こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→大幅上昇!
本日、ビットコインは40万円台で推移しており、ここ24時間で約5%上昇。
時価総額トップ10では、多くの通貨が5%、場合によっては10%以上もプラスとなりました。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でEOSが約24%上昇。
イーサリアムに似たプラットフォーム系通貨として注目度が上昇中です!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコインが24時間で「5万円」以上急騰!今後どうなる!?
速報
ビットコイン(BTC)が上昇への勢いを維持し、42万円まで急騰、bitFlyerで42万円を突破した
BTCに関する最新の相場記事はこちら
ビットコイン急騰で年初来最高水準の出来高に、Mayer Multiple(メイヤー倍数)の注目度急上昇https://t.co/m6wwD6EHks pic.twitter.com/UfNPvqnvvd— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月18日
ビットコインをはじめとした仮想通貨市場は、18~19日にかけて大幅高となりました。
18日午前6時から翌19日の午前9時頃まで一本調子に上昇し、約24時間で5万円のプラスを記録しています。
2月19日午後2時現在も、約43万円と高い水準を保っています。
大幅高となった要因としては、
- 日米の株式市場が買いが優勢。仮想通貨市場も引っ張られる展開となった
- LocalBitcoinでの「OTC取引」(取引所の外で、売り手と買い手が直接取引する売買方法)の出来高が、この上昇の直前に普段の「数倍」まで増加していた
ことなどが指摘されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②金融庁、100万円超の送金を銀行「以外」に解禁する方針へ
驚いたな・・・
てっきり、100万円上限撤廃の資金決済法改定ニュースは国内の事だけを意識したものと思っていたけど、公式のこのツイートの強調の仕方では明らかに国際送金の事を差して言っている・・・
という事は・・・😄#xRapid#ripplenet pic.twitter.com/crG7kW7Fbi
— xKeiki@(公式)ながさきコイン (@Keiki_XRP) 2019年2月18日
1度に100万円を超す送金業務は規制により「銀行」の特権となっていますが、金融庁は、2021年半ばにも条件を満たした事業者に100万円を超す送金を認める方針です。
この追い風を受けるのは、送金サービスを手がける「銀行以外」の業者です。
100万円超える送金が扱えるようになることで、たとえば「LINEペイ」などの新しい送金業者が、より幅広いサービスを提供できるようになります。
阿部悠人の考察(重要度★★)
このニュースは仮想通貨業界にも追い風です!
なぜなら、新規に参入する「銀行以外」業者の中には、「仮想通貨を使った送金サービス」を提供する会社があるからです。
たとえば、「Money Tap(マネータップ)」という送金アプリなどがそうですね。
これはSBIなどの大手が開発した送金サービスで、仮想通貨リップルの仕組み使っていることから、XRPの上昇要因として期待されています。
仮想通貨を使った送金サービスは今後増えてくるので、「100万円の上限撤廃」はスタートアップにとって追い風となるでしょう。
仮想通貨が「送金手段」として実用化される未来を後押しするニュースです!
③仮想通貨で「インカムゲイン」報酬を得る方法とは?
2019年、#暗号通貨 を通じてインカム収入を得ることの出来るマーケットが立ち上がり始めていることについて注目が集まっています。本コラムではその中でも特に「ステーキング」について深ぼって解説します。
(執筆:平野氏 @junbhirano)https://t.co/C2oiSOUk8M https://t.co/C2oiSOUk8M— CoinChoice-ビットコイン・仮想通貨ニュース (@coin_choice) 2019年2月18日
仮想通貨はインカムゲインのない投資対象です。
- インカムゲイン:定期的に入る収入、所得
- キャピタルゲイン:トレードによる売買差益で得られる利益
つまり、株や投資信託などとは異なり、仮想通貨には保有することによる「配当金」はありません。
しかし、仮想通貨のアルゴリズムの1つ「Proof of Stake(プルーフオブステーク)」を採用する通貨では、「ステーキング」という仕組みを使って、投資家はインカムゲインに似た報酬を得ることができます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ちょっと専門的になってしまいますが、Proof of Stakeを採用する仮想通貨には、「バリデータ」と呼ばれる仕組みがあります。
仮想通貨のホルダー(保有者)は、バリデータという仕組みを使って、インカムゲインに似た報酬を得られるんですね。
最近では、そのための専門の業者「バリデータプール」が整備されてきているので、そこにトークンを預けておけば自動的に収入を得ることができる、というお話です。
ちなみに、Proof of Stakeを採用する(または採用予定の)仮想通貨としては、
- Ethereum(イーサリアム)
- EOS(イオス)
- TEZOS(テゾス)
- Cosmos(コスモス)
- Dfinity(ディフィニティ)
- ADA(エイダコイン)
などが挙げられます。
「安く買って高く売る」という売買差益以外にも収入は得られるのです!
バリエーションの1つとして、覚えておくといいですね。
④リクルートが匿名仮想通貨会社「Beam」への投資を発表!
リクルートが匿名仮想通貨プロジェクトBeamへ出資|最新匿名技術MimbleWimblehttps://t.co/s4oGDVHjZq
株式会社リクルートは18日、匿名仮想通貨プロジェクトを進めているBeam Development Limitedへの出資を行なったことをプレスリリースを通して公表した。
Litecoin財団も注目した同匿名技術とは?— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月18日
株式会社リクルートホールディングスの傘下企業「株式会社リクルート」が、仮想通貨プロジェクト「Beam Development Limited」に出資したことが判明。
リクルートのプレスリリースで明らかとなりました。
同社は、ブロックチェーン関連スタートアップ企業への出資を目的とするファンドを設立しており、Beamへは、同ファンドを通じて投資が行われるとのことです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
Beamといえば、仮想通貨の匿名技術「MimbleWimble」(ミンブルウィンブル)のチームの1つですね。
時価総額5位のライトコイン(LTC)がBeamと提携し、ミンブルウィンブルを採用したときには、24時間で20%以上の大きな値上がりを見せました。
これにリクルートが出資したとなると・・・周辺界隈は盛り上がってきますよ!
ライトコインなど、ミンブルウィンブルを採用する通貨の、間接的な好材料として注目です。
本日のまとめ
- ①ビットコインが24時間で「5万円」以上急騰!今後どうなる!?
- ②金融庁、100万円超の送金を銀行「以外」に解禁する方針へ
- ③仮想通貨で「インカムゲイン」報酬を得る方法とは?
- ④リクルートが匿名仮想通貨会社「Beam」への投資を発表!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
いくつか上昇要因らしきものはありましたが、、、特筆すべきファンダメンタルズ(経済環境)面の好材料は確認されていません。
そのため何らかの材料で一時的に跳ね上がったというよりは、長期的に相場環境が好転してきたと考えるほうが自然でしょう。
「仮想通貨市場にマネーが戻り始めてきた」という印象です。
ただし・・・上昇の起点となった36.5万円(2月8日)からは、すでにビットコインは約20%プラスとなっています。
調整らしい調整もなく一本調子に上がってきたので、そろそろ一時的な下落を警戒したいところです。
もし調整が入るなら、そのときの「買われ方」を見て、底堅さを判断していきたいと考えています!