仮想通貨デビットカードHcard(FiatBit)とは、仮想通貨をチャージすることで買い物に利用できたり、ATMで出金することが出来たり等、便利なカードです。この記事では、仮想通貨デビットカードHcardに関するメリットデメリットから、税金に関する内容をまとめています。
そもそもデビットカードとは、預金口座と紐付けされた即時決済取引用カードです。
デビットカードとして使用出来る為、クレジットカードのように使いすぎてしまう心配もありません。
仮想通貨デビットカードHcard(FiatBit)のメリットとデメリット

【メリット】
・入会金、年会費が不要
他社のデビットカードを利用すると、入会金や年会費が発生しますが、Hcardは入会金、年会費が不要です。
・使いすぎる心配がない
Hcardはクレジットカードではなくデビットカードなので、入金した分しか使用出来ない仕組みです。その為、使いすぎる心配がありません。
・多数の加盟店で利用できる
Hcardはマスターカードと提携しており、世界5000万店舗以上の加盟店で使用することができます。(ちなみにマスターカードは世界シェアNo.1のクレジットカード会社です)
・ATMで仮想通貨を現金化できる
世界中のATMで即日引き出しをすることができます。現在対応しているATMは、「ゆうちょ銀行、セブン銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、イオン銀行、ローソン銀行、E-net銀行、Bank Time」
となっており、対応しているATMが多数あることがわかります。
【デメリット】
・カードの発行に手数料がかかる
入会金や年会費は無料ですが、最初にカードの発行手数料300ドルがかかります。
しかし、他社には手数料と別途入会金や年会費がかかる場合もあるので、
最初に手数料が掛かりますが、年会費などは掛からない為長い目で見るとお得かもしれません。
仮想通貨デビットカードHcard(FiatBit)の登録方法

まず、Hcardを購入します。
※購入は、FiatBitアプリ内から審査不要で購入することができます。
このアプリでは、Hcardの残高確認や、カード間の送金を行うことが可能です。
このHcardを使用するためには「Hcard」と「FiatBit」のアプリが必要なのでインストールする必要があります。
※Hcardアプリでは、カードのアクティベートを。FiatBitアプリではチャージ先となるHcardをリンクさせています。
仮想通貨デビットカードHcardの登録方法

アプリを立ち上げ、ユーザー登録を行います。
Hcardの番号を入力する必要がありますので、手元にカードを準備しておきます。
本人確認書類の登録が必要となりますが、ここでは運転免許証は使用することができませんので注意が必要です。
本人確認にはパスポートが必要ですので、準備をしておきましょう。
本人認証の最後には、パスポートを持った自撮り写真と、パスポートの見開きページの写真をアップロードする必要があります。
FiatBitの登録方法

FiatBitアプリは、仮想通貨取引所の機能を持っています。
このアプリでは、「Hcardへのチャージ」「USDへの振替」「仮想通貨の入出金」をすることができます。
アカウント登録ページを開き、アカウントの登録を行います。
Hcardアプリとは違い、ここでは電話番号とパスワードのみの登録で完了となります。
登録完了後、アプリでログインし、HcardとFiatBitをリンクさせます。
仮想通貨デビットカードHcard(FiatBit)の使い方

・Hcardへチャージする方法は?
Hcardにチャージするには、FiatBitのアカウントに仮想通貨を入金する必要があります。
FiatBitのウォレット画面から、入金を選択すると入金画面に進むことができるので、送金を行います。
送金後は、Hcardアプリからチャージ額等の確認が可能です。
ここで利用できる仮想通貨は、BTC, ETH, LTC,BCH,USDM,USDTです。
Hcardには限度額が設けられていますので、本人確認後には
「チャージ可能最大残高 13000ドル」
「ATMでのドル引き出し上限額 1000ドル(1回限定)、2500ドル(1日上限)
、25000ドル(毎年上限)」
上記の範囲内で利用することが出来ます。
・支払い後は?
Hcardを使用し支払いを行うと、登録されているSMSに通知がきます。
また、Hcardアプリの請求書画面から確認をすることができます。
仮想通貨デビットカードHcard(FiatBit)の税金

仮想通貨用デビットカードを使用し、税金が掛かるのは「仮想通貨で得た所得が一定を越えた時」です。この場合は確定申告をし、税金を支払う必要があります。
会社に勤務している方の場合、仮想通貨で得た利益が20万を越える場合は雑所得になりますので、確定申告を行う必要があります。
※法人であれば、事業所得となります。
また、仮想通貨には消費税は掛かりませんので、問題はありません。
以上、仮想通貨デビットカードHcard(FiatBit)について記載致しました。
デメリットよりもメリットが多く、使い勝手が良いカードだと思いますので、仮想通貨をされる方は使用されることをオススメします!