DMMグループの5つ目となる新規仮想通貨関連事業とは?
DMMが新しい仮想通貨関連の事業としてスマートコントラクト事業開始を発表しました。
今現在、DMMグループが進めている仮想通貨関連の事業は
- DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)
- ネクストカレンシー cointap(コインタップ)
- DMMマイニングラボ
- DMMマイニングファーム
の4つがあります。
今回のスマートコントラクト事業で5つ目になります。
マイニング事業で得た収益をスマートコントラクト事業に投資し、整備していく考えのようです。
スマートコントラクトとは一言で言うと、ブロックチェーン上で契約をプログラム化する仕組みのことです。
詳しく言うと、スマートコントラクトとは取引と同時に契約を自動的に済ませるものです。
取引があった際に、あらかじめ決められた契約条件で自動的に契約を締結させます。
第三者を仲介しないので中間マージンの削減にもなると期待されています。
そのほかにも契約の定義自体の改ざんが難しいといったメリットがあります。
このスマートコントラクト の技術は社会に大きな変化をもたらす可能性があると言われています。
どのような分野で活かしていくのか
DMMは公式サイトで「今、仮想通貨は投機対象としてのみ注目されていますが、一般ユーザーが仮想通貨を通貨または取引の手段として『利用』できるサービスをつくる」と言っており、スマートコントラクト事業領域のとして、次のキーワードを順次検討していくとしています。
シェアリングサービス、SNSなどのメディア事業、ゲーム市場、金融事業、マイクロペイメント事業、IoT、農業、教育関連、貿易事業、海外送金など。
加えて、各業界のあり方を変え、新しく業界を引っ張っていけるリーダーになれる可能性のある分野に積極的に参入していくともいう旨のことも言っているので、具体的なところまではまだ決まっておらず、今までのあり方をスマートコントラクトで変えてシェアを取れる分野に行きたいとのことです。
DMMにしろSBIやGMOなどIT関連の会社はチャンスと思ったらここぞとばかりにのめり込んできますね。