「すすコイン(Susucoin/SUSU)ってどんな仮想通貨なんだろう?」
「5ちゃんねる発祥のコインらしいけど、モナコインみたいに上がるのかな?」
とすすコインが気になっていませんか?
今回はそんな方向けに、以下のポイントを徹底解説。
さっそく、詳しくみていきましょう。
すすコイン(Susucoin)とは
すすコインは、巨大掲示板「5ちゃんねる(5ch)」を発祥として2018年6月26日に公開された仮想通貨。また5ちゃんねるは、公式パートナーでもあります。
すすコインのテーマは「言論の自由を守る」こと。
検閲や、権威者が大嫌いな「すすこ」という公式キャラクターを持っています。
すすコインは、ビットコインと同じアルゴリズム「Proof of Work(PoW)」を採用しています。
ただし、ブロックチェーン上に言葉を投稿するスペースを作るために、トランザクションストレージが拡張されているのが特徴です。
すすコインは「ネタコイン」
すすコインは基本的に、経済活動に使われることを想定していない「ネタコイン」です。
プロジェクトとしての具体的な計画も、特にありません。
コミュニティ内では、公式キャラクターの「すすこ」のイラストが作成されたり、海外の有名掲示板「8chan」上でAirDrop(仮想通貨の無料配布)が実施されていたりします。
また、「すすこ」が歌うYouTube動画が公開されたりもしていますね。
基本的には、すすコインを通じたユーザー間の交流がメインだといえるでしょう。
すすコインのテーマは「言論の自由」
すすコインは、「言論の自由」を守るという偉大なミッションを掲げています。
これは、これは5ちゃんねるという自由な文化を持つ巨大掲示板を発祥としているためです。
すすコインでは、ブロックチェーン上に文章を投稿することができます。
ブロックチェーンの情報は分散して世界中に保存され、絶対に改ざんできない性質を持っているため、どんな「政府」や「企業」など権力者も、すすコインを前にしては検閲を行うことができません。
すすコインの将来性は?
それでは、すすコインの将来性をどう考えればいいでしょうか?
「投げ銭」が主な利用用途か
すすコインは現状「ネタコイン」の域を出ていませんが、将来にわたって必ずしも投資対象にならないという意味ではありません。
同じく5ちゃんねる(当時の2ちゃんねる)を発祥としているモナコインも、今では投資対象として認められていますね。
5ちゃんねるを発祥とした仮想通貨はVIPSTARなど複数ありますが、いずれも投稿者へのプレゼントである「投げ銭」に活用される傾向があります。
将来的には、すすコインも投げ銭としての地位を確立する可能性があります。
すすコインの強みはコミュニティ力
すすコインは、日本最大の掲示板5ちゃんねるを発祥としています。
また5ちゃんねるは、公式パートナーでもあります。
加えて、アメリカの5ちゃんともいえる「8chan」も第二のパートナーとしているんですね。
5ちゃんねるなどの掲示板ユーザーは強いコミュニティへの帰属意識があるので、今後も「すすこ」ちゃんをシンボルとして一定数のファンから支持されていくはずです。
公式ツイッターも1000フォロワーを有しているので、何らかのきっかけでSNSで拡散され、再注目されると上昇が見込めるでしょう。
すすコインは「売却不能」になる可能性も
2019年12月、すすコインが上場していたChainRiftが閉鎖しました。
すすコインはそれまでCoinExchangeにも上場していましたが、同取引所も閉鎖してしまっていたことから、上場先をすべて失ってしまったんですね。
すすコインのような小規模な通貨の保有は、常に「売れなくなるリスク」と隣り合わせです。
2020年7月、すすコインは取引所FALDAXに上場!
すすコインの公式ツイッターが7月16日、海外取引所のFALDAXに上場したことを伝えました。
これで再び、すすコインが売買できるようになりました。
ただし、将来的には再び上場先がなくなる可能性もあるので注意しましょう。
すすコインの買い方
すすコインは国内の仮想通貨取引所では購入できません。
海外取引所のFALDAXで購入できます。