ビットコインETF承認のチャンス到来!トランプ氏が米政府閉鎖を解除【2019年1月26日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう。

本日の相場は?→横ばい

本日、ビットコインは40万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。

時価総額トップ10では、ステラ(XLM)が約3%上昇しています。

こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。

ここ24時間でHolo (HOT)が約21%上昇

Holochainで大きめのアップデートが行われたことにより、ここ数日上昇傾向です。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインETF承認のチャンス到来!トランプ氏が米政府閉鎖を解除

アメリカのトランプ大統領は、1ヶ月以上続く米政府機関の閉鎖を3週間解除すると表明しました。

先日には政府機関の閉鎖により、仮想通貨市場の強力な上昇要因として期待されるCBOEの「ビットコインETF」の取り下げが発表。

政府閉鎖の解除により、ビットコインETFが再検討・承認され、仮想通貨市場の急上昇に繋がる可能性も出てきました。

ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

簡単にいえば、「ビットコインETFという好材料がアメリカ政府閉鎖のせいでパーになったかと思いきや、そうではなかった!」というイメージですね。

厳密には、ETFは一時的な取り下げだったので、いずれは再検討されたでしょうが、タイミングが早まるのは大歓迎です。

上記CBOEのビットコインETFについては、承認されたらBTC急騰は間違いなしでしょう(場合によっては10万円上昇もあり得えます!)。

その際、いち早く飛び乗ってチャンスをつかむためにも、アンテナを張っておきたいですね!

②リップルSVイーサリアム、両通貨のトップが口論に!

ダボスで開かれた「The Ethereal Lounge」にて行われた、ブラッド・ガーリングハウス氏(時価総額2位・リップルのCEO)と、ジョセフ・ルービン氏(時価総額3位・イーサリアムの共同創設者)との口論が話題となっています。

両者は、仮想通貨の「中央集権」問題をめぐって討論

イーサリアムのジョセフ・ルービン氏が

「もしCFTC(米商品先物取引委員会)があなた(ガーリングハウス氏)が供給量の6割を持っていることに気づいたら、彼らはどう思うだろうか?」

と吹っかけると、ガーリングハウス氏は、

「我々が持っているXRPの5割はエスクロー(第三者預託)に入っている。我々は売ることができないし、何もできない状態だ。」

と反論しました。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

さらにルービン氏は、

「(リップル以外の仮想通貨は)トークン所有の観点で見ると、分散化されているよね?」

と自らのイーサリアムを持ち上げ、リップルを牽制。

するとリップルのガーリングハウス氏は、

「もし(イーサリアムのような)マイニングが基盤となっているプロトコルであったら、マイニングの観点から中央集権型ということができる。トークン所有の観点はない。」

とイーサリアムを批判し返しました。

これ、ガーリングハウス氏は「トークンの中央集権」から「マイニングの中央集権」に話をすり替えていますね(笑)

しかも「トークン所有の観点はない」とか言っていますが、「トークン所有の中央集権」も十分に議論の余地ある問題です。

自分の土俵に上手く逃げる器用さは見事であり、だからこそ、XRPは時価総額2位にまで成長できたのかもしれません!

③ビットコイン「国内月間取引高」過去最高を記録!

仮想通貨情報サイト「Bitcoin日本語情報サイト」によると、2018年12月、日本のビットコイン「月間取引高」は過去最高の約1600万BTCを記録しました。

jpbitcoin.com

仮想通貨が下落基調にあるのとは裏腹に、取引は活発化していることが分かります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ビットコインの人気は健在ですねー!

しかし、「2017年の仮想通貨バブルよりも多い」点はちょっと違和感ありませんか?

この理由の1つは、ビットコイン価格の下落にあります。

日本円換算で同じ金額をトレードしていても、価格が下落すると、BTC換算は多くカウントされてしまうんですね。

たとえば、日本円で100万円分をトレードするとき、1BTC=50万円なら「2BTC」の出来高になるのに対し、1BTC=25万円なら「4BTC」になります。

ちょっと細かい話ですが、まあそれを差し引いてもよく持ちこたえているほうでしょう。

既存ユーザーの多くが生き残っているので、仮想通貨が上昇トレンドに復帰した際、新規ユーザーの参入次第では2017年よりも大きな盛り上がりが見られるかもしれません!

④「マスターカード」と「ビザ」、リップル提携企業を買収へ!

クロスボーダー決済企業で、リップル社と提携する「アースポート」が、「マスターカード」と「ビザ」の買収合戦の標的になっています

クロスボーダー決済とは「銀行間の国際送金」のことで、リップル社がシェアNo.1を目指しています。

アースポートの買収額は、マスターカードにより2億3300万ポンド(約336億円)が提示されています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

「マスターカード」および「ビザ」という巨大決済企業がクロスボーダー取引企業を奪い合っている・・・。

それだけではなく、リップルと提携するアースポートが標的・・・。

これ、冷静に考えてスゴいニュースですよね

もうマスターカードとビザが「リップルは将来性あります」って断言しているようなものです。

まだ買収が決まったわけではありませんが、XRPホルダーにとって大きな励ましとなることは間違いないでしょう!

本日のまとめ

  • ①ビットコインETF承認のチャンス到来!トランプ氏が米政府閉鎖を解除
  • ②リップルSVイーサリアム、両通貨のトップが口論に!
  • ③ビットコイン「国内月間取引高」過去最高を記録!
  • ④「マスターカード」と「ビザ」、リップル提携企業を買収へ!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!