こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは98万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落!
時価総額トップ10では、プラスとマイナスの通貨がまちまちとなっています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でChainlink (LINK)が約10%上昇。
イーサリアムのメインネットでChainlinkがリリースされたことをキッカケに、継続的に買い注文が入っていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①XRPが5%瞬間急騰!!リップル社と送金大手マネーグラムが戦略的提携へ
リップルがマネーグラムとの戦略的提携!
XRPを活用した国際送金と国際為替でのグローバルパートナーにリップル社が選ばれた!
数日前から噂になってたけど、本当だったね! https://t.co/P3CS4MYY9b
— こぺる@仮想通貨 (@coperu100) 2019年6月17日
仮想通貨リップル(XRP)を発行するリップル社と、世界的送金企業マネーグラム(Moneygram)が、戦略的提携を結んだことが明らかとなりました。
このパートナーシップの主なポイントとしては、下記が挙げられます。
- マネーグラム社は2年間にわたり、リップル社の送金システム「Rapid」を国際送金に正式導入する
- リップル社はマネーグラム社に対し、同社株式と引き換えに、最大5000万ドル(約54億円)を提供する
この発表を受けて18日、リップル(XRP)は0.428ドル(約46円)→0.456ドル(約49円)へと瞬間急騰。
ここ24時間の上昇率は、記事執筆時点で4%に達しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②バイナンス、ビットコインに連動する「BTCB」新たに発行!
仮想通貨取引所バイナンス、ビットコインに裏付けられたステーブルコイン $BTCB を発表
Binance独自チェーン「Binance Chain」を活用して、ビットコイン(BTC)価格に裏付けられたステーブルコインをBEP2トークン規格で発行することを計画していると発表、取引開始は未定。
https://t.co/p8RX8zbpVd— NEXTMONEY@仮想通貨メディア (@nextmoneyCrypto) 2019年6月18日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、BTCの価値と1:1で連動することを目指す仮想通貨「BTCB」を発行することが分かりました。
BTCBは、ビットコインを100%価値の裏付けとします。
同通貨は、バイナンスの独自チェーン「BinanceChain」上で稼働する、仮想通貨分散型取引所(DEX)にて、ビットコインの代わりとして活用されるとみられています。
分散型取引所(DEX)とは:
特定の管理者が存在しない、非中央集権的な取引所のこと。ブロックチェーン上で稼働することによる最高水準のセキュリティがメリット。代表例として、EtherDeltaやOpenledgerなどが挙げられる。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「なんだかよく分からないのが出てきたな」って感じですよね笑
これは、「米ドル」と1:1で連動することを目指す「USDT」や「USDC」のビットコイン版と考えると分かりやすいでしょう。
USDTやUSDCは、米ドルと同じ感覚で利用できる「擬似米ドル」ですよね。
同じようにBTCBは、バイナンスチェーン上でビットコインと同じように活用できる「疑似BTC」です。
なぜオリジナルのビットコインではいけないかというと、BTCはバイナンスチェーンに対応していないからですね。
このニュース、仮想通貨トレーダーの間でもかなり話題になっているため、バイナンスの独自仮想通貨「バイナンストークン(BNB)」の値上がりに繋がる可能性もありそうです!
③経済学者「ビットコインのバブルを馬鹿にするのは愚か」
CoinDesk Japan創刊から3ヶ月半が経ち、ようやく慶大・坂井教授 @toyotaka_sakai の“あの”創刊インタビューもYahoo!ニュースで読める時代になりました。当時40万円ほどだったビットコインが今や100万円を超え。たった数ヶ月の出来事とは思えません。ぜひご一読ください。https://t.co/VBuqiA39Vm
— CoinDesk Japan (@CoinDeskjapan) 2019年6月17日
「ビットコインのバブルを馬鹿にするのは愚か」。
そんな指摘をしたのは、仮想通貨企業のCEOや、投資家ではなく、「経済学者」です。
慶應義塾大学経済学部教授の坂井豊貴氏は、仮想通貨メディアの取材の中で、ビットコインについて以下のように語りました。
僕は経済学者なので、(ビットコインを)『怪しい』とは思わないんです。そもそも『通貨は国家が発行するものだ』というのは最近の人間の固定観念。
「(バブルの)プロセスはビットコインには(認知を得るために)必要なこと。ビットコインのバブルを『バブルだから』といって非難したり、馬鹿にしたりするのは、とても愚かなことです。」
阿部悠人の考察(重要度★★)
ビットコインは将来、円やドルのような「決済通貨」になり得ると期待されます。
しかし反論もあります。「こんな値動きが激しいものは、お金として使えない!」というものですね。
でも坂井さんは、価格変動の最たるもの「バブル」ですら、ビットコインにとって必要なものだと言い切ります。
なぜなら、もしビットコインがどれだけ素晴らしいものだったとしても、「値上がりするぞ!」「稼げるぞ!」という分かりやすい魅力が無かったら、ここまで有名にはなれなかったからです
冷静に考えて、「ビットコイン」と聞けば誰でも「ああ、聞いたことはある」となるのは、凄いことですよね。
経済学者の目線からみると、「まだまだビットコインは発展途上なんだな~」と理解が深まる良記事です。
ぜひ上記ツイートから一読してみてください!
④バフェット氏とサン氏(トロンCEO)の会食、ライトコインのリー氏も参戦へ
トロン代表が落札したバフェット「5億円昼食」、ライトコインのチャーリー氏もゲスト参加へhttps://t.co/41kMiqOqge
TRONのCEOが、世界三大投資家バフェット氏との会食権を5億円で落札した件で、ライトコイン開発者のゲスト参加が判明した。ゲストは最大7名まで招待可能で、高い関心が集まっている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年6月17日
大物投資家ウォーレン・バフェット氏とランチする権利を5億円で落札した、仮想通貨トロン(TRX)CEO、ジャスティン・サン氏。
同氏は、7人まで参加できるゲスト枠を利用し、ライトコインの開発者であるチャーリー・リー氏を招待するとツイッターで明かしました。
「ライトコイン開発者チャーリー・リー氏を、ウォーレン・バフェット氏とのランチに最初のゲストとして招待することをワクワクしている。」
「今後、さらに招待する友人を公表したい。」
この会食は慈善事業として行われるもので、落札額の5億円は非営利団体GLIDE財団に寄付されます。
果たしてサン氏とリー氏は、仮想通貨否定派のバフェット氏の考えを変えることができるのでしょうか。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ゲスト7人のうち1人は、チャーリー・リー氏で確定ですね!
リー氏はライトコインの開発者でありながら、ビットコインにも強気予想を展開しています。
たとえば先日には、以下のようにツイート。
「(ビットコイン投資における)最良の戦略はロング(買い)を維持することだ」
「あと2、3日FOMO(上昇に乗り遅れたくない心理)が働けば過去最高値(220万円)に到達しそうだ」
一点の迷いもなくビットコイン上昇を信じており、その発言には迫力がありますね。
この調子でバフェットさんにたたみかけたらどうなるのか、考えるだけでもワクワクします笑
リーさんなら、きっとやってくれるんじゃないでしょうか!
【BTCは100万円台に本格的に突入!現在も勢いを保ったまま着実に上昇中!】
昨日のBTCは戻りをつけないまま06/16の高値1021778を僅かに更新、現在は100万円を超えて高値圏で推移している状況、このまま102万円台をブレイクして更に上昇する可能性が高いです。
それでは短期取引ポイントから分析します。
現在は①1020000で上ヒゲを何度か付けて抑えられている状況、このラインを突破できるかが本日の注目ポイントです。
買いポイントは①を終値で超えて15分足が確定したタイミングか、①反発での下落後、②レジサポ付近で支えられたタイミングがおススメです。
売りは、①から逆張りショートして②で利確、または②を割ったタイミングでショートして③サポートで利確します。
次は中期取引ポイントです。
一時間足は①からの売り圧力と20SMAの買い圧力の板挟みとなっている状態です。
買いは現在意識されている20SMAのラインにタッチしたタイミングでロングして、週足の高値がある④1084000を目指します。
①を超えきれずに一旦下がってきた場合は、⑤前回安値で再度ロングします。
売りであれば①を超えられずに一時間足で大きな陰線が確定した場合に逆張りショート、⑤で利確します。
【いち早くSTOに参入!次の爆上げはこのコイン】
ビットコイン独走モードでアルトコインがパッとしませんが、なんだかリップルに動きが出てきましたね。
それに伴い上昇をしてくるのが弟分のSteller(XLM)
今年3月にはドイツ国内発のステラベースに構築したSTOが承認され、話題を呼んでおります。
今月はニューヨークでステラネットワークを活用したトークンを作成するイベントや、ステラ経済圏を構築するための機能であるKelpの改良も9月までにリリースされる予定があります。
このように脱イーサリアムトークン化が進んでいるなか、いち早くSTOに進出され、しかも経済圏を強固にするための取り組みをするなどますます期待が持てるプロジェクトですね。
さて、今後の価格推移について見ていきましょう。
<テクニカル分析>
現在のチャートは0.1175ドル付近の底が堅いため上昇可能性があると見ています。
白ラインで作った三角形で推移している現在の状況から上に抜けていけばチャンスです。
以前の下落幅が大きかった分、上昇した場合の上げ幅も大きくなるでしょう。
<投資戦略>
0.01175ドル付近で購入するのが良いでしょう。
三角形を抜けたら追いかけて購入するのも一つの手です。
利確は次の反発が起きそうな0.16ドル(前回の高騰時の最高値)がベストです。
もしくはもっと長期間保有するスイングトレードもおすすめです。
その場合は数ヶ月、9月頃までの鬼ホールをすることを念頭に入れて投資されてください。
【イベント目白押し!日本でも知名度の高いあのコイン】
ステラ (XLM)でブロックチェーンマーケットを作りやすくするために設計された機能であるKelpの改良が2019年9月頃までにリリースされる予定です。
運営は「私たちの新しいフレームワークを使って、高品質でインパクトのあるプロジェクトができるでしょう」と発表しています。
また、2019年にはマイナーリリースがあり、6月、8月、10月にリリースされる予定です。
6月末にはStellarネットワークでトークンを作成する方法に関したワークショップがニューヨークで開催されます。
<テクニカル分析>
現在のチャートは0.1175ドル付近の底が堅いため上昇可能性があると見ています。
白ラインで作った三角形で推移している現在の状況から上に抜けていけばチャンスです。
以前の下落幅が大きかった分、上昇した場合の上げ幅も大きくなるのではないかと考えられます。
<投資戦略>
0.01175ドル付近で購入するのが良いでしょう。三角形を抜けたら追いかけて購入するのも一つの手です。
利確は次の反発が起きそうな0.16ドル(前回の高騰時の最高値)がベストです。
もしくはもっと長期間保有するスイングトレードもおすすめです。
数ヶ月は我慢する必要があるという点には注意してください。
本日のまとめ
- XRPが5%瞬間急騰!!リップル社と送金大手マネーグラムが戦略的提携へ
- バイナンス、ビットコインに連動する「BTCB」新たに発行!
- 経済学者「ビットコインのバブルを馬鹿にするのは愚か」
- バフェット氏とサン氏(トロンCEO)の会食、ライトコインのリー氏も参戦へ
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
この戦略的提携については、実は発表前からウワサにはなっていました。
「ワンチャンあるんじゃないか?」「いや、虫がよすぎる。リップラーの妄想だ」といった感じで憶測が飛び交っていましたが、なんと実現してしまいましたね!
マネーグラム社と言えば、200ヵ国に展開する世界的送金企業。
「世界5大送金企業」に数えられ、米ニューヨーク証券取引所へも上場しています。
そんな同社が「実験」ではなく「正式」にxRapidを採用・・・。まさにリップラーが待ち望んでいた展開ですね。
XRPはここ3ヶ月ほど上昇しているものの、ビットコインと比べると出遅れており、「割安に放置されている」状態です。
マネーグラムとの提携で約5%ほど値を上げたとはいえ、相対的に見ると「まだまだ安い」と僕は考えていますよ!