こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは41万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。
時価総額トップ10通貨では、時価総額7位のライトコイン(LTC)が約7%上昇していますね。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でODEM (ODE)が約49%上昇!
「教育」関連の問題を仮想通貨で解決するプロジェクトとして注目が集まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①取引所Bitrueがリップル社の「xRapid」を導入&6つのXRPペアを追加!
仮想通貨取引所Bitrueが「xRapidの導入予定」と発表|6種類のXRP基軸ペアを新規上場もhttps://t.co/b5N0VbBTly
仮想通貨取引所BitrueのCEOはリップル社のxRapidを将来的に導入する予定と明言。さらに、新たに6つのXRP基軸取引ペアを新規上場させたと発表した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月5日
シンガポールの仮想通貨取引所Bitrue(ビットゥルー)がリップル導入を加速させています。
- リップル社の送金システム「Rapid」の導入予定が明らかにされた
- 6つのXRP通貨ペアを新規に上場(TRX、XLM、NEO、GAS、OMG、BEE)
Bitrueはこれで計22のXRP基軸ペアを上場させたことになります。
基軸通貨とは:
取引所でベースとなる通貨のこと。たとえば国内の取引所では日本円を元手として複数の仮想通貨が購入できる。これは、日本円が基軸通貨に採用されているからである。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②Weiss Ratings、2019年の仮想通貨市場の「7つの予測」を公開
BTCドミナンスのチャート
ここからドミナンス下がるならアルトバブル来るんじゃないかな
サポートされちゃうと多分BTCが落ちる… pic.twitter.com/B84u1CMsPy— KITさん (@KIT_KIT1080) 2019年1月5日
50年近くの歴史を持つ米格付け機関「Weiss Ratings」(ワイスレーティングス)が、2019年の仮想通貨市場について「7つの予測」を公開しました。
- ビットコインはますます価値の保存(ストアオブバリュー)として使われるようになる。
- ビットコイン価格は再び上昇し、史上最高値を目指す。
- 選ばれし少数のアルトコインは、過去最高値の20倍にまで上昇する。
- イオス(EOS)、カルダノ(ADA)、ホロチェーン(HOT)などのコインが新しいネット「インターネット3.0」を構築するために競争する。
- リップル(XRP)、ステラ(XLM)、またはその他のコインが銀行業の世界を混乱させる。
- ビットコインのコピペコインは消えていく。
- 新しいコインがトップ10に急上昇する。
必ずしもこのとおりになるとは限りませんが、専門機関による貴重な予測です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
Weiss Ratingsの予測を個人的に解釈すると、
- 「ビットコインは、(仮に実用化がいまいち進まなくても)価値の保存ニーズから値上がりする」
- 「リップルなど一部のアルトコインで加速度的に実用化が進み、BTCよりも大きな値上がり幅となる」
- 「ビットコインを真似たコピペコインは暴落する」
って感じでしょうか。
あまり特別なことは言っていませんが、これが「真実」なのでしょう。
最近では、ビットコインのドミナンス(仮想通貨市場に占めるBTCの割合)が約50%と低くなってきています。
2017年2月頃までは80%以上だったこと考えると元気がないですね。
もしWeiss Ratingsの予測通り、アルトコイン全盛期がやってくるとしたら「絶対王者・ビットコイン」時代の終焉は予想より近いのかもしれません。
③ビットコインSV(BSV)が新たなロゴを発表!
仮想通貨ビットコインSVが新ロゴ発表、ブロック拡張計画も明かす|BCH分裂から約2ヶ月https://t.co/uqN0Mf9mSY
BSVの商業における応用をプロモートするアソシエーション「bComm」が新たなロゴを発表した。また、同団体はブロックの拡張計画も明かしている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月6日
ビットコインキャッシュから分裂した時価総額9位の「ビットコインSV(BSV/BCHSV)」が新たなロゴを公開しました。
発表したのはビットコインSVの商業化を進める「bComm」で、ロゴについて、
「ビットコインのジェネシスブロック(最初のブロック)から10周年のこの日を持ち、オリジナルのビットコインの再生を象徴する。」
と説明しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ビットコインSVが「オリジナルのビットコインの再生」なのかはちょっと怪しいところがありますが・・・笑
そのコンセプト通り、BTCに寄せた「真面目」な感じのロゴにしてきましたね。
またBSVはロゴ変更だけではなく、ブロックサイズ拡張も計画しています。
これにより、一度に多くのトランザクション(取引)を処理できるようになります。
(ビットコインSVが103 MBという巨大ブロックを生産したと話題になっていますが、さらに大きくするんですね・・・スゴい笑)
今後、ビットコインやビットコインキャッシュとの差別化として「スケーラビリティ問題知らずの仮想通貨」の立ち位置を明確にしていく予感です。
④イーサリアムがASIC耐性アルゴリズム「ProgPoW」を実装へ
#イーサリアム(#ETH)がASIC耐性のアルゴリズムProgPoW実装に向けて暫定合意、数か月以内の独立フォークの見立てhttps://t.co/po8QX5WITt
「ProgPoW」は、ビットメインのような大手採掘会社のASICのハッシュパワーをブロックし、一般的なGPUハードウェアでの採掘競争を促進します🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年1月5日
開発者らが1月4日に会合を開催し、イーサリアムに「ProgPow」を実装する方針を決定しました。
同通貨は今月16日頃、目玉となるアップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)を控えています。
開発者のMartin Holst Swende氏は、
「ProgPoWをコンスタンティノープルに押し込もうとするのは無謀だ」
としており、現実的なProgPowの実装時期は今後2〜4か月以内であると考えられます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
「ProgPow」とは、イーサリアムにASIC(マイニング専用コンピュータ)への耐性を与えるアルゴリズムです。
つまりProgPowを実装することで、専用コンピュータによるマイニングが出来なくなります。
いったいなぜ、そんなアルゴリズムを実装するのか?
それは中央集権化を防ぎ、イーサリアムの「分散化」を進めるためです。
というのも、ASICが利用できると、ASICを持つ業者がマイニングシェアを独占してしまうんですね。
仮想通貨にとって「中央集権化」は防ぐべきものなので、ProgPow実装により通貨価値の向上、ひいては値上がりに繋がることが期待されます!
本日のまとめ
- ①取引所Bitrueがリップル社の「xRapid」を導入&6つのXRPペアを追加!
- ②Weiss Ratings、2019年の仮想通貨市場の「7つの予測」を公開
- ③ビットコインSV(BSV)が新たなロゴを発表!
- ④イーサリアムがASIC耐性アルゴリズム「ProgPoW」を実装へ
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
これはXRPホルダーとしてはたまらないニュースですね!
まず、基軸通貨への採用は、その通貨の「信用度」の表れです。
昨今、世界各国の取引所でリップル基軸化の流れが広がっています。
これはリップルが「一流の通貨」として認められつつある証と言えるでしょう。
加えて上記よりも重要なのが、送金システム「Rapid」が採用されたことです。
Rapidは広義には「リップルネット」(RippleNet)の一種ですが、xCurrent、xViaといったほかのリップルネットとは異なり、「確実に仮想通貨XRPが使われる」という特徴があります。
そのため数ある「リップルネット採用」のニュースのなかでも、もっとも値上がり貢献します!
xRapidを採用している企業はまだ10社ほどしか存在しないので、大きな一歩と言えますね。