こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは40万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10では、ステラ(XLM)が約3%上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でHolo (HOT)が約21%上昇。
Holochainで大きめのアップデートが行われたことにより、ここ数日上昇傾向です。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインETF承認のチャンス到来!トランプ氏が米政府閉鎖を解除
トランプ米大統領 政府閉鎖の一時解除を表明、2月15日までのつなぎ予算合意でhttps://t.co/6ePb06qLy5
この閉鎖は、SECとCFTCによる、新しい投資商品とプラットフォームサービスの立ち上げに関する承認審査にブレーキをかけるなど、#仮想通貨 産業にも影響を与えました🤔
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年1月26日
アメリカのトランプ大統領は、1ヶ月以上続く米政府機関の閉鎖を3週間解除すると表明しました。
先日には政府機関の閉鎖により、仮想通貨市場の強力な上昇要因として期待されるCBOEの「ビットコインETF」の取り下げが発表。
政府閉鎖の解除により、ビットコインETFが再検討・承認され、仮想通貨市場の急上昇に繋がる可能性も出てきました。
ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②リップルSVイーサリアム、両通貨のトップが口論に!
仮想通貨イーサリアム共同創設者ルービン氏 VS. リップルのガーリングハウスCEO 「中央集権」をめぐりダボスで激論https://t.co/f4ztn4W0Bt
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年1月25日
ダボスで開かれた「The Ethereal Lounge」にて行われた、ブラッド・ガーリングハウス氏(時価総額2位・リップルのCEO)と、ジョセフ・ルービン氏(時価総額3位・イーサリアムの共同創設者)との口論が話題となっています。
両者は、仮想通貨の「中央集権」問題をめぐって討論。
イーサリアムのジョセフ・ルービン氏が
「もしCFTC(米商品先物取引委員会)があなた(ガーリングハウス氏)が供給量の6割を持っていることに気づいたら、彼らはどう思うだろうか?」
と吹っかけると、ガーリングハウス氏は、
「我々が持っているXRPの5割はエスクロー(第三者預託)に入っている。我々は売ることができないし、何もできない状態だ。」
と反論しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)

さらにルービン氏は、
「(リップル以外の仮想通貨は)トークン所有の観点で見ると、分散化されているよね?」
と自らのイーサリアムを持ち上げ、リップルを牽制。
するとリップルのガーリングハウス氏は、
「もし(イーサリアムのような)マイニングが基盤となっているプロトコルであったら、マイニングの観点から中央集権型ということができる。トークン所有の観点はない。」
とイーサリアムを批判し返しました。
これ、ガーリングハウス氏は「トークンの中央集権」から「マイニングの中央集権」に話をすり替えていますね(笑)
しかも「トークン所有の観点はない」とか言っていますが、「トークン所有の中央集権」も十分に議論の余地ある問題です。
自分の土俵に上手く逃げる器用さは見事であり、だからこそ、XRPは時価総額2位にまで成長できたのかもしれません!
③ビットコイン「国内月間取引高」過去最高を記録!
国内仮想通貨取引所のBTC「月次取引高」が過去最高を更新 、最大手ビットフライヤーは新体制で再始動かhttps://t.co/PpTeYwUyvf
●国内取引所の「月次取引高(先物取引を含)」が過去最高
●コインチェックのアナウンスに市場が過剰反応
●市況軟調の中、時価総額上位のメジャーアルトが逆行高— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月25日
仮想通貨情報サイト「Bitcoin日本語情報サイト」によると、2018年12月、日本のビットコイン「月間取引高」は過去最高の約1600万BTCを記録しました。

jpbitcoin.com
仮想通貨が下落基調にあるのとは裏腹に、取引は活発化していることが分かります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

ビットコインの人気は健在ですねー!
しかし、「2017年の仮想通貨バブルよりも多い」点はちょっと違和感ありませんか?
この理由の1つは、ビットコイン価格の下落にあります。
日本円換算で同じ金額をトレードしていても、価格が下落すると、BTC換算は多くカウントされてしまうんですね。
たとえば、日本円で100万円分をトレードするとき、1BTC=50万円なら「2BTC」の出来高になるのに対し、1BTC=25万円なら「4BTC」になります。
ちょっと細かい話ですが、まあそれを差し引いてもよく持ちこたえているほうでしょう。
既存ユーザーの多くが生き残っているので、仮想通貨が上昇トレンドに復帰した際、新規ユーザーの参入次第では2017年よりも大きな盛り上がりが見られるかもしれません!
④「マスターカード」と「ビザ」、リップル提携企業を買収へ!
【なんとマスターカードがアースポート買収合戦をビザとしていた!】
めっちゃ面白くなってきました🔥
英アースポートは2014年にリップルと提携した決済業者です。昨年末にビザに270億円で買収され間接的にリップル技術を使う予定でした。そこに焦ったマスターが参戦の展開😎https://t.co/5HWJIgdBeK— ツインズナオキ@プログラミング熱狂中 (@twins_naoki) 2019年1月26日
クロスボーダー決済企業で、リップル社と提携する「アースポート」が、「マスターカード」と「ビザ」の買収合戦の標的になっています。
クロスボーダー決済とは「銀行間の国際送金」のことで、リップル社がシェアNo.1を目指しています。
アースポートの買収額は、マスターカードにより2億3300万ポンド(約336億円)が提示されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

「マスターカード」および「ビザ」という巨大決済企業がクロスボーダー取引企業を奪い合っている・・・。
それだけではなく、リップルと提携するアースポートが標的・・・。
これ、冷静に考えてスゴいニュースですよね。
もうマスターカードとビザが「リップルは将来性あります」って断言しているようなものです。
まだ買収が決まったわけではありませんが、XRPホルダーにとって大きな励ましとなることは間違いないでしょう!
本日のまとめ
- ①ビットコインETF承認のチャンス到来!トランプ氏が米政府閉鎖を解除
- ②リップルSVイーサリアム、両通貨のトップが口論に!
- ③ビットコイン「国内月間取引高」過去最高を記録!
- ④「マスターカード」と「ビザ」、リップル提携企業を買収へ!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
簡単にいえば、「ビットコインETFという好材料がアメリカ政府閉鎖のせいでパーになったかと思いきや、そうではなかった!」というイメージですね。
厳密には、ETFは一時的な取り下げだったので、いずれは再検討されたでしょうが、タイミングが早まるのは大歓迎です。
上記CBOEのビットコインETFについては、承認されたらBTC急騰は間違いなしでしょう(場合によっては10万円上昇もあり得えます!)。
その際、いち早く飛び乗ってチャンスをつかむためにも、アンテナを張っておきたいですね!