こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは39万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、トロン(TRX)が約3%上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でHolo (HOT)が約38%上昇。
Holochainで大きめのアップデートが行われたことが値上がりに繋がっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①【重要】CBOEのビットコインETF「申請取り下げ」が決定!
【速報⚡️】米Cboe BZXが現物拠出型 #ビットコインETF の申請を取り下げー米SEC(証券取引委員会)発表https://t.co/hpSNSkRt0p
CNBCの番組に出演したVanEckデジタル資産戦略ディレクターGabor Gurbacs氏は、申請の取り下げが「一時的」なものと表明しました🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年1月23日
CBOE(米シカゴ・オプション取引所)が上場を目指しているビットコインETF、「SolidX Bitcoin Shares」が申請取り下げになったことが分かりました。
アメリカ政府の閉鎖が2018年12月22日から続いており、ビットコインETFを審査するSECが事実上「停止」状態にあることが要因です。
SolidX Bitcoin Sharesの審査期限は2019年2月27日でしたが、それを待たずして取り下げが決定となりました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②【好材料】機関投資家向けの取引所Seed CXがついにリリース!
BTC速報:2015年創業時に約27.5億円の資金調達をした機関投資家向け取引所のSeed CXは、ビットコイン現物取引をメジャークライアントでローンチ。また近いうちにCFTCにより規制された仮想通貨デリバティブも提供を予定 #ビットコイン #仮想通貨 #Bitcoin #SeedCX https://t.co/zUh6EvkEsu
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) 2019年1月23日
仮想通貨取引所Seed CX(シードCX)が、ビットコイン現物取引のリリースを発表しました。
Seed CXは個人投資家でなく、多額の資本を運用する「機関投資家」にフォーカスした取引所。
新しいコンセプトで、2015年には2500万ドル(約27.5億円)の資金調達に成功しました。
大口投資家による仮想通貨参入が期待される中、その一翼をになう取引所の動向に注目が集まります。
阿部悠人の考察(重要度★★)
以前からお伝えしているように、2019年は「機関投資家の参入」により仮想通貨が上昇する可能性が高いです。
しかし、それは無条件に実現するわけではありません。
流動性に優れた「機関投資家向けの取引所」が必須となるのです。
ただ、こうした取引所はまだ少なく、約27.5億円の資金調達に成功した「Seed CX」への期待が高まっています。
共同創設者兼CEOのEdward Woodford氏は、今年2月までに、
- ビットコイン/米ドル
- イーサリアム/米ドル
- ライトコイン/米ドル
の通貨ペアを中心に、ユーロと日本円にも対応するとしています。
上昇要因の1つになり得るので、動向を追っていきたいですね。
時価総額8位のライトコインの採用もサプライズ的な材料です!
③2019年の「重要ファンダ材料」まとめ!
仮想通貨相場に大きな影響を与え得る「重要ファンダ」予定表https://t.co/iH3223TRg4
国際金融市場の重要日程を含め、仮想通貨の市場価格に影響を与える得るイベントリストを最新版に更新。あらかじめ材料をチェックして複数シナリオを予想することで、トレードの投資判断に役立てることが出来る。 pic.twitter.com/sp5a6m5llQ
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月23日
仮想通貨メディア「コインポスト」は、価格に影響を及ぼす可能性の高いイベントについて、「重要ファンダ予定表」として公開しています。
特に重要と考えられるイベントを一部抜粋し、ご紹介します。
- 中国の旧正月(春節):日本時間 2/5〜2/7
- VanEck版ビットコインETF審査の最終期限:米国時間 2/27
- イーサリアム大型アップグレード:日本時間 2/27
- 仮想通貨取引所ErisXのCFTCへのDCO申請認可見込み:2019年1〜3月
- 米ナスダック、来年上半期に「ビットコイン先物」提供:2019年前半
阿部悠人の考察(重要度★★★)
どれも超重要なファンダメンタルズ(経済環境)ですね。
直近に控えた2月初旬の「中国の旧正月」は、その時期が近づくにつれ仮想通貨が下落するジンクスがあります。
一方で、「VanEck版ビットコインETF審査の最終期限」と「イーサリアム大型アップグレード」の2月末の材料は、どちらも急上昇の余地を残しています。
つまり、セオリーとしては、「2月初旬に一旦下落し、月末にかけて上昇」となるでしょう。
それをベースとし、最新の情報を織り込みながら応用的に考えていきたいですね!
④注目材料「バックト」が東京で求人募集!その目的は?
仮想通貨関係者注目のバックト 求人を出す | 東京では営業を募集https://t.co/d8lfHzFqM1
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年1月23日
価格上昇の材料として期待されている、仮想通貨取引所「バックト」(Bakkt)。
そんな注目のバックトが求人募集を出し、人員強化を図っていることが分かりました。
ブロックチェーン開発者やエンジニアなどを米国を募集している他、法人向け営業スタッフを「東京」で募集している点も見逃せません。
阿部悠人の考察(重要度★★)
バックトは、ニューヨーク証券取引所の親会社がリリースする仮想通貨取引所ですね。
こちらも相次ぐ延期で「本当に大丈夫?」という感じですが、盛んに求人募集しているところを見ると、水面下ではしっかりと動いていますね。
個人的には、「東京」での求人募集が気になるところ。
その真意は不明ですが、何らかの形で「日本参入」を目録んでいるとしたら、大きな材料に繋がるかもしれません!
本日のまとめ
- ①【重要】CBOEのビットコインETF「申請取り下げ」が決定!
- ②【好材料】機関投資家向けの取引所Seed CXがついにリリース!
- ③2019年の「重要ファンダ材料」まとめ!
- ④注目材料「バックト」が東京で求人募集!その目的は?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨の上昇要因「ビットコインETF」の中でも、大本命となるCBOEのETF。
「次こそは上場を!」という多くの投資家の期待を、再び見事に裏切ってくれましたね。。
ただし、何度落胆しようとも、投資家としてはETF材料を無視するわけにはいきません。
それほど、ビットコインETF認可が価格に与える影響は絶大なのです。
今回の申請取り下げでは、SECによる「不合格宣言」と受け取られがちですが、実はそうではありません。
正確には、政府の閉鎖により「審査できませんでした」ってことなんですね。
この違いを理解する必要があります。
最新の情報では、SECの再開後、CBOEのビットコインETFの審査も再開されるとのこと。
しびれを切らさず、もう一度次の展開に注目しましょう!