仮想通貨Mask Networkとは?今後の価格、将来性、買い方

コイン

「Mask Network(MASK)ってどんな仮想通貨なんだろう?」

ツイッターやフェイスブックのメッセージを暗号化できるらしいけど、どういうこと?」

と、疑問を感じていませんか?

そんな方に向けて今回は、以下のポイントについて徹底解説。

この記事でわかること
  • Mask Networkとは
  • Mask Networkの将来性
  • Mask Networkの買い方

さっそく、詳しくみていきましょう。

Mask Networkとは

出典:Mask Network

Mask Networkとは、SNS(ツイッター、フェイスブック)上でユーザーが暗号化されたメッセージを送信できるようにする仮想通貨プロジェクト。

これにより、他のSNSユーザーはもちろん、SNSの運営会社を含む第三者に知られることなく、メッセージを送ることができます。

もちろん、Mask Networkにも知られません。

なお、暗号化されたメッセージが読み取れる範囲はユーザーが自由に設定できます。

「自分だけ」「指定ユーザーだけ(友達など)」「全ユーザー」などの選択肢から選ぶことができるので、指定された相手だけ、暗号化メッセージを読むことができる仕組みです。

Mask Networkではそのほか、

  • SNS上で仮想通貨をやり取りする
  • 分散型ファイルストレージ(保存領域)の提供
  • ファイルの共有
  • ITO(Initial Twitter Offering)

など、SNSユーザーへの総合的なサービスを提供しています。

ITO(Initial Twitter Offering)とは

仮想通貨を使った資金調達方法としては、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)やIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)が有名です。

そんな中Mask Networkは、ITO(イニシャル・ツイッター・オファリング)と呼ばれるツイッター上でユーザーが自由に仮想通貨を販売し、資金調達できるサービスを提供しています。

ツイッターを利用されている方はお分かりだと思いますが、仮想通貨ユーザーや、仮想通貨インフルエンサーの多くは、ツイッターを利用しています。

そのためMask Networkはツイッターで仮想通貨の資金調達ができたら便利なのではないか、と考えているようです。

ITO(イニシャル・ツイッター・オファリング)は2021年2月現在、Mask Networkを通じていくつか行われましたが、まだICOやIEOの競合となるほど目立った動きはありません。

今後に注目したいですね。

ちなみに、Mask Network自身もITOにより独自トークンを販売し、リリースしています。

Mask Networkの将来性は?

それでは、Mask Networkの将来性についてどう考えればいいでしょうか?

SNSのプライバシーへの懸念は高まっている

近年、ますますSNSの利用が一般的になりつつあります。

しかし同時にプライバシーへの懸念も急速に指摘されるようになっています。

大手SNSは例外なく、中央集権的な企業が運営しています。

そのため、投稿内容から運営会社がビッグデータを収集したり、プライバシーなメッセージをのぞき見したりすることは、理論上容易に可能です。

しかしこれだけSNSが普及した現代では、特にツイッターやフェイスブックといった大手SNSをまったく使わないのは難しいですよね。

そこでMask Networkは、ツイッターとフェイスブックを利用しつつ、Mask Networkを通じて利用することでメッセージを暗号化する方法を採用。

すでに定着しているSNSにプライバシー性を付け加えられるなんて、手軽ですよね。

そのため、一気にスケール(成長)する可能性もありそうです。

Mask Networkのエアドロップにも注目

2021年現在、Mask Networkは個人投資家に対して独自トークンのエアドロップ(仮想通貨の無料配布)を行っています。

「エアドロップってもうオワコンなんじゃ?」と思っている方もいるかもしれませんが、アルトコイン市場が上昇傾向にある記事執筆時点では、再び盛り返しつつあります。

プロジェクトによると、16,8000のアドレスに時価で2800万ドル(約30億円)の価値がある独自トークン無料配布するとしています。

非常に高額なので、一時はMask Networkの公式ブログがアクセス集中により落ちるほど注目度が高まりました。

優れたマーケティング能力はトークン価格上昇にも追い風でしょう。

Mask Networkは多数の企業が支援

Mask Networkは2020年11月に200万ドル(2.1億円)、2021年2月に300万ドル(3.2億円)の調達に成功しました。

この資金調達には、ブロックチェーン企業のHashKey、ブロックチェーン特化のファンドのHash GlobalとFundamentalLabs、ビットコインとブロックチェーン企業のDigital CurrencyGroupなどの有名企業が参加。

Mask Networkの将来性が高く評価されている証といえます。

Mask Networkの買い方

Mask Networkは国内取引所では扱われていません。

海外取引所のGate.ioで買うことができます。