ビットコインが24時間で「5万円」以上急騰!今後どうなる!?【2019年2月19日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう。

本日の相場は?→大幅上昇!

本日、ビットコインは40万円台で推移しており、ここ24時間で約5%上昇

時価総額トップ10では、多くの通貨が5%、場合によっては10%以上もプラスとなりました。

こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。

ここ24時間でEOSが約24%上昇

イーサリアムに似たプラットフォーム系通貨として注目度が上昇中です!

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①ビットコインが24時間で「5万円」以上急騰!今後どうなる!?

ビットコインをはじめとした仮想通貨市場は、18~19日にかけて大幅高となりました

18日午前6時から翌19日の午前9時頃まで一本調子に上昇し、約24時間で5万円のプラスを記録しています。

2月19日午後2時現在も、約43万円と高い水準を保っています。

大幅高となった要因としては、

  • 日米の株式市場が買いが優勢。仮想通貨市場も引っ張られる展開となった
  • LocalBitcoinでの「OTC取引」(取引所の外で、売り手と買い手が直接取引する売買方法)の出来高が、この上昇の直前に普段の「数倍」まで増加していた

ことなどが指摘されています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

いくつか上昇要因らしきものはありましたが、、、特筆すべきファンダメンタルズ(経済環境)面の好材料は確認されていません

そのため何らかの材料で一時的に跳ね上がったというよりは、長期的に相場環境が好転してきたと考えるほうが自然でしょう。

仮想通貨市場にマネーが戻り始めてきた」という印象です。

ただし・・・上昇の起点となった36.5万円(2月8日)からは、すでにビットコインは約20%プラスとなっています。

調整らしい調整もなく一本調子に上がってきたので、そろそろ一時的な下落を警戒したいところです。

もし調整が入るなら、そのときの「買われ方」を見て、底堅さを判断していきたいと考えています!

②金融庁、100万円超の送金を銀行「以外」に解禁する方針へ

1度に100万円を超す送金業務は規制により「銀行」の特権となっていますが、金融庁は、2021年半ばにも条件を満たした事業者に100万円を超す送金を認める方針です。

この追い風を受けるのは、送金サービスを手がける「銀行以外」の業者です。

100万円超える送金が扱えるようになることで、たとえば「LINEペイ」などの新しい送金業者が、より幅広いサービスを提供できるようになります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

このニュースは仮想通貨業界にも追い風です!

なぜなら、新規に参入する「銀行以外」業者の中には、「仮想通貨を使った送金サービス」を提供する会社があるからです。

たとえば、「Money Tap(マネータップ)」という送金アプリなどがそうですね。

これはSBIなどの大手が開発した送金サービスで、仮想通貨リップルの仕組み使っていることから、XRPの上昇要因として期待されています。

仮想通貨を使った送金サービスは今後増えてくるので、「100万円の上限撤廃」はスタートアップにとって追い風となるでしょう。

仮想通貨が「送金手段」として実用化される未来を後押しするニュースです!

③仮想通貨で「インカムゲイン」報酬を得る方法とは?

仮想通貨はインカムゲインのない投資対象です。

  • インカムゲイン:定期的に入る収入、所得
  • キャピタルゲイン:トレードによる売買差益で得られる利益

つまり、株や投資信託などとは異なり、仮想通貨には保有することによる「配当金」はありません。

しかし、仮想通貨のアルゴリズムの1つ「Proof of Stake(プルーフオブステーク)」を採用する通貨では、「ステーキング」という仕組みを使って、投資家はインカムゲインに似た報酬を得ることができます

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

ちょっと専門的になってしまいますが、Proof of Stakeを採用する仮想通貨には、「バリデータ」と呼ばれる仕組みがあります。

仮想通貨のホルダー(保有者)は、バリデータという仕組みを使って、インカムゲインに似た報酬を得られるんですね。

最近では、そのための専門の業者「バリデータプール」が整備されてきているので、そこにトークンを預けておけば自動的に収入を得ることができる、というお話です。

ちなみに、Proof of Stakeを採用する(または採用予定の)仮想通貨としては、

  • Ethereum(イーサリアム)
  • EOS(イオス)
  • TEZOS(テゾス)
  • Cosmos(コスモス)
  • Dfinity(ディフィニティ)
  • ADA(エイダコイン)

などが挙げられます。

「安く買って高く売る」という売買差益以外にも収入は得られるのです!

バリエーションの1つとして、覚えておくといいですね。

④リクルートが匿名仮想通貨会社「Beam」への投資を発表!

株式会社リクルートホールディングスの傘下企業「株式会社リクルート」が、仮想通貨プロジェクト「Beam Development Limited」に出資したことが判明

リクルートのプレスリリースで明らかとなりました。

同社は、ブロックチェーン関連スタートアップ企業への出資を目的とするファンドを設立しており、Beamへは、同ファンドを通じて投資が行われるとのことです。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

Beamといえば、仮想通貨の匿名技術「MimbleWimble」(ミンブルウィンブル)のチームの1つですね。

時価総額5位のライトコイン(LTC)がBeamと提携し、ミンブルウィンブルを採用したときには、24時間で20%以上の大きな値上がりを見せました。

これにリクルートが出資したとなると・・・周辺界隈は盛り上がってきますよ!

ライトコインなど、ミンブルウィンブルを採用する通貨の、間接的な好材料として注目です。

本日のまとめ

  • ①ビットコインが24時間で「5万円」以上急騰!今後どうなる!?
  • ②金融庁、100万円超の送金を銀行「以外」に解禁する方針へ
  • ③仮想通貨で「インカムゲイン」報酬を得る方法とは?
  • ④リクルートが匿名仮想通貨会社「Beam」への投資を発表!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!