「ネオってどんな仮想通貨なんだろう?」
「NEO 3.0アップデートの好材料が控えているらしいけど、今後の価格への影響は?」
とネオの今後について気になっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、以下のポイントについて徹底解説。
- ネオとは?
- ネオの将来性
- ネオの購入方法
さっそく詳しくみていきましょう。
ネオとは?

ネオは、スマートコントラクト(契約機能)やDApps(分散型アプリケーション)、ICOなどの基盤となる「プラットフォーム系仮想通貨」のひとつ。
2020年11月現在、時価総額ランキングは21位です。
ネオは以前、Antshares(アントシェアーズ)という名称で知られており、2016年10月に取引が開始されましたが、2017年の6月にリブランディングにより現在の名称「NEO」となりました。
ネオに関するよくある説明は、「中国版イーサリアム」というものです。
これは、ネオにあるスマートコントラクト、DApps、ICOのプラットフォームとしての機能がそのままイーサリアムにも存在するため。
ただ、まったくのコピーコインというわけではありません。
NEOは、イーサリアムとは異なるコンセンサスアルゴリズム「DBFT」を採用しており、これにより取引速度が大幅に優れています。
具体的には、イーサリアムの毎秒15〜20件の処理能力に対し、ネオは毎秒1000件のトランザクション(取引)を処理することができます。
ネオの最大の特徴は「スマートコントラクト」
イーサリアムがそうであるように、ネオの最大の特徴も「スマートコントラクト」です。
スマートコントラクトは「契約機能」の一種で、人間同士が約束しなくても、プログラムによって「契約」を追加できます。
たとえば、「○○の条件になったら、AさんがBさんにイーサリアムを支払う」などの柔軟な取引がコードによって制御できます。
では、ネオとイーサリアムのスマートコントラクトの違いはどこにあるのでしょうか?
イーサリアムのスマートコントラクトで使用できるデータは、「ブロックチェーン上」の情報のみです。
これはセキュリティを保つためには有利な仕組みですが、拡張性に欠けます。
しかしネオのスマートコントラクトでは、ブロックチェーン上の情報に加え、「契約者個人のデータストレージ」上のデータも活用可能。
これにより、ブロックチェーン上にはないデータを活用したスマートコントラクトも動かすことができます。
ネオの将来性は?

それでは、ネオの将来性をどう考えればいいでしょうか?
一般的なプログラミング言語で開発できるのがネオの強み
ネオの大きな特徴のひとつは、利用できるプログラミング言語が豊富で、その言語の種類もごく一般的なものが使えるということです。
具体的にネオでは、Visual Studioなどの使い慣れたIDE(ソフトウェアの開発環境)で、C#やJava、Python等を使用することができます。
つまり、イーサリアムよりもはるかに開発しやすく、取り入れやすい仮想通貨なんですね(イーサリアム上ではSolidityという独自の言語を使うため、扱える人が非常に限られています)。
こうした特徴により、今後ネオ経済圏が拡大した際、プログラミング言語により開発が阻害されることがありません。
ネオは伸び代の観点から魅力ある仮想通貨といえますね。
「NEO 3.0」メインネットローンチが控える!
ネオは2020年、ネオの最新版である「NEO 3.0」をローンチする予定。
これが強力な上昇要因として期待されています。
NEO 3.0は、打倒イーサリアムを目指すネオの起死回生の一手で、ネオをエンタープライズ(大規模な法人)向けに普及させることを狙ったアップデートです。
そのためにネオに不足している、
- 信頼性
- ストレージ機能の向上
- 1秒あたりのトランザクション数の増加(処理能力UP)
- 新たなスマートコントラクトシステム
- 新たな開発ツール
を強化するとしています。

NEO 3.0は、上図の公式ロードマップによると、2020年2Qにローンチされる予定でした。
開発の遅れからまだローンチされていませんが、そう遠くない時期にローンチされることでしょう。
ネオの購入方法
ネオは国内の取引所では購入できません。
大手海外取引所のバイナンスで購入できますよ。