仮想通貨LOKI (ロキ)の将来性とは|2019年末にメインネットリリースを控え、今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは87万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落

時価総額トップ10でも、多くの通貨が数%下落しています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①760兆円運用のフィデリティ、仮想通貨カストディのNY州ライセンスを取得!

世界最大の金融企業、米フィデリティ。

その子会社であるFidelity Digital Asset(FDA)が、NY金融当局から仮想通貨カストディを運営するためのライセンス(免許)を取得したことが判明。

仮想通貨カストディとは:
仮想通貨を安全に保管するサービスのこと。信頼性の高いカストディの増加は、機関投資家の仮想通貨参入および価格上昇に繋がると考えられる。

これによりフィデリティはNY州において、「機関投資家」と「個人投資家」の両方が利用可能なBTCカストディサービス、および売買や送金サービスの運営が可能となります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

フィデリティといえば、日本の国家予算をゆうに超える760兆円を運用するモンスター企業ですね。

そのカストディライセンス取得は、仮想通貨業界の「法整備」加速の象徴。

長期的な値動きへの影響も大きく、来たる上昇トレンドを支える「土台」になる重要な動きと考えていいでしょう!

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • ドイツNorthern Bitcoin社と米Whinstone社が合併し、世界最大級のマイニング施設を建設へ。広さは東京ドーム8.5個分となる、100エーカー
  • 米商業銀行Galaxy Digital社は、2種類のビットコイン(BTC)投資信託をローンチ。50代から80代の富裕層がターゲット
  • イギリスが仮想通貨の契約機能「スマートコントラクト」を合法と認める
  • 取引所バイナンスが信用取引の倍率を3倍から5倍へ引き上げ

このように複数の材料が報じられていますが、ビットコインは軟調。

ファンダへの関心低下も感じられますね。

では今後の値動きを予測するカギはどこにあるのでしょうか。

僕が注目しているのは、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物のロング・ショート比率。

出典:https://bullbearanalyzer.com/lschecker/futures/

これは買いポジションを持つ人、売りを持つ人の割合を示していますが、直近では70%に迫る「売り」ポジションが積み上がっています。

これはまれに見るレベルで売り目線が強いということ。

一方で、いったんビットコインが上昇転換し始めると、売り手の損切りが連鎖的に発生し、BTC特有の急激な上昇となる可能性が高いでしょう。

こうなればレバレッジ100倍のBitMEXでも、絶好の短期トレード日和となりそうですね!

②仮想通貨LOKI (ロキ)の将来性とは|2019年末にメインネットリリースを控え、今後上がる?

今月19日に0.000032BTC(3200satoshi)だった仮想通貨LOKI (ロキ)は、20日(本日)には0.000041BTC(4100satoshi)に上昇。この間の上昇率は約30%に達しています。

ロキは、「誰が誰に対して送金したか」が外部から見えなくなっている匿名性コイン(プライバシー通貨)の1つ。

同じく匿名性の高い、仮想通貨モネロをベースに開発されています。

基本的にはモネロの特徴を引き継いでいるものの、独自のプロダクトとして、高い匿名性を保ったままやり取りできるメッセンジャーアプリ「Loki Messenger」があります。

また今年8月には、取引所Binance DEXへの上場を達成済みです。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

それでは、ロキの急騰要因をみていきましょう。

  • Loki Messengerの最新版v1.5.0がリリース!(今月19日発表)

これにより、スマホ・パソコンを問わず複数のデバイスでLoki Messengerが同期できるようになったようです。

この機能は実験段階とのことですが、ロキの重要プロダクトのアップデートであることに変わりなく、好材料と見なされました。

では、今後についてはどうか?

現在ロキはテストネット(テスト版)の段階ですが、メインネット(正式版)のリリースを2019年末に控えています。

この材料により今年12月半ばから堅調な値動きになる可能性が高いと考えていますよ!

③仮想通貨NANO (ナノ)、バイナンスUSへの上場で高騰中!

当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨NANO (ナノ)をご紹介します。

ナノは、ブロックチェーンの代わりにDAG(有向非巡回グラフ)を利用した仮想通貨。

DAGは「次世代のブロックチェーン」とも呼ばれており、低コストかつ高い処理能力を有しています。

ナノはそんなDAGを採用することで、「超高速な取引」および「送金手数料の無料化」を実現しました。

ちなみにナノは、以前「Raiblocks」と呼ばれていましたが、リブランディングにより「NANO」と名称変更されました。

(豆知識:DAGとブロックチェーンは一長一短。たとえばDAGを利用したナノはビットコインなどより「中央集権的」になりやすいデメリットがありますね!)

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

それでは、ナノの注目ポイントをみていきましょう。

  • 取引所バイナンスのアメリカ版「バイナンスUS」に上場!(今月19日報道)
  • 取引所Kraken(クラーケン)にも上場!(今月6日発表)

どちらも大きな材料ですが、特に大きいのは前者の「バイナンスUS」への上場。

これにより、ここ24時間で5%ほど上昇していますね。

また過去の傾向から、バイナンスUSに上場したコインは上昇傾向にある点も見逃せません。

たとえば今月7日に上場したVeChain (VET)はその後約1週間で1.5倍以上に上昇。

今月14日に上場したQtumについては、上場後に軟調になってしまいましたが、10月に2倍近い上昇を経ていたことから、息切れしてしまったのでしょう。

その点、ナノは直近の安値圏までしっかりと「押し」が入っているため、高値づかみにはなりにくそうですね。

直近でも、上昇初動のようないい反応を見せています。

では、長期的なファンダメンタルズはどうでしょうか。

ビットコインなどのブロックチェーンを用いた仮想通貨は、スケーラビリティ問題(手数料高騰・取引の遅延)が発生しやすい弱点があります。

一方、ナノはDAGを用いているためその心配が不要。

ビットコインが「価値保存の手段」なら、ナノは「実用的な決済手段」という棲み分けが可能だと考えています。

本日のまとめ

  1. 760兆円運用のフィデリティ、仮想通貨カストディのNY州ライセンスを取得!
  2. 仮想通貨LOKI (ロキ)の将来性とは|2019年末にメインネットリリースを控え、今後上がる?
  3. 仮想通貨NANO (ナノ)、バイナンスUSへの上場で高騰中!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!