こんにちは、阿部です。
2018年7月29日の仮想通貨市場の主要ニュースについてご紹介していきます。
最新のニュースをチェックし、仮想通貨トレードにも生かしていきましょう!
2018年7月29日の仮想通貨市場は?
ビットコインはしっかりと90万円台をキープしていますね。
昨日と比較し、ほぼ横ばい推移となっています。
Zcash(ジーキャッシュ)との類似点が多いZClassic(ジークラシック)が70%ほど上昇していますね!
さて、早速2018年7月29日のニュースみていきましょう。
①韓国プレミアが目立つ市場へ
仮想通貨アルトコインの価格推移、韓国プレミアが見過ごせない状況にhttps://t.co/XF3HkEgHZT
Bithumbの入出金停止と、韓国政府が求めていた価格乖離収縮とは裏腹に、予期せぬ形で韓国プレミア価格が再燃している。
時価総額の低い通貨の出来高が急増するなど、世界価格への影響も報告される。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年7月29日
まずは、韓国プレミアの話題からご紹介します。
現在、韓国プレミアが大きくなり、無視できない状況になってきています。
韓国プレミアとは?
韓国プレミアとは韓国の市場だけが相対的に高くなることをいいます。
この場合、同じ通貨でも、日本で買うより韓国で買う方が高くなります。
通常は、仮想通貨はどの国でも同じくらいの相場となります。
そういった意味で、韓国プレミアは異常な状態といえますね。
韓国プレミアは一時的なものとなる可能性が高い
韓国プレミアがなぜ発生しているのか。
その理由は、韓国の仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)にあります。
Bithumbはハッキング被害を受けて入出金が制限されているんですね。
そのため、他の取引所から見るとマーケットが孤立していて、価格差が出やすくなっています。(※専門的にいうと、アービトラージ=裁定取引ができない状態)
よって、アービトラージできるようになったら韓国プレミアは解消すると思われます。
②仮想通貨取引所がレバレッジに加え「取引金額」も自主規制
仮想通貨取引に上限設定?自主規制で検討か=時事が報道
◆交換業者で組織する日本仮想通貨交換業協会が、自主規制で年収や資産に応じて取引額に上限を設定する方針との報道
◆資産が少ない顧客の生活が破綻するのを防ぐためだというhttps://t.co/Xm4XKmhQdd— コインテレグラフ ジャパン@仮想通貨 (@JpCointelegraph) 2018年7月28日
「日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)」という協会をご存じでしょうか?
日本の仮想通貨取引所をまとめ、規制を一貫させるなどの活動を行っています。
日本仮想通貨交換業協会は、「自主規制」にて、取引金額を設定する方針を発表しました。
レバレッジ上限を追加
同協会は、レバレッジの上限を自主規制として設ける方針です。
具体的なレバレッジは「4倍」とする方針で、調整に入っているとのこと。
ただしこちらの自主規制はあくまで推奨であり、義務ではありません。
取引金額上限を追加
一方で、レバレッジのほかにも「取引金額の上限」を設ける方針が明らかとなっています。
これはマーケットにとって、痛いといえば痛いですね。
業界への資金流入がこの規制によって制限されてしまうかもしれません。
しかしながら、こうした自主規制を強化していくことで、国から「仮想通貨は安全だ」と評価され、大きな規制を逃れる効果もありそうです。
長期的には、それほど悲観することはないでしょう。
③アメリカの投資家のわずか2%がビットコインを保有
米国投資家、2%のみBitcoin保有も1/4が興味 – https://t.co/AwiY1yWYf5 #速報
— BTCNビットコインニュース (@btcnews_jp) 2018年7月29日
Wells Fargo/Gallupが公開したレポートによると、仮想通貨を持っているのはアメリカ人の2%に過ぎないことが分かりました。
「関心を持っている」は26%
2%でこれだけの伸びなので、普及すれば大きな伸びしろがあることが、より鮮明になりましたね。
しかも、仮想通貨に関心を持っているアメリカ人は、「26%」にも上りました。
こうした層は、もう少し一般店舗やテレビCMなどでビットコインを見かけるようになったら買ってくれるでしょう。
さらなる普及に期待しましょう。
④サムスン「スマホは仮想通貨取引に最も安全なデバイス」
◆サムスン、仮想通貨の保管にスマホは最も安全◆ 同社は仮想通貨の保管において、スマートフォンは一番安全で、さらに利用者にとっても最も適しているとの見解を示した。スマホに信頼実行環境(TEE)が存在しアンドロイドのOSでさえ、メモリの変更ができないからだ。 【情報提供:巴比特】#フォビ pic.twitter.com/HBEkqUfEJz
— Huobi Japan (@HuobiJapan) 2018年7月28日
韓国にサムスンという大企業がありますね。
サムスンは先日、自社で運営するメディアの記事内で「パソコンよりもスマートフォンのほうが、仮想通貨を安全に取引できる」と述べました。
スマホに実装されているTEE(Trusted Execution Environment)が理由
その理由としてサムスンは、スマホ内に実装されているTEE(Trusted Execution Environment)が、セキュリティに関わる部分を保護してくれるから、と説明しています。
仮想通貨といえば、「まずはパソコンがないと始まらない」と思っている方も多いと思います。
しかし全然そんなことはなく、手法次第で誰でも気軽に始められるものです。
また、パソコンを利用していても、保管方法次第で安全に取り扱うことができます。
今日は、上記4つの主要ニュースをお届けしました。
ぜひ参考にしてみてください!