「仮想通貨界隈で話題になっているコピートレードってなんだろう?」
「スキルがなくても利益を狙えるらしいけど、少し怪しいな・・・」
と仮想通貨のコピートレードについて疑問を感じていませんか?
今回の記事では、そんなコピートレードのメリット・デメリット、始め方などについて徹底解説。
さっそく、詳しくみていきましょう。
仮想通貨のコピートレードとは?
コピートレードとは、「プロのトレーダーの口座」と「あなたの口座」を紐付け、プロトレーダーに変わりに運用してもらうことができるサービスです。
「プロのトレーダー」が買いポジションを持つと、あなたの口座も買い、プロのトレーダーが売りポジションを持つと、あなたの口座も自動的に売ることになります。
これで、初心者でもプロのトレーダーと全く同じ取引を行うことができます。
実はこのコピートレード、ここ数年人気が向上しています。
日本ではまだなじみが薄いのですが、海外では2020年にスタートしたBitCopyという仮想通貨コピートレードが人気急上昇中。
BitCopyに参加しているプロのトレーダーは、すべて成績・ポジションを公開しており、それを吟味しながらユーザーはどのプロのトレーダーをコピーするか選ぶことができます。
ちなみに、コピートレードは人間による裁量トレードだけではなく、自動売買(システムトレード)も選択可能。
たとえばBitCopy上では、100種類を超える自動売買の戦略から好みのものを選択することができるんです。
コピートレードといえば「FX」を想像する方も多いかもしれませんが、仮想通貨のコピートレードなら、ビットコイン自体をホールドすることによる値上がり益とコピートレードの利益をダブルで狙うことができるのが魅力ですよ。
コピートレードのメリットは?
仮想通貨の長期投資に加え、「コピートレード」で運用することにはどのようなメリットがあるでしょうか?
それは、まったくの初心者であっても、本当に「ほったらかし」で資産増加を目指すことができる点です。
「ほったらかし」というと、自動売買(システムトレード)を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、「ほったらかし度」が高いのは、上から、
- コピートレード
- 自動売買(EAによる自動売買)
- 裁量トレード(手動トレード)
の順番です。
なぜなら、裁量トレードでは高いスキルが必要となるほか、短期トレードの場合、「相場に張り付く」必要があります。
また自動売買ではずいぶんと「ほったらかし度」は高くなりますが、最初にEAと呼ばれる売買プログラムを検証したり、相場によってEAを使い分けたり、稼働を止めたり、設定を調整したりする必要があるからです。
しかしコピートレードでは、あくまで「プロのトレーダー」の口座と紐付けられているので、必要な判断はすべて「プロのトレーダー」が行ってくれますよ。
コピートレードのデメリットと注意点
一方で、仮想通貨のコピートレードにデメリットがないわけではありません。
まず、プロのトレーダーは「取引数」に応じて収益を得る仕組みになっています。
そのため、不必要に大きなロットでの取引が行われ、あなたの口座に大きな損失が発生することも場合によっては考えられます。
また、約定時間に若干、ズレがあることもデメリット。
プロトレーダーがエントリー・決済した後、あなたの口座に反映されるまでにタイムラグがあるので、不利な価格で約定されやすいんですね。
さらに、「プロのトレーダー」の選定が悩ましいという問題があります。
本当に腕のあるトレーダーの口座と紐付けるためには、ある程度の熟慮が必要です。
付け加えると、疑心暗鬼も大きな敵。
実力あるプロのトレーダーでも、一時的に負け続ける時期はどうしてもあります。
そんなとき、あなた自身で取引しているわけではないので確信が持てず、「もう任せられない」とプロのトレーダーを変更してしまう人がいます。
しかし、結果的にはそれは将来的に得られるはずの利益を失うことになってしまう可能性が高いです。
なお、一般的に「コピートレード」は、あなたが得た利益の20~30%の成功報酬を支払う必要があります。
しかし後述するBitCopyでは、プロトレーダーは収益を得ているものの、あなたが支払う成功報酬や、特別な手数料はありません(完全無料)。なので僕は、仮想通貨のコピートレードの場合はBitCopy推しです。
仮想通貨のコピートレードの始め方
では、いざ仮想通貨のコピートレードを始めるにはどうすればいいでしょうか?
その流れやイメージを簡単にご紹介します。
①コピートレードのサービスを探す
まず、どのプラットフォーム(取引所)でコピートレードを行うかを決めましょう。
といっても、コピートレード業界では、国内の事業者が非常に少ないです。
なので海外の事業者から探していくことになりますが、僕のオススメは「Bitcopy」。
2020年に本格稼働した新しいサービスで、先ほどお話ししたようにコピートレードなのに「成功報酬が無料」です。正直、迷ったら「BitCopy」でOK。
また、まだ海外取引所大手の「bybit」の口座を保有していない方は、合わせて開設しておいてください。
というのも、「BitCopy」は対応している仮想通貨取引所と紐付けて利用する必要があるからです。
ここでは定番の「bybit」でOKですよ。
②コピートレードサービスに口座開設する
コピートレードサービスを決めたら、忘れないうちに口座開設しておきましょう。
BitCopyの場合は、リンク先から「新規登録」をクリックすると登録可能です。
③委託するトレーダーを選ぶ
口座開設したら、あなたの口座と紐付ける「プロのトレーダー」を選定します。
上図のように、BitCopyではランキングなどから簡単に選べるようになっています。
ここでは詳細は割愛しますが、プロのトレーダーの選定のコツを紹介すると、、、
- 既に実績があるトレーダーを選ぶ
- 右肩上がりで増えているのがベストだが、急激な増加には警戒(なだらかな右肩上がりがベスト)
- ひとりの「プロトレーダー」を盲信せず、異なるトレーダーに分散する
などがポイントですね。
1年間で口座残高を5倍以上にする凄腕トレーダーも存在しますが、過去実績だけでは判断できません。
フォロワーが増えてくるとプロトレーダーによってはメンタル面のプレッシャーから伸び悩む場合もあったりします。
このあたりは本当に奥が深いので、試行錯誤してみましょう。
まとめ
今回は、仮想通貨のコピートレードの仕組みや始め方について解説しました。
コピートレードには賛否両論あると思いますが、忙しい方などは1からトレードを勉強するよりも、コピートレードを極めるほうが賢い場合もあります。
コツコツBTCの積み立てをしながら一部を「BitCopy」で運用するのもありでしょう。
あなたなりのコピートレードの上手な活用法を模索してみてください!