こんにちは!阿部です。
ビットコインが値を戻してきています。
やはり強いですね、、長期で見れば、仮想通貨市場は莫大な伸びしろがありますので、日々の値動きに一喜一憂するような必要はありません。
いつでもが買い時だと思うので、金庫に保管しておく感じもアリだと思います。
トレードでも稼ぎたい、、そんなあなたにはぜひ知っておいて欲しいことがあります。
タイミングが全て
長期で構えるというあなたなら、日々の値動きに反応することなく楽しみに待っていればいいと思うのですが、、
株でも為替でも暗号通貨でも相場のトレードでは、上がるか下がるか、どちらかです。
ある意味、5分5分ですから、右肩あがりに上がって行く相場でも、タイミング的には下がることもあります。
「損小利大」
しかし、負けるときには、小さい損失におさえる。勝つときには、大きな利益を出す。
そうすれば、自然に利益を残し続けることが可能になります。
損は小さく、利益は大きくこの考え方は、トレードの基本中の基本なので忘れないでくださいね。
プロスペクト理論
ちょっと、行動経済学の話をしますね。
なんだか難しそうな話のようですが、人間の意思決定ってどんな傾向があるのか、あなたも知っておいて絶対に損のないことです。
とても興味深い心理実験の結果がありますので、ぜひあなたも一緒に考えてみてください。
つぎの2つの選択肢のうち、あなたなら、AかBか、どちらを選びますか?
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A:100万円をあげます。
B:コインを投げ、表が出たら200万円をあげます。
でも裏が出たら何も手に入らない。
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この場合、Aを選ぶ人が圧倒的に多いのです。あなたはどうでしたか?
では、つぎの質問です。あなたなら、AかBか、どちらを選びますか?
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あなたは200万円の借金があるとします。
A:借金を100万円に減額してあげます。
B:コインを投げ、表が出たら借金をチャラにします。でも裏が出たら借金はそのままです。
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この質問では、Bを選ぶ人が圧倒的に多いのです。
つまり、「利益が出そうだと思ったら、 確実に小額でも利益を確定する。」
「損益が出ているときには、 損がゼロになるようギャンブルをする。」
ということです。
なので人間は、利益に対しては、確実にもらえるように意思決定をし、損失に対しては、最大限に回避しようとするという、多くの人の行動パターンをこれで知ることができる感じです。
とはいえ、これだと結局、トレードで勝ち組になることはできません。
なぜなら、「損小利大」
損は小さく、利益は大きくこのルールから反れてしまい、「損大利小」を招くからです。
たとえば、ある仮想通貨コインを買ったときに、値がグイグイあがり始めてくれた。
これはうれしいですよね。
でも、ある値になると、急にピタッと上昇が止まり、下がり始めたとします。
すると、利益を確実にしたいというプロスペクト理論が働き、すぐに利益確定してしまうのです。
ですが、実はココが”押し目”だったりします。
そこからさらに上昇し、もっと利益が出ることもあります。
逆に、こんなケースもあります。
ある仮想通貨コインを買ったときに、値が下がり始めてしまいました。これはショックです。
でも、ある値でピタッと下げが止まると、「いや~助かった、これから上がるハズだ」そんな感じで、損切りせずにそのままホールドしてしまうのです。
ですが、この下げの一時停止は、”戻し目”だったりします。
そこからさらに値を下げ、含み損がさらに、大きくなることがあります。
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「コツコツドカン」
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コツコツ小さく勝ちを積み重ねていっても、大きな損を一度ドカンとやってしまうと、利益を残すどころかマイナスになってしまう。
トレードの初心者に多い負けパターンです。
プロスペクト理論で証明された多くの人の心理は、このパターンにハマりやすいと言えます。
なので、人間は生まれながらにして、「損小利大」ではなく、「損大利小」の投資をしてしまう
このことは、あなたの脳にインストールしておいたほうがいいと思います。
そして、あなたはもう気づいていると思いますが、このプロスペクト理論を逆手に取れば、トレードの勝ち組になることができる。
そうとも言えますよね。
知りたいなら行動するしかない
仮想通貨市場は、とにかく新しい市場です。
どんな市場でも先行者が得をすることが当然のようにあります。
その先行者利益をもしもあなたが得たいと思うなら行動するしかありません。