【仮想通貨】半減期・ブロック報酬減とは?価格への影響・稼ぐための戦略を徹底解説!

仮想通貨用語解説
仮想通貨ビギナー
仮想通貨の半減期・ブロック報酬減ってどういう意味なの?半減期・ブロック報酬減後は、価格は上がるのかな?誰か教えてくださいー!

ということで今回は、仮想通貨の半減期・ブロック報酬減について詳しく解説していきます。

過去の事例をもとに、価格の変化も徹底解説致します。

さっそく見ていきましょう!

ブロック報酬減(半減期)ってなに?

ここでは、ビットコインを例に半減期(ブロック報酬減)について解説します!

※ビットコインの場合は「半減期」ですが、その他のコインの場合、たいていは「ブロック報酬減」と言います。

理由は、ビットコインの場合半分ずつ減るのですが、他のコインの場合は4分の1ずつ減るなどして、半減ではないので報酬減という言い方をします。

ややこしいですが、同じものだと思ってもらって構いません^^

ブロック報酬減とは、仮想通貨のマイニング報酬が減ることをいいます。

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どういうこと??

ビットコインは発行枚数が決まっていますが、最初からすべて出ているわけではないのです。

採掘(マイニング)によって徐々に世にでてきます。

ブロック報酬減(半減期)とは、この採掘(マイニング)によって受け取れる報酬量(新規ビットコイン)が半分に減ってしまうことを言います。

※マイニングというのは、埋まっているビットコインをどんどん掘り出していくことと理解しておけば大丈夫です。

ビットコイン半減期のマイニング報酬推移

2009年にビットコインがスタートした時、マイニングによって受け取れるビットコインは「50BTC」でした。

しかし、2012年に一度目の半減期がありマイニング報酬は「25BTC」

2016年に2度目の半減期があり、12.5BTCになっています。

このように4年に一度のペースで、マイニング報酬は減っていきます!

ブロック報酬減(半減期)は日時で決まっていない

半減期は厳密には日時で決まっているわけはなく、一定のブロック(取引回数)に到達したらマイニング報酬が半減されるという仕組みです。

ですので、ブロック(取引)進行速度からあらかじめ半減期の日時を予測できます。

半減期(ブロック報酬減)って何のためにあるの?

半減期はビットコインの価格を安定させるためにあります。

半減期があることによって、「供給過剰」を防ぎ、急激なインフレを防ぐことができます。

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どういうこと??

たとえば、円は国が管理しているので、「いくらでも量を調節できる)ことができますよね。

しかし、ビットコインは埋蔵量が決まっているので、金や石油などのように取りすぎてしまうとすぐになくなってしまうのです。

徐々に採掘量を減らしていくことによって、価格が安定的に上昇していく可能性が高まります。

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まだよくわからない・・・

すべての『モノの価格』は『需要と供給』によって決まります。

そのモノを欲しい人が多ければ価格は上がり、少なければ価格は下がります。

また、モノ自体が世の中に多く存在すれば価格は下がり、貴重なものは価格が上がります。

要するに、

「価値を保つためには、需要と供給のバランスが大事なのだ!」

ということで、そのためにブロック報酬減・半減期があると覚えましょう。

半減期(ブロック報酬減)で価格はどうなる?

先ほども話しましたが、半減期のたびにマイニング報酬の量は下がり、ビットコインの埋蔵量も減ります。

すると同じように価値は下がるのか?というと違います。

逆に価値は上がります!

金(ゴールド)で考えてみましょう。

埋蔵量が減っていくと、だんだんと取れなくなっていくから、その分価値が高まりますよね?

ということで、価格は上がる傾向にあります。

BTC(ビットコイン)半減期での価格推移

↑2016年7月10日のBTC半減期↑

半減期の前まで、上げていき、終わったあとは(厳密には半減期の直前から)、短期的に価格は下落しやすいです。

LISK(リスク)のブロック報酬減について解説

※Lisk(リスク)は国内取引所のBitfliyer(ビットフライヤー・コインチェック)にも上場している仮想通貨です。

2018年11月1日にリスクのブロック報酬減が行われました。

ビットコインでは、取引を承認することをマイニング(採掘)といいますが、Liskではフォージング(鋳造)と呼びます。

Lisk(リスク)のマイニング方式は(Delegated Proof-of-Stake)と呼ばれています。

ビットコインのマイニング方式は「PoW」(Proof of Work)。

これは、膨大な計算を行って、一番早い人がマイナーになってビットコインを採掘できるものです。

それとは違ってLisk(リスク)の「DPoS」方式では、

マイナー(採掘者)に誰がなるかを「選挙」で決めます。

この行為をVotingとかVoteといいます。

※ビットコインとリスクでは、マイニング方式が違うということを理解できれば、細かいことは大丈夫です!

前回のLiskブロック報酬減前後の価格推移

  
                       (Liskのチャート)

前回は、2017年の11月17日に報酬減が行われました。

11月3日から価格上昇し11月16日が最高値で3倍になっています。

ですので前回は、前日に売るのが一番成功でした。

今後のLISKブロック報酬減の予定

LISKのブロック報酬減の推移は以下のように予定されています。

「およそ1年に1回、2020年までLISKのブロック報酬減が起こる」と覚えておくと良いです。

2020年に1LISKに減少してからは、ブロック報酬に変化がなくなる予定です。

1年目2017年 5→4LISK(報酬80%)
2年目2018年 4→3LISK(報酬75%)
3年目2019年 3→2LISK(報酬66%)
4年目2020年 2→1LISK(報酬50%)
5年目以降2021年5月24日~ 1LISK(報酬100%・変化無し)

来年、再来年は大きくブロック報酬が下がるのでより価格への影響が強くなるでしょう。

ブロック報酬減(半減期)まとめ

  • 半減期とは、マイニング報酬が減ること
  • 需要と供給のバランスを保ちコインの価値を保つためにある
  • 半減期では価格が上昇する(必ずではないがほぼ)
  • ビットコインの半減期は4年に1度
  • リスクの半減期は1年に1回

いかがでしたでしょうか?

今回は仮想通貨のブロック報酬減(半減期)について解説しました。

ブロック報酬減(半減期)で短期的な利益を取れるように頑張りましょう!