【仮想通貨】ビットコインのレバレッジ取引とは?リスク・必要性について解説!

仮想通貨トレード

こんにちは、阿部悠人です。

今回は「レバレッジ取引」について詳しく掘り下げていきたいと思います。

レバレッジ取引とは

レバレッジ取引とは、取引所に証拠金を預け入れることで自己資金以上の資金を運用出来る仕組みの事です。

証拠金を元に取引所からお金を借りて売買するため高倍率の取引が可能になります

もちろん、お金を借りるといっても現金ではなく取引所で仮想通貨の取引をするためにしか使用できません。

レバレッジの魅力

レバレッジ取引の魅力は何といっても少ない資金でも大きな勝負が出来る点です。

5万円、10万円といった少額からの取引であっても100万円単位の取引を行うことも可能になります。

たとえば、10万円の元手(証拠金)に10倍のレバレッジをかけたとします。

すると運用している資産は100万円となり、得る利益も10倍に膨れ上がるというわけです。

ですがそれは同時に損失も10倍になる事を意味しています。

資金の少ない人にとってレバレッジ取引は非常に役立つ仕組みですが、取り扱いは慎重に行う必要があります。

追証のリスク

レバレッジには他にも注意しなければいけない点があります。

それは「追証」と呼ばれる仕組みです。

追証とは、証拠金以上の損失が発生した場合、追加で証拠金を預け入れる仕組みのことを言います。

通常は強制ロスカットが働くため証拠金以上のマイナスになる事はありませんが、急激な価格変動などでサーバーがダウンし強制ロスカットが発動しなかった場合に追証が発生してしまう事があります。

その場合、取引所に借金をしている状態になってしまい、追加で補償金を入れる義務が発生してしまうのです。

これはレバレッジ取引をする際に最も注意すべき点です。

ですが、取引所によっては追証のない所もあるので、慣れない最初のうちは追証のない取引所を選ぶようにしましょう。

高レバレッジに注意

2017年12月の仮想通貨バブル時、1ビットコインは240万円まで高騰しましたが、2018年1月17日夜には110万円を割り込みました。

ビットコインだけではなく、多くの時価総額上位コインが軒並み値を下げ、仮想通貨市場全体の時価総額の4割が、数日間で失われてしまいました。

この影響で、2017年末にビットコインなどの仮想通貨を購入していた投資家の多くが多額の損失を抱える事態に陥ってしまいました。

その中で飛びぬけて大きな被害を受けている投資家に共通しているのは、レバレッジを高倍率で利用していたということです。

中のには500万円の証拠金に対して、1600万円の損失を追ってしまった人までいるとのこと。

このように価格変動の激しい仮想通貨においては高すぎるレバレッジは非常にリスキーなのです。

レバレッジは危険?

ではレバレッジは危険なのでしょうか?

よく「レバレッジは危険だからやめたほうがいい」とか「レバレッジは身を亡ぼす」と言う事を言ったりする人もいますが必ずしもそうではありません。

確かに身の丈に合わないレバレッジをかけるのは大変危険です。

まだトレード慣れしていない段階から数十倍といった高レバレッジをかけるのは、高い確率で資産を失う結果になってしまうので辞めたほうが良いでしょう。

ですがレバレッジをうまく活用すれば資金効率が非常に良くなるため、高い確率で利益が狙えるタイミングにおいて積極的にレバレッジを活用するのは良い戦略と言えます。

資金が少ない段階においてレバレッジ取引はある意味チャンスと考えることも出来るのです。

車の運転方法を知らない人が車を運転すれば凶器になりますが、車の運転の仕方が分かっていれば非常に便利な道具になりますよね。

世の中にはうまく使えば非常に便利であっても、使い方を誤れば自分の身を傷つけてしまう様な物事はたくさんあるのです。

レバレッジも同じく、うまく使えば非常に心強い味方になりますが、使い方を誤れば大きなしっぺ返しを食らってしまいます。

ですのでレバレッジを悪と捉えるのではなく、いかにレバレッジを使いこなすかが重要と言えるでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は仮想通貨投資におけるレバレッジについて解説しました。

投資は焦らずに取り組むマインドが大切です。

レバレッジは用法と守って正しくお使いください!

それでは!