こんにちは!
阿部悠人です。
Bread(BRD)がイベントを開催して盛り上がっていますね。
一定期間にどれだけ資産を増やせるかを競うゲームで、勝者には1800BRDが送られるとのことですから興味のある方は参加してみると良いですよ。
昨年末に大手取引所Binanceで行われたICOではわずか116秒で完売し、人気ぶりが伺える結果になりました。
信頼感と安定感があると期待されている仮想通貨です。
銀行や取引所に頼らずスマホで資産管理!
元々Breadはモバイルウォレット「BreadWallet」の開発チームが始めたプロジェクトで、すでにBreadWalletは世界120カ国以上で愛用されている実績があります。
そんな地盤が硬いBreadが目指しているのは「顧客の資産や個人データを一切保有しない、世界最大の分散型金融機関」です。
BRDトークンによって給与の受け取りや支払い、預金や取引などの従来の銀行で行っている業務をユーザー自身がモバイル1つで完結できる分散型銀行を構築しようとしています。
これまでの銀行は難しい問題を多く抱えていました。
まず1つはセキュリティの問題。
銀行強盗やATMの破壊・盗難は世界で多く発生しています。
防犯カメラや非常ベルなどが普及しましたが、それでもゼロになることはありません。
多くの資産が集まりますから、セキュリティをおざなりにするわけにいかず多額のコストがかかっています。
そして2つ目がそれに伴う運用コストです。
人件費や設備費などで厳重な資産管理をするため、手数料がどうしても高くなります。
日本は低い方で、世界的にみると銀行口座を持たない人がいるほど、敷居が高い金融機関でもありました。
仮想通貨およびブロックチェーンの技術は、これまでの銀行の課題を解決できる画期的な技術ですが、今度は様々な仮想通貨をまとめる取引所で問題が発生しました。
コインチェックの事件が記憶に新しいように取引所はハッキングの格好の的となっており、僕たちの資産が失われかねない事態になっています。
従来の金融機関の問題と昨今の仮想通貨の問題を一気に解決できるのがBreadのシステムです。
コインチェックなどの取引所だと企業が資産管理する状態になるので、ハッキングや倒産が起これば資産を失う可能性があります。
一方で、Breadのウォレットを利用すれば、ブロックチェーンに紐付いた状態で個人で資産管理できるようになるのでハッキングや倒産の危険がありません。
スマホなどのモバイル端末だけで資産管理できますから、専用のハードウェアウォレットも不要になり盗難や紛失の心配もなくなります。
また、Breadアプリだけで、銀行・クレジットカード発行者・決済代行会社の役割を果たせるようになっています。
自分で銀行が作れるようになり、クレジットカードを発行できるようになり、Paypalのような決済サービスなどもできるようになるということです。
これまで個人では到底できなかったような事業を運営できるようになるのです。
自分1人で金融機関を作れるようになる!
自分で金融機関を持てるようになると、自分に資産がなくても企業や人とをつないで事業を展開することができますし、その仲介で不労に近い収入を得られます。
お金が集まる場所を提供しているということで、あなた自身にも信用が集まるようになり融資や資金調達などが成功しやすくなります。
個人でも大きなお金を動かせるようになりますから、フリーランスやベンチャー企業の限界を突破させる技術になっていくでしょう。
すでに実用化が始まっており信用の厚いプロジェクトです。
今後も大いに期待できます。