こんにちは、阿部です。
近年、新しい暗号通貨がICOなどで次々に生まれています。
しかし、相変わらず歴史の深く、信頼性が高いものが
時価総額ランキング上位を占めている印象です。
今回紹介するRipple(リップル)社の「XRP」も、
そんな暗号通貨の1つです。
記事では、
「Rippleに投資してみたい」
という方が参考にしていただけるよう、
メリットや特徴などをわかりやすくまとめてみました。
それでは詳しく見ていきましょう!
暗号通貨「XRP」って?概要を解説
Ripple(XRP)とは、一言でいえば
どのような暗号通貨なのでしょうか?
以下に、その概要をまとめてみます。
- 表記:XRP
- 時価総額ランキング:3位(2018年1月時点)
- 発行上限枚数:1,000億XRP
- 送金スピード:最短約4秒
- アルゴリズム:Proof of Consensus
- 期待される用途:ブリッジ通貨
Rippleの最大ともいえる特徴「ブリッジ通貨」
上述のとおり、
Rippleと一言でいっても
さまざまな特徴があることがわかります。
細かく理解しようとするとキリがありませんね。
そこで、
Rippleが高く評価されている
メインとなる理由を見ていきましょう。
まず取り上げたいのは、
XRPの特徴である「ブリッジ通貨」についてです。
ブリッジ通貨とは、「橋渡し」となる通貨のこと。
たとえば、
「日本円」を「米ドル」に両替したいとき、
日本円でRippleを買い、そのRippleで米ドルを買うことで、
従来型の国際送金よりも
「早く」「安い手数料で」両替できることが期待されます。
これが、ブリッジ通貨の主な役割です。
なぜXRPがブリッジ通貨なのか?
ブリッジ通貨について、
「同じことはビットコインなどほかの暗号通貨でも可能なのでは?」
と思われる方もいるでしょう。
これは鋭い指摘で、
たしかにRipple以外でも
両替時の「橋渡し」として使うことができます。
しかし、そのためには
「銀行での標準採用」と「送金スピード」
という2つの壁があります。
前提として、Rippleは
取引所アカウントを持たない人の
利用も想定されています。
そのために必要となるのが「銀行での標準採用」。
世界中の銀行がRippleを採用すれば、
あらゆる法定通貨への両替が「早く」「安い手数料」で
取引所のアカウントを持っていない人も含め
利用できるようになります。
また、ブリッジ通貨には
「送金スピードが早い」(XRPは約4秒)ことや、
暗号通貨そのものの送金コスト(送金手数料)が安いこと
などが求められます。
Ripple社の「XRP」はこの条件を満たしているため、
世界中の銀行で採用が検討されているのです。
金融機関で広がるRippleシステムの採用
今後、世界標準の送金ツールを目指すRippleですが、
現状として、どのくらいの銀行や企業が
Rippleシステムの採用を検討しているのでしょうか?
Rippleを採用しようという動きはかなり広がってきており、
世界中の大手金融機関や、国内60以上の銀行で、
検証実験や検討がすでにおこなわれています。
たとえば、
中央銀行(国内では日本銀行にあたる)では、
「インドネシア銀行」「イングランド銀行」
「インド準備銀行」「シンガポール金融管理局」「連邦準備制度」
などがRippleと契約したり、実験をおこなったりしています。
また国内では、
「イオン銀行」「三菱東京UFJ銀行」
「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」「セブン銀行」
など60以上の金融機関が
Ripple社のシステムを取り入れる予定などとなっています。
XRPはこれからの時代に必要に求められていく
これまで時代では、
暗号通貨と法定通貨は別々のものとして
捉えられることが多かったと思います。
しかし、暗号通貨が当たり前のように
使われるようになってくると、
暗号通貨と法定通貨が交わったり、
結びつけられたりすることが、
当たり前になってくるでしょう。
そのため、
ブリッジ通貨であるRipple社のXRPは、
これからの時代で高いニーズを求められていくはずです。
今回は、Ripple社の「XRP」を初心者向けに解説してみました。
実際に投資をおこなう場合は、
値下がりリスクもあるため注意しましょう。
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