こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→下落!
本日のビットコインは、予想通り長期のトレンドラインに接触したところで下落。
今回の下落で、22日と28日でダブルトップを付けた形です。
現在は20日から続くサポートラインで一旦下げ止まり、74万円前後で推移しています。
時価総額トップ10のアルトコインでも、数パーセントの下落が目立つ相場となっています。
ダブルトップとは
同じ価格帯で2度高値を付け、2つの山の様な形を描くチャート。
ダブルトップは上昇の力が衰えてきている時に出現しやすく、その後に下落に転じていく可能性が高い。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でETERNAL TOKEN(XET)が8%の上昇。
アジアとアフリカへ参入してから、長期的に高い人気を誇っています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①Zaif、bitFlyer、coincheckの3大取引所が新規登録停止
【悲報:日本3大取引所/新規受付停止】
2017年乗りに乗っていたbitFlyer/Coinchek/Zaifさん、すべて新規会員登録の受付を停止。仮想通貨市場がまたお祭りを見せるためには新規参入者、マネーが必要ですから、日本市場だけ見るとかなり厳しい状態。僕もザイフさん使っているだけに残念・・・。 https://t.co/EggCZ46hOU— Yuto Abe🇹🇭暗号通貨Ƀ (@abeyutos) 2018年9月29日
仮想通貨70億円を流出させたZaif(ザイフ)が28日、新規登録の停止を発表しました。
これで、Zaif、bitFlyer、coincheckの「国内3大取引所」がすべて新規受付を停止したことになります。
- coincheck: 2018年1月、ネム580億円を流出させ、新規登録と取引を停止
- bitFlyer: 2018年6月、金融庁からの業務改善命令を受け、新規顧客の受け入れを自主停止
なおZaifは、一日も早い復旧を目指すとしています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②メタル(金属)を価値の裏付けとする仮想通貨、スイス企業が計画中
ボラティリティ問題解決なるか? 複数メタルに連動の仮想通貨を計画=スイスの資産運用会社
◆スイス資産運用会社ティベリウス・グループAGが、複数メタルに裏付けられた仮想通貨の立ち上げを計画
◆通貨に多様性をもたらすことで価格を安定させることが狙いだというhttps://t.co/JsFK4alTjJ
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月28日
スイスの資産運用会社ティベリウス・グループAGが、メタル(金属)を価値の裏付けとする仮想通貨を計画していることが27日、ブルームバーグの報道で分かりました。
この仮想通貨は「ティベリウスコイン」と名付けられ、「銅」「アルミニウム」「ニッケル」「スズ」「金」「コバルト」「プラチナ」といった複数の金属価格と連動します。
ボラティリティ(価格変動率)が低く、安定した価格を保つ仮想通貨になるのではないかとして期待されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
仮想通貨といいつつも、仮想通貨を通じて複数の金属(メタル)を保有できるイメージですね。
これ、どんな利用用途があるのか?
メタルに将来性を感じた投資家が購入する、なんてことはあまりなさそうです。
結論、米ドル連動型ステーブルコイン(安定通貨)の代わりとして面白そうですね。
発行体の信頼性に依存せず、メタルという安定した価値に連動するわけです。
ティベリウスコインが安定通貨としての地位を確かなものにできるのか、注目しましょう!
③GMOグローバルサイン、世界最速マイニングソフトウェアを無料配布
GMOグローバルサイン、仮想通貨マイニングソフト販売で採掘事業に参入
◆GMOグローバルサインは28日、仮想通貨マイニングソフトウェア「クリプトノッカー」の販売を開始
◆Zcashなどエクイハッシュ対応の通貨向け
◆報酬のうち計算量の98%がユーザーのウォレットへhttps://t.co/SHuJCoRopj— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月28日
GMOインターネットグループの「GMOグローバルサイン」は28日、世界最速のマイニングソフトウェア「クリプトノッカー by GMO」を無料公開しました。
ただし、クリプトノッカーを使って採掘した報酬の2%がGMOの取り分となる仕組み。
このソフトウェアを使えば、たとえばZcash、Bitcoin Cashなどを採掘することができます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
上記のような日本企業の仮想通貨参入は嬉しい限り。
まあ、これから取引所に参入しようとするのは規制によって難しくなり過ぎているので、日本企業はマイニングなどの「周辺」から参入するか、海外へ出るかのどちらかですね。
クリプトノッカー by GMOは無料なので、個人でも導入しやすい点は大きなメリットではないでしょうか。
④「1Broker」がSECに告訴される|ビットメックスやバイナンスも閉鎖危機!?
SECとCFTC、米ビットコイン先物業者「1Broker」を証券取引法違反で告訴へ!
(コインテレグラフ@マーケットアラート⚡)⁰https://t.co/EKOlP8L7KE
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月28日
天才トレーダーの取引をコピーできるサービスとして知られる「1Broker」が、アメリカ証券取引法に違反しているとして、米国証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)に告訴されました。
「1Broker」はすでに利用できない状態になっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
日本では金融庁「仮想通貨交換業者」に未登録の海外取引所が、あからさまに日本人向けサービスを提供すると、警告を受けることがあります。
同じように、アメリカで公式に登録されていない「1Broker」は、規制当局に目を付けられてしまったのです。
これ、同じ理屈で言えばバイナンス(Binance)やビットメックス(Bitmex)なども告訴される可能性がありますね。
本人確認が甘い、かつアメリカ人が利用できる取引所は目を付けられる可能性が高いです。
しっかり確認しないと、マネーロンダリングのリスクが高くなりますからね。
当てはまる海外取引所は結構焦っているのではないでしょうか?
明日のビットコイン予想
BTCは9月5日の暴落以降、一見右肩上がりに推移しているように見えますが、上がっては下げ、上がっては下げと、投資家の気の迷いが現れているチャートになっています。
しかも多くの投資家に意識されている、長期のレジスタンスラインがすぐ上に位置しています。
今の地合いだと、ここを抜けるほどのエネルギーは持ち合わせていません。
しばらく74万円前後で推移した後、9月20日から続くサポートラインを下に抜けてくる見込みです。
本日のまとめ
- ①Zaif、bitFlyer、coincheckの3大取引所が新規登録停止
- ②メタル(金属)を価値の裏付けとする仮想通貨、スイスの会社が計画中
- ③GMOグローバルサイン、世界最速マイニングソフトウェアを無料配布
- ④「1Broker」がSECに告訴される|ビットメックスやバイナンスも閉鎖危機!?
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
つい最近になり仮想通貨を始めた方はイメージが沸かないかもしれませんが、1年前は「取引所といえばbitFlyer、coincheck、Zaif」みたいな感じでした。
これらが全滅するなんて、どこに登録すればいいのか……。
当時からやっていた人は、そう思わずにはいられませんよね。
現在では、bitbankやBITPointなど他社もいい感じなので、大きな不便はありません。
ですが、初心者の新規参入は間違いなく減少するでしょう。
逆に、Zaif、bitFlyer、coincheckが復活した場合、大きな上昇トレンドが来る可能性が高いということでもあるので、そういう目線で考えていきたいところ。