こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
8月1日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは108万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10では、ライトコイン(LTC)が5%の上昇となっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインが110万円に急騰!!FOMCによる「利下げ」が要因か
Watch Chair Powell’s statement from the #FOMC press conference:
Intro clip: https://t.co/hHN0TgdxBF
Full video: https://t.co/eIDNUYKdoc
Press Conference materials: https://t.co/pnkDWysEdj
— Federal Reserve (@federalreserve) 2019年7月31日
前月29日に100万円で推移していた仮想通貨ビットコイン(BTC)は、今月1日(本日)には、110.6万円まで急騰しました。
この急騰の背景にあるのは、8月1日午前3時の米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、0.25ポイントの「利下げ」が発表されたことです。
米国が利下げを決断するのは約10年半ぶり。
これにより米ドルさらなる下落も考えられることから、資産がビットコインに向かっていると考えられます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②機密データをブロックチェーンで共有!GXchain(GXC)が今後急騰する!?
#GXChain Foundation launched the “GXUniverse Program” and 2 million GXC incentives for the construction of “Gravity Network”!!https://t.co/o9zKAiemyS
— GXChain (@GXChainGlobal) 2019年7月31日
前月31日に1.48ドルで推移していた仮想通貨GXchain(GXC)は、今月1日(本日)に1.90ドルへと急騰し、ここ24時間で約20%上昇!
GXchain(GXC)とは、あらゆる機密データをブロックチェーンで共有することを目指す仮想通貨プロジェクト。
中国では、著作権や個人情報、企業が扱うデータといった本来クローズドにされるべき機密情報の「漏洩」が社会問題になっています。
そこでGXchainは、同プロジェクトで使われるブロックチェーンの
- 改ざんが不可能である
- すべての記録が完全に記録される
という特徴を利用し、チェーン上で情報を共有することで機密性を守ります。
なおGXChainは、中国のGlobal Public Chain Assessment Index(仮想通貨格付けランキング)では世界4位にランクインした実績があり、中国で注目されるプロジェクトのひとつです。
それでは、今回の急騰要因をみていきましょう。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
GXchain(GXC)はもともと「GXShares」という名称で知られていました。
現在はプロジェクト名が変更になりましたが、旧名ならピンと来る方も多いかもしれませんね。
さて、今回の上場要因は、、、
- 同プロジェクトの計画「GXUniverse Program」と「Gravity Network」に関連して、コインの保有者に200万GXCの報酬(インセンティブ)を与えると発表した
- プロジェクトが500万ドル以上の「買い戻しの計画」を発表しており、今月25日にも、125万ドルの買い戻しが実行されている
ことですね!
どちらもコインの保有者が有利になる発表とあって、上昇に繋がっています。
特に後者の「買い戻し計画」については、プロジェクト側が取引所などでのGXC買い戻しを約束しているもの。
需要と供給のバランスで価格変動する仮想通貨の性質上、明確な「買い圧力」となって、上昇しやすくなります。
買い戻しが完了する詳細な時期は不明ですが、当初計画の500万ドルに到達するまで、今後も続くものと見られます。
よって、しばらくは上昇目線を継続させたいですね。
ちなみに、GXchain(GXC)はBinanceで購入できますよ!
③【注目コイン】Huobi Token (HT)が今後も強気相場だと考えられる理由
Huobi and Global Digital Finance Aim to Create Crypto Standards | https://t.co/HhutVrILz5
— CoinMarketNews Today (@CMN_Today) 2019年8月1日
今年2月に1.0ドルで推移していた仮想通貨Huobi Token (HT)は、先月23日には4.9ドルを記録し、ここ半年で約5倍に上昇しています。
HTは、世界最大級の仮想通貨取引所であるHuobi(フォビ)が発行する独自トークン。
HTをユーザーが保有すると、
- Huobiの取引手数料が最大50%割引になる
- Huobiの新規上場通貨を決定する際の「投票権」として使える
- Huobi傘下の取引所HADAXでエアドロップ(仮想通貨の無料配布)に参加できる
といったメリットがあります。
それでは、HTの注目ポイントをみていきましょう。
阿部悠人の考察(重要度★★)
HTが上昇する可能性が高いと考えられる理由は、以下のとおり。
- 四半期ごとに利益の20%分のHuobiトークンが「買い戻し」され、バーンされる(上昇圧力となる)
- 大手の中でも、各国の規制に準拠し「ライセンス」を保持している(特に規制が厳しい日本、アメリカを含む、韓国・タイなど)
- 大流行中のIEO(取引所内のICO)を実施しており、勢いに乗っている
- 世界3大取引所のひとつで、通貨数も100種類以上と、定番の大手取引所
取引所系トークンの保有は、ある意味で「取引所という企業の株を買っているようなもの」とも言えるので、Huobiが好調であることが、僕がHTに強気な理由です。
特にIEOでは、過去に行われたIEOのリターンが約220%(TopNetwork)、約16%(Newton)、約180%(Reserve)、1200%(ThunderCore)などと好成績。
そして今後は、Huobiは「Global Digital Finance(GDF)」という仮想通貨業界団体と提携し、業界の標準規格(総合的なルール作り)を進めるとのこと。
なので、業界内でのさらなるHuobiの地位向上が期待でき、同時にHT価格の上昇も期待できると考えています!
本日のまとめ
- ビットコインが110万円に急騰!!FOMCによる「利下げ」が要因か
- 機密データをブロックチェーンで共有!GXchain(GXC)が今後急騰する!?
- 【注目コイン】Huobi Token (HT)が今後も強気相場だと考えられる理由
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ついにアメリカが利下げを決定しましたね!
実は金利とビットコイン価格には、明確な関係があります。
なぜなら、金利とは「その通貨を持っているだけで得られる利息」であり、金利の高さに応じて通貨保有により損益が変わってくるためです。
このため利下げが行われると、米ドルを保有するメリットが減少し、ビットコインに資産が向かいやすくなるのです。
「利下げされたとはいえ、米ドルの金利はまだ+2.25%あるじゃないか」と思うかもしれません。
しかし、FRBは毎年2%のインフレを目標としていることから、米ドルは毎年2%ずつ「目減り」していくことになるので、実質的には相殺されてゼロですね。
しかも、利上げと利下げはいったん始まると、数年間続くことが多いので、このことを見越してより大きな「米ドルへの下落圧力」と「ビットコインへの上昇圧力」となります。
もう1点付け加えるなら、ビットコインの上昇要因はこれだけではなく、
といった背景もあると考えられますね!