなかったらと思うとゾッとしますよね。
もちろん、完全なストレスフリーとはいきませんが、外注することで相当の手間とストレスをカットできますよ。
私もそうですが、周囲の物販で稼いでいる人は皆外注を利用しています。
外注化は誰もが通る道
前述のとおり、ある程度の規模感を出すためには外注は必ず必要な工程になってきます。
外注をうまく使って仕組化し、売上が上がれば上がるほど自分のビジネスに充てる時間を短くすることができ、新たなビジネスに取り組んだり、余暇を楽しむこともできます。
外注化の重要性
また、実際に転売をしていく中で
- 各種アカウント設定、リサーチ、
- 仕入れ、検品、出品、
- コメント対応、梱包、発送、
- 利益計算、在庫確認 など……
”物品”を扱う以上、やることって本当に多いんですよね。
しかも、基本的には薄利多売なところもあり、稼ごうと思ったら「作業!作業!作業!」って死んじゃいますね。
例えば先ほども言ったように、1日2時間使っていて10万円稼げていたとして20万円稼ぐなら4時間、40万円なら8時間・・・って感じで、収入を増やそうとすればするほど時間が無くなるっていやですよね?
僕としては物販ビジネスは、【何かしらの「目標や夢」を叶えるための手段】だと思ってます。
自由になりたい!と思って始めたのに、結局、ビジネスに縛られてしまうってなんか違いますよね。
僕自身、ビジネスを教えてて思うのが「皆、作業し過ぎ!」って思うわけです。
それって、ある程度慣れてきたら本当は自分自身でやる必要はないですし、自分はもっと収益を上げるために時間を使わないといけないです。
例えば、それが、「人の指導」「管理」「リサーチ」「戦略」とここが大事になってくるわけですね。
その中で、”外注化”がかなり重要となるわけですが・・・実際、取り組んでおりますか?
結構、「私になんかできないよ・・・」って感じで、抵抗を示している方も多いと思います。
はたまた、「やってみたけど、すぐに辞めちゃって・・・・」という声もよく聞きます。
外注化への抵抗
みなさん”外注化”って抵抗ありますか?
大方の人は”YES”だと思います。
僕も初めはそうで、今でもちょっと思っています。
というのも、僕自身、ずっと人に何かを教えるということをしてこなかったからですね。
ビジネスを始めたのは学生の時で、社会経験はなくバイトでもずっと派遣で働いており、リーダーといった形のポジションにもなったこともありませんでしたからね。
なので、僕自身、人にやってもらって収益を上げるなんて始めは一切考えたこともなかったですし、「1人でがむしゃらに頑張るぞぉ~!」って感じでした。
それで、月商で450万円を普通に稼いだわけですが、これを続けていっても大丈夫なのか・・・と思うようになったわけですね。
元気で時間があるうちはいいですが、体調を崩したり、急用ができたり、遊びにいったりといったようにずっと作業しているわけにはいかないじゃないですか。
しかし、作業しないと収入が立たないですよね。
なので、どんな時でも、【収入を得られる仕組み】を作らないといけないな!と感じました。
そう考えると、やるべきことは”外注化”になるわけです。
人の力は必要
- 「コメントの返答」
- 「取引連絡」
- 「発注作業」
などといった工程では「人」の力も必要になります。
これらの作業が【人に任せる= ” 外注化 “】です
システムと外注化にて仕組みを作ることで、ストレスフリーの自動化物販への道が開けてくるのです。
実際に、僕自身もがっつり物販ビジネスに取り組んでいますが、物販に取り組む時間は1日30分などその程度です。
昔は1日12時間とか時間をかけて月収100万越えとかでしたが、もはや今は10分の1の作業量に各段に減ってます。
これも、しっかりと先を見据えて「仕組み作り」をしたからなのです。
外注化の前に
ただし、物販を行う上で「いきなり納品代行業者を使って外注化する」ことはお勧めしません
最初は自分の家に送り、自分で商品を受け取り、個々の商品を確認してください。
そして、商品ラベルや配送ラベルを貼り、FBA納品をするという一連の作業を経験してみてください。
何を外注したのか分かっていないとサービスの活用に不具合が生じることがあります。
ですので、一連の流れをすべて実際に自分で行い、理解してから外注化するようにしましょう。
「納品代行業者への外注化」がどのようなモノかイメージできましたでしょうか?
代行業者を利用することによって、稼ぎに直結する時間を大幅に増やすことができます。
さらに、時間と場所に悩まされることもなくなり、心に余裕ができます。
では、ここからは外注化の中でも「梱包・発送」についてのノウハウについてお伝えしていきます。
どうしたら外注化ができるの?
では、これからお願いできる人を見つけないといけませんね。
一番簡単なのは、身内の家族や兄弟、知り合いにお願いできたら安心してお任せできますね。
ただ、「今やっていること知られたくないし、そもそも1人暮らしで任せらんないよ。」なんて人でもOK!
今からお伝えするサイトで募集すれば簡単に集められます!
それは、クラウドワークスというサイトです!
このサイトは「クラウドソーシングサイト」と呼ばれ、お仕事を発注したい人と探している人をマッチングさせるサイトです。
クラウドワークス以外にもランサーズ・SOHO・シュフティなど、たくさんサイトがあります。
こちらに任せたいお仕事を投稿すれば、お仕事したい人が応募してくれるため、あとは任せるだけです。
では、早速会員登録をして募集文面を投稿していきましょう!
募集文面はどんな内容書くの?
新しいことへの挑戦には勇気が必要だったり、なんて書いたらいいのか迷いに迷って諦めてしまう人も多いようです。
募集の文面に書くべきポイントでは
- お仕事内容
- 条件
この2つを書けばよいだけです。
お仕事内容は、今やっていることをすべて書けばOKです。
すべてって何ですか?的な感じで聞かれますが、リサーチ、出品、コメント対応、取引連絡など全部です!
全部任せたらノウハウぱくられちゃうでしょ。なんてよくある質問が飛び交うのですが心配いりません。
そう考えるのは、あなたのような「起業家思考」の方だけであって今回お願いする在宅ワーカー、特に主婦方はそうは思っておりません。
どちらかというと、「隙間時間にやりがいがあるお仕事でお小遣いが手に入ったらいいな」と思っており、自分でビジネスをしようとは思いません。
誰かのもとでお仕事をして稼ぎたいと思っている方が多いです。
なので心配ご無用で、僕も実際に今まで数十人、数百人と主婦の方にお仕事を任せてきましたがそのように独立された方はほとんどいませんでした。
そして、「条件面」ですが、これは採用するにあたり最低限必要なもの。
あとは報酬面に関する事項です。
最低限必要なもので言いますと「パソコン、スマホを持っておりネットがつながること。」また「1日2時間以上時間が取れる」などといったことです。
そして、報酬に関しては「成果報酬で1件○○円、月末締め翌月15日払い」などといった「お支払いの日にち」こうしたことを記載します。
外注って高いのでは?
まだやったことがない人に必ず聞かれることではありますが、意外と人を雇うのはそこまで費用は掛かりません。
普通に正社員として採用となると、数十万円といった金額が月にかかってきますので大変ですが、外注となりますと基本成果報酬などがメインです。
「1件200円とか」そのようなイメージなのでとても便利です。
任せる工程として、「出品、コメント対応、取引連絡、商品の発注作業、利益計算」これらを任せて「1件200円の成果報酬」でお願いできたりします。
そんなにやってくれないんじゃないの?
「そんなにしてくれない」と思われる方が多いと思いますが、実際にお仕事をする側からすると隙間時間に在宅でできるのがなによりも良かったりします。
というのも、小さなお子さんがいらっしゃる家庭ですと、外に出て働くのが厳しいからです。
なかなか幼稚園、保育園に預けられず、子供のそばで働ける環境は嬉しい環境です。
投稿した後は?
早速、募集面を作成し、クラウドワークスに投稿したら、あとは応募が来るのを待つだけです。
フリマアプリのお仕事は、応募してくるメイン層である主婦の方もだいたい使ったことがあるため、非常にお仕事を任せやすいです。
「すでにやったことがあることから、私でもできるかも!」と思い応募してくれる方が多いです。
なので、1回投稿するくらいでも5人は最低でも応募が来て、採用にほとんど困ることはありません。
応募が来ましたら、あとは再度お仕事の内容を説明したうえで、採用する流れとなります。
採用後は、徐々にお仕事を教えてあげて、任せていきます。
採用後に指導して育てるまでに時間はかかりますが、覚えてもらえれば、空いた時間に「新しい戦略」を考えたり、「ビジネス展開」をしていくことができます。
もちろん、その時間を趣味など好きなことに費やしてもいいですね。
「外注化」をしなければ未来はない
外注化は難しく感じて、なかなか踏み込めなかったり、うまく行かないと思います。
実際に、僕のコンサル生でも直接指導してあげて、何度も何度もフォローを入れていくことでできる感じです。
今まで自分自身が物販をやってきたことよりもハードルは高いです。
ただ、外注化をやらない限り未来はありません。
常に「労働」をし続ける必要があり、また作業に追われるばかりに新しい戦略をしていけないことで、移り変わりの大きいこの業界ではついていけなくなってしまうことでしょう。
逆に、しっかりと外注化の仕組み構築をすると1か月後、2か月後は自分のビジネスが自分自身がいなくても回るようになり、かなり楽になってきます。
ここでやるかやらないかは、あなた自身ですが・・・
絶対にやったほうが良い、乗り越えなければいけない道なのです。
外注に依頼するべき4つのこと
外注に依頼することは大きくわけて4つあります。
*今回はフリマアプリを例にしていますが、他のプラットフォームでも基本は同じです。
- フリマアプリでの買付
- フリマアプリで販売する商品のリサーチ
- フリマアプリでの出品
- フリマアプリで販売した商品の検品、梱包、発送
上記の 4 点を外注化していきます。
詳しく解説すると
① フリマアプリでの買付
購入する条件、商品のリスト等を外注の方に渡し、それを基にフリマアプリで商品を買い付けてもらいます。
「◯◯円で~を買えたら□□円お支払します」
という感じの成果報酬型で依頼すると良いでしょう。
アカウントは自分のアカウントを貸して共有するのがお勧めです。
購入してくれたものを確認しやすいですし、間違って購入した時や返品時など対応しやすいです。
※共有のやり方
- 設定したメールアドレスとパスワードを外注の方に教える
- 外注さんがアプリをダウンロードの上、
設定したメアドとパスワードでログインすればOK
お金が絡むので、 事前に身分証を提示をしてもらい、トラブルが起きないようにしましょう。
② フリマアプリで販売する商品のリサーチ
商品のリサーチには大変時間がかかります。
例えば中国輸入の場合、販売したい商品を見つけても中国サイトから探してくるのは見つからない可能性もあり、面倒くさい作業です。
面倒な作業ですが難しい所はなく、指示が出しやすいので「1 商品あたりいくら」という形で外注するといいでしょう。
中国輸入のリサーチに関しては、代行会社を使うのがお勧めです。
③ メルカリでの出品
メルカリは一品一品出品しないといけないため、出品作業には大変時間がかかります。
この作業を外注し、出品・コメントの返信を行ってもらいましょう。
「1つ売れたらいくら」という形でお願いするのがいいですね。
④ 販売した商品の検品、梱包、発送
在庫を置くスペースがある程度必要であり、発送もするため、時間とスペースの余裕がある方にお願いしましょう。
この作業も「1つ検品、梱包したらいくら」という形でいいですね。
また、この工程は③を依頼した方にお願いするのがおススメです。
出品までの流れがスムーズになり、資金回収のスピードが上がりますから。
以上が具体的な外注内容です。
いかがでしたか、具体的なイメージはつかめましたか?
まずは、上記の 4 つを外注してみてくださいね。
その後は、管理職を外注し①~④を担当している方の対応を任せます。
最終的には『お金の管理と戦略を考えること』だけがあなたの仕事になります。
まとめ
さて、今回は「外注化」について詳しくお話をしてまいりました。
しつこいようですが、外注化は売上・利益を伸ばす上で必ず行っていかなければならないことです。
物販の場合は
- 商品のリサーチ
- 出品
- お客さんとのやりとり
- 梱包・発送
- 利益の管理
これらすべて外注化していくことが可能です。
徐々に徐々に自分のやることはなくしていき、もっと稼ぐためにはどうすればいいかという販売戦略を考えていく方向にシフトしていきます。
目安的には月10万利益が出始めた時点で、何かしらの作業は任せていくといいです。
この基準を覚えておいて外注化を実施してみてください!