こんにちは、阿部です。
ここ数ヶ月は、ビットコイン、アルトコインを問わず下落相場が続いていましたが、
いよいよ雰囲気が変わってきています。
代表的なアルトコインの1つであるリップルは、ここ2週間ほどで2倍近く上昇しており、ゴールデンウィークへ向けてどんどん勢いを増しています。
もちろん、リップルは世界中の銀行などから注目・採用されている有力通貨なので、強い上昇も驚くべきことではありませんが、なぜ、「このタイミング」で上昇を強めているのでしょうか?
「リップルを保有しているが、値動きが読めない」
「今からリップルを購入するべき?」
と悩んでいる方に向けて、今後の見通しをご紹介したいと思います。
それでは詳しくみていきましょう。
リップルは1ヶ月半ぶりに100円台回復
ここ数ヶ月の相場では、ほとんどのアルトコインにおいて下落が見られました。
もちろん、リップルも例外ではありません。
リップルは、2017年12月から2018年1月にかけて(多くの仮想通貨にとってピークを迎えた時期)1XRP/300円の急騰を見せていました。
しかし、そこからは仮想通貨市場全体の下落相場に引っ張られるように、200円、100円、そして50円と値下がり。
ここにきてようやく、チャートが右肩上がりになってきました。
短期移動平均線と長期移動平均線の両方を上抜ける上昇トレンドを予感させるチャート形状となっています。
リップルはもともと「底が堅い」通貨
仮想通貨には、「底が堅い」性質を持つ通貨と、「底が堅くない(抜けやすい)」通貨とがあります。
どのようなことかというと、市場全体が下降トレンドとなってきたとき、その仮想通貨も引っ張られて下落してしまうのか?
それともある程度の価格を保って耐えることができるのか?
が仮想通貨によって異なるということです。
この「底堅さ」を決めるのは、その暗号通貨がどれほどの強いニーズによって支えられているかによると僕は考えています。
つまり、世間に広く浸透しており、あらゆる企業で採用されている仮想通貨ほど、「底堅い」といえます。
世界の銀行で採用されているリップル
リップルの特徴の1つに、すでに大企業や大手銀行などで実験や採用が進んでいることが挙げられます。
これは日本でも海外でも、同じような傾向にあります。
また、もう特徴の1つは、「ハブ通貨」としてのリップルです。
世界には多くの法定通貨(米ドル・日本円・韓国ウォンなどさまざま…)が存在するため、これらの通貨を外国で使おうとすれば「両替」が必須となります。
しかしリップルが世界中の銀行で採用されることになれば、「リップルを保有しているだけで、世界中の法定通貨と変えることができる」という未来が実現し、両替の手間がなくなります。
もちろん、両替手数料も不要となるので、旅行者にもメリット大。
このような、しっかりとしたビジョンをあげられる仮想通貨はリップルの他にそう多くありません。
それがリップルの「底堅さ」に繋がっているといえるでしょう。
リップルの上昇トレンドは続く?
それでは、現在の右肩上がりのチャートをリップルはどれほど継続していけるでしょうか?
僕の個人的な見解としては、この予測のために「アルトコイン全体の市場のチェックが重要」だと考えています。
リップルは底堅い仮想通貨の1つですが、それでもやはり仮想通貨市場全体の上昇トレンド、もしくは下降トレンドに引っ張られるからです。
意外かもしれませんが、これはチャンスでもあると個人的に思っています。
なぜなら、リップルは世界でもっとも成功している仮想通貨の1つ。
そんな仮想通貨でも、市場全体が下落トレンドなら値下がり“してくれる”ということ。
価値のある仮想通貨が「バーゲンセール」のように格安で仕込めるということなのです。
リップルは、信用力の高い金融機関なので採用が進んでいるため、この先、無価値なることは考えにくい通貨です。
初心者もポートフォリオに組み入れやすいでしょう。
リップルだけではなく、仮想通貨市場全体に目を向けながら投資判断をしてみるとよいですね!