こんにちは、阿部です。
「最近になって仮想通貨投資を始めたけど、まったく利益が出ない」
「仮想通貨を始めた瞬間、下落トレンドになってしまった」
最近の相場の関係上、こうしたケースが多くなっています。
投資の世界では、リターンを得ることと引き換えに一定のリスクを引き受けることは、「常識」と言える避けられないルールかもしれません。
とはいえ、実際に自分の資産が目減りしていく様は何とも言えないほど恐ろしいものですよね。
ただし僕は、仮想通貨投資で損失が出ていても「必要以上に過剰に心配する必要はない!」と声を大にして言いたいと思います。
今回は、これからの仮想通貨市場は本当に上昇していくのか?
急いで売却したり、株式投資などの他の投資方法に乗り換えたほうがよいのか?
についてご紹介したいと思います。
「不安」はあなただけのものではない
投資において、含み損を抱えているときは「自分だけが損失を抱えているのではないか?」という気持ちになることがありますよね。
しかし実際には、2018年4月現在の下落相場においては、「数ヶ月以内にトレード始めた投資家のほとんど」は成績があまりよくないか、もしくは収支がマイナスになっています。
当記事を読んでいただいている読者の方がいくらぐらいの損失を抱えているのかは存じ上げませんが、その何十倍、何百倍の損失を抱えてしまっている投資家の方も中にはいるのが現実です。
つまり、仮想通貨の投資家全員にとって今は厳しい、耐えどきの相場といえます。
損失が出ているときは、さまざまなことをグルグルと考えてしまいがちです。
たとえば、
- 損切りするとしたら、一部を売るべきか.すべてを売るべきか
- 仮想通貨投資を中止し、債権などのローリスクな手法に切り替えるべきか
もしくは、ここまで頭が回らずパニックになっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかしそれも一旦忘れるか、気持ちを整理して乗り越えていくことが成功の近道となります。
仮想通貨投資は終わり?歴史は繰り返す
あくまで個人的な見解となりますが、投資の研究を重ねてきた上で、1つ実感していることがあります。
それは、「人々は上昇トレンドの間のみ盛り上がる」ということ。
そして、「盛り上がりに欠けていた相場も、トレンドがやってくると「それまでの悲観的な空気がなかったかのように価格が上昇する」
ということです。
最近仮想通貨投資を始められた方は、今回の下落相場について「これまでにはないレベルでの、バブル崩壊」と思われているかもしれませんね。
しかし実はそうではありません。
同レベルの下落は、仮想通貨の短い歴史の中でもすでに数回存在しているのです。
そして、それを乗り越えつつ高値を更新してきたのが仮想通貨やビットコインの歴史なのです。
日本には、「日経平均株価」という指標がありますよね。
これはバブル崩壊後、少子高齢化に向かい、二度と上昇することはないかのように言われてきましたが、現在はしっかりと2万円の大台を突破しています。
「仮想通貨は終わった」という声も聞かれますが噂に流されずに根拠のある答えを出すことが必要です。
下落相場では客張り的な発想を
こんな言葉を聞いたことがないでしょうか?
「投資で勝ち続けられるのは1割。残りの9割は負け組」
この言葉は、科学的な統計により導き出されたものではありませんが1つ真実を含んでいるとしたら「下落相場では逆張り的な発想が強い」ということです。
投資で成功するためには、下落相場でしっかりと「安く」「大量に」仕込んでおき、いよいよ上昇トレンドにさしかかり世間が盛り上がってきたところに売りをぶつけるという自分の中でのサイクルを作り上げることが重要。
投資で勝つ人は、世間の多数派とくらべてワンテンポ行動が早いという特徴があります。
その意味では、再び上昇トレンドがやってきた後急いで仮想通貨投資をはじめるのではなく「今のうちから」行動し始めておくことが大切となります。
また、長期的に成功している投資家は上昇相場も下落相場も、すべて知り尽くしているという特徴があります。
現在のような下落相場を見ていることで後発の投資家よりも経験値を蓄えることができるのでね。
仮想通貨投資家にとって向かい風となっている昨今ですが、次の上昇トレンドを楽しみにしながら、しっかり勉強していきましょう!