こんにちは、阿部です。
あなたには忘れられない同級生はいらっしゃいますか?
僕は先日、そんな同級生と会ってきました。
彼は高校時代「恋愛マーケター」と自称していて、かなりの数の女の子にラブレター的なモノを送っていました。
手紙だったりメール、紙のチラシみたいなもの、SNSのメッセージなど。
また、文章の内容も変えたり、写真を付けたり、試行錯誤しながら最高に効果の出るモノを追い求めていました。
ちなみに成功率はゼロでした。
大学生になってもそのひたむきさ?は変わらず、先日ついに、究極の真理を発見したというのです。
注)彼は決して節操がないわけではなく、ちゃんと好きになった人にだけアプローチしているようです。
恋多き男なんだと思いましょう。
それで思ったのです。これ『スプリットランテスト』だなと…。
ということで、まずは『スプリットランテスト』についてお話しします。
転売の売り上げを劇的に上げる方法|スプリットランテストとは?
スプリットランテストとは、「一部の要素(見出しやイラスト、画像など)だけを変更した複数の素材(広告やWebページなど)を同じ環境に公開し、最も効果の高い要素を発見するテスト」のことを言います。
A/Bテストとも呼ばれますね。
ネットショップで行う場合には、文章や画像の一部だけを変えて検証していきます。
検証の結果、効果の高かった方を選びそれを何度も繰り返して購入率の高いページを作っていきます。
結果が数字で出るため、客観的な根拠を基に販売ページやネットショップを構成することができるのです。
スプリットランテスト解説図
キャッチ
コピー
|
商品写真 | 商品説明 |
注文ボタン
の場所
|
レイアウト |
コピーA ◯ | 写真A◯ | 説明A × | 場所A ◯ | レイアウトA × |
コピーB × | 写真B × | 説明B ◯ | 場所B × | レイアウトB ◯ |
↓
コピーA | 写真A | 説明B | 場所A | レイアウトB |
- テストをして良いモノを選んでいく
- 効果の高いコンテンツで構成されたショップになる
ただ、スプリットランテストをやっていない人はかなり多いです。
多すぎるくらい多いのです。
商品のテストと同じくらい大切なのですが知らない方が多いのが現状です。
つまり、逆を言えば、テストをしっかりやる人はその分だけライバルに差をつけられるということなのです。
【スプリットランテストを行う際のポイント】
- 何アクセスで売れたか?
- 既定のアクセス数に達するまでの時間
- どれくらいの期間で売れたか?
- 質問の数
- 検索されたキーワード
などを記録してデータ分析をしましょう。
効果が高い要素は残して、もっと効果があると思われる画像や文章を加えて検証を繰り返します。
「データ収集」、「分析・検証」、「更新・修正」これらをこまめにやるので手間はかかります。
反応率が悪いと投げ出したくもなります。
ですが、コストパフォーマンスは抜群です。
我慢して検証を繰り返せば、必ず繁盛店になること間違いなしです。
また、売り上げを上げるためにもう一つご紹介させていただきたいことがあります。
それは、僕が先日思ったこととつながります。
「映像の力恐るべし。」と思わずにはいられない夜でした。
というのも先日、ある動画を見ていたのですが紹介されていたスイーツが、それはもう美味しそうだったのです。
商品自体はもちろん、紹介している方の表情やコメント、アレンジが秀逸で「これを食さずに朝日を拝むことは出来ない。」と深夜3時のおやつを求めてコンビニに駆け込みました。
ですが、実はその日から【夜間に炭水化物は取らない】という禁を課していたのですがわずか8時間で禁は破られ、「映像の力恐るべし。」という結論に至ったのです。
この力は私たちがネット上で商品を販売する際にも使えますよね。ということで、ここからは「動画を活用した商品イメージ」についてお話していきます。
動画を活用した商品イメージとは?
たとえばですが、「使用方法が複雑で説明が長くなってしまう商品」や「国外でしか手に入らないような電化製品」これらの商品の場合は、文章や画像だけだと、その使い方や効果が分かりにくいものです。
ですが、動画を使えば説明したいことがハッキリと伝わりますし、お客さまに商品を使っているような疑似体験をしてもらえます。
これにより
- 商品の特徴を詳しく知ることができる
- 手に取って確認できない品物に対する不安を減らせる
- 商品を使っているイメージが容易になる
といったことが起こり、お客様の購買意欲は高まります。
ジャパネットたかたなどの通販番組も同じですね。
動画アップのポイント
簡単なのはスマートフォンで撮影してYoutubeにアップするという方法です。
Youtubeにアップする際は、販売ページへ直接アクセスできるようページURLを記載し、Youtubeからもお客さまを呼び込めるようにしましょう。
検索されやすいキーワードを商品タイトルや説明文に盛り込み、多くの人の目に触れるようにするといいです。
動画の時間は15~60秒が目安です。
長すぎると飽きてしまい、最後まで見てもらえない可能性があるので要点をまとめたコンパクトな動画を心掛けましょう。
また動画をアップする本来の目的は商品の説明ですが、商品の広告として、見る人を楽しませる要素を入れるのも面白いかもしれません。(テレビCMみたいに)
売り上げを劇的に上げるには工夫が必要
いかがでしたでしょうか?
スプリットランテストの重要性と動画で商品を説明するということが売り上げアップに繋がる。という感覚がつかめましたでしょうか?
スプリットランテストで売れる商品表示方法を動画をアップすることで売り上げも間違いなくアップ。
ぜひ、取り入れてみてください!