こんにちは、阿部悠人です。
「仮想通貨投資」を始めるにあたって迷うのは「どのような手法で運用するか」ではないでしょうか?
仮想通貨はまだ歴史が浅く有効な運用方法が明らかにされてない部分もあります。
ここでは仮想通貨の運用方法や、「短期投資」と「長期投資」の2つを比較・考察してみたいと思います。
仮想通貨の短期投資の考察
一般的な通貨や株式と比較して仮想通貨は短期投資との相性が良好と言えそうです。
その理由の一つに「ボラティリティ」が高いことが挙げられます。
「ボラティリティ」とは、価格の変動の大きさのこと。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は一般的な株式投資や投資信託などと比較すると、ボラティリティが非常に大きいです。
1日で10%~20%の変動は当たり前で、中には数倍といった銘柄も珍しくありません。
ボラティリティが大きいと言う事はそれだけ多くのチャンスがあると言う事なので、それが短期投資に向いている要因となっています。
FX(外国為替取引)などは基本的にボラティリティが小さいのでレバレッジをかけることで値動きを大きくして利益を狙います。
その点ビットコインならもともと十分な値動きがあるのでレバレッジを使用しなくても比較的大きな利益を狙うことが可能なのです。
つまりこれは「追証」などレバレッジ特有のリスクを回避できるという事でもあります。
これは一つのメリットでしょう。
仮想通貨の長期投資の考察
続いて、仮想通貨における長期投資について考えてみましょう。
ビットコインをはじめとする仮想通貨市場はまだまだ未成熟な市場です。
2018年12月現在の仮想通貨全ての時価総額を合わせても約14兆円ほどしかありません。
ちなみにトヨタ自動車の時価総額が約21兆円です。
今市場に出回っているすべての仮想通貨を合わせてもトヨタ自動車の6~7割り程度の時価総額しかないと言う事から、いかに小さい市場であるかお分かりいただけるかと思います。
ですがそれはまだまだ伸びしろがあると言う事を意味しています。
つまりビットコインの普及が進んだ5年後、10年後こそ現在の相場からは考えられないほどのさらなる値上がりが期待出来るのです。
私は国家に依存しない新しい通貨であるビットコインがお金のあり方を大きく変えると思っています。
ですが誰もがビットコインを使うほど普及が進むまでまだ時間がかかります。
それまで長期投資し続けられれば想像できないほどの利益を手にできるかもしれません。
実際にビットコインの普及は着実に進んでおりその可能性は十分にあります。
短期投資と長期投資のどちらが良いのか?
ビットコインの短期投資と長期投資をそれぞれ考察してきました。
結論として短期投資と長期投資のどちらが有力なのでしょうか?
短期投資で成功した投資家もいれば長期投資で成功した投資家もいます。
大切なのは短期投資か長期投資かということではなく自分のスタイルを確立することです。
ではそのようなスタイルや運用方法が定まっていない方はどうすれば?
ここでの提案として「短期投資と長期投資を組み合わせる」のが良いのではないかと思います。
たとえばビットコインに60万円投資するのであれば30万円で長期投資30万円で短期投資(トレード)を行なうことが考えられます。
多くの短期トレーダーでも自己資金の全てを短期投資で運用すると言う事はほぼありません。
あくまで資金の一部を短期投資で運用し、他の資金は長期投資や別の資産に置き換えていることが殆どです。
そうすることで一気に資産を失ってしまうリスクを回避出来ますし、精神的にもゆとりが持てるのです。
なので皆さんが短期投資を行う際にも資金配分のバランスを考えて、資産の一極集中はなるべく避けるようにしましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は仮想通貨における「短期投資」「長期投資」というテーマについて解説していきました。
ぜひ参考にしてみてください!