ノルウェー航空も仮想通貨導入?「航空会社」と「観光」に注目せよ!

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

暗号通貨やブロックチェーンはその将来性を高く評価されています。

あらゆる分野・業種で普及していく可能性が高いといわれていますよね。

しかし、僕たち投資家が、仮想通貨市場の今後を考える上で「あらゆる分野・業種」のリサーチを重ねていくことはかなりの労力を要しますよね。

そこで、仮想通貨密接な関係にある1つの業種に注目してみる方法も場合によっては有効となります。

そんな密接な業種としてぜひ注目したいのが「航空会社」です。

もう少し広くいえば、「観光業界」でしょう。

なぜこれらに注目することで、暗号通貨の今後の普及を理解しやすくなるのでしょうか?

相次ぐ「航空会社」の仮想通貨参入

あらゆる業種の企業は、仮想通貨を自社ビジネスに組み込むことができないか、このブームに乗れないか、とチャンスを探っています。

特にそのなかでも仮想通貨導入を積極性に取り入れているのが「航空会社」です。

これまでにも、

  • 格安航空会社「エアアジア」:独自仮想通貨BigCoinを発行。ICOも検討
  • 大手航空会社「シンガポール航空」:ブロックチェーンテクノロジーを導入
  • 格安航空会社「ピーチ航空」:ビットコイン決済を導入

などの例がありましたね。

新たに北欧最大の「ノルウェー航空」も仮想通貨参入?

こうした傾向は現在も止まることはありません。

ノルウェー航空」でも、将来的に仮想通貨で航空券が購入できるようになるのでは?と言われています。

その理由は、ノルウェー航空のCEOでもあり、今年4月に設立された暗号通貨取引所Norwegian Block Exchange (NBX)の創設者でもあるBjørnKjos氏が、「航空会社での仮想通貨の普及を実用化する」と発表していることにあります。

まだ決定事項ではないのですが、ノルウェー航空で仮想通貨決済を導入することを示唆しているとも受け取れる発表内容でした。

もしそうであれば、小さなニュースではありませんね。

いずれにせよ、航空会社の仮想通貨導入が加速しているという事実は間違いありません。

「観光」関連への導入は、仮想通貨にとって大きなチャンス!

仮想通貨の今後の普及を考える上で、「航空会社」「観光業界」の動向は注目していきたいところです。

これらの業種では、ビットコインや暗号通貨の大きなメリットである

  • 政府が発行しているわけではないため、世界中のどこにいても利用できる
  • 海外への送金が格安で利用できる

などの点が、存分に活かされることになるからです。

仮想通貨は「両替」の手間いらず

国境をまたげば、同じ法定通貨が利用できるとは限りません。

特に日本人は、海外へ渡航した場合、ほとんど「日本円」を使うことができませんよね。

そうした際につきものとなるのが「両替」です。しかし両替をするには、

  • 両替手数料が発生する
  • 両替所の営業時間を気にしなければならない
  • 両替所は混雑する場合があり、時間のロスとなる可能性もある
  • 信頼できる両替所でないと、「詐欺」などのトラブルに巻き込まれる可能性もある

など、細かい点ですが、不便を強いられることもあります。

もし「航空会社」やホテルなど「観光業界」で仮想通貨決済が一般的になれば、ほとんどの支払いは仮想通貨で行い、両替はごく一部で済むようになるかもしれません。

こうしたニーズが大きいため、これらの業種では仮想通貨決済導入が進んでいるのです。

「観光業界」は市場規模も大きいため普及の余地アリ

また観光業界で、仮想通貨の動向に注目すべきなのは「市場の規模が大きい」という理由も挙げられます。

仮想通貨市場が上昇するためには、「航空会社」や「観光業界」において圧倒的な普及率を保つ必要はありません

「仮想通貨でも支払えます」という選択肢が認知され、ごく一部の人々がそれを利用するだけでも十分なインパクトが期待できるのです。

それほど大きなハードルではないでしょう。

ということで僕は個人的に、「航空会社」や「観光業界」での動向にも注目しています。

皆さんも、自分のモノサシとなる分野を見つけてみてはいかがでしょうか?