こんにちは、阿部です。
「仮想通貨って実際、どれくらいの規模なの?」と疑問に感じている方は多いようです。
仮想通貨市場の時価総額の規模を肌感覚で理解できればその投資も安心感を持って実践することができるでしょう。
そこで今回は、トヨタなどの一流企業の時価総額(価値の合計)とくらべて仮想通貨市場全体の時価総額はどうなのか?
などを具体的な数字で比較してみたいと思います!
仮想通貨市場の規模は拡大中
株式投資やFXなどの経験者が、仮想通貨へ熱い視線を注いでいます。
新たな値上がりの可能性を仮想通貨市場に求めているわけですが、一方で、「本当に投資しても大丈夫なのか?」と不安を感じている方も多いようです。
やはり仮想通貨は歴史が浅いですし(2009年~)、ボラティリティ(価格変動率)も高く、「1ヶ月で半値に!」のようなニュースも聞かれます。
しかし、仮想通貨を「マネーゲームだ」「投機にすぎない」と片付けてしまうのはもったいない話。
仮想通貨はすでに大きな市場規模となっており、徐々に信頼性を高めています。
しかも、それでいながらまだまだ成長過程だからです。
つまり2018年から仮想通貨投資を始めても決して遅くはありません。
むしろ、十分に上を目指せる「絶好の始めどき」といえるでしょう。
仮想通貨の時価総額は38兆円!
仮想通貨投資を始めれば、さらに大きな利益を狙えると知りながらも、やはり不安を感じることが多いのは、仮想通貨の「理解しづらさ」によるのではないでしょうか。
その1つに、どれくらいの価値(時価総額)があるのか?がわかりにくいということがあります。
これをクリアにする1つの方法として、いろいろな時価総額を比較しながら規模感をつかむとよいでしょう。
さて、仮想通貨市場全体の時価総額とはどれほどのものでしょうか?
2018年3月現在のデータを見てみましょう。
- 仮想通貨市場全体の時価総額=¥38,485,098,217,509
つまり約38兆円(!)ということになります。
多くの方々がご存じの日本が誇る一流企業である、ソニー(6.8兆円)、ホンダ(6.5兆円)、三菱UFJ(9.9兆円)、ゆうちょ銀行(6.4兆円)、そして日本でダントツの時価総額を誇るトヨタ(22.1兆円)などとくらべても、仮想通貨の規模がどれほどの大きさであるのかを感じることができます。
また、
- ビットコインの時価総額=¥15,889,490,358,155
- イーサリアムの時価総額=¥7,167,196,604,842
- リップルの時価総額=¥3,328,331,468,038
となっており、仮想通貨市場トップ3の時価総額を合わせると約26兆円。
仮想通貨全体の38兆円に対してかなりの割合を占めていますね。
さらに、興味深いこととして、ビットコインの時価総額(15兆円)は、日本企業の時価総額ランキングに当てはめた場合、トヨタに次ぐ第2位にランクインします。
しかもこれは仮想通貨にとって記録的な下降トレンドにあるなかの数値であり、潜在的にはさらに大きな時価総額であると評価できるでしょう。
仮想通貨は日本の一流企業と同じ、もしくはそれ以上に価値を認められている存在だったのです。
仮想通貨の値上がりは「バブル」?
「仮想通貨はバブルによって膨れ上がったもの」
「しっかりとした土台のうえに成り立っている価値ではない」
といったように、仮想通貨の値上がりは一時的なものにすぎないのでは?
という意見もないわけではありません。
事実、テレビなどが仮想通貨をいまだに「怪しい何か」であるかのように報道しているケースもありますよね。
しかし、そういった認識はリサーチ不足であるといわざるを得ません。
こうしている間にも、仮想通貨での決済に対応する店舗は増えていますし、銀行や世界的企業の間で、仮想通貨システムを標準採用しようという動きが加速しています。
上述のように2018年3月現在、仮想通貨市場は下落トレンドとなっていますが、相場はあくまで気まぐれなもので一時的に下落してしまうことはあります。
それとは裏腹に、仮想通貨の本質的な価値は日々高まっているのです。
仮想通貨は社会的にも認められた存在へ
仮想通貨は上述のように、下降トレンドのなかでも38.4兆円の時価総額を誇る、世界的に認められた「通貨」です。
現状、「お金として使われている実績が少ないのでは?」という指摘もありますが、これから普及していくものを購入していくからこそ「投資」というのではないでしょうか?
仮想通貨市場の“規模感”を知ることができれば、投資への不安も軽減されることでしょう。
今回は、2018年3月現在の仮想通貨の時価総額について、考察を交えながらご紹介しました!