【重要】CBOEのビットコインETF「申請取り下げ」が決定!【2019年1月24日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう。

本日の相場は?→横ばい

本日、ビットコインは39万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、トロン(TRX)が約3%上昇しています。

こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。

ここ24時間でHolo (HOT)が約38%上昇

Holochainで大きめのアップデートが行われたことが値上がりに繋がっていますね。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①【重要】CBOEのビットコインETF「申請取り下げ」が決定!

CBOE(米シカゴ・オプション取引所)が上場を目指しているビットコインETF、「SolidX Bitcoin Shares」が申請取り下げになったことが分かりました。

アメリカ政府の閉鎖が2018年12月22日から続いており、ビットコインETFを審査するSECが事実上「停止」状態にあることが要因です。

SolidX Bitcoin Sharesの審査期限は2019年2月27日でしたが、それを待たずして取り下げが決定となりました。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

仮想通貨の上昇要因「ビットコインETF」の中でも、大本命となるCBOEのETF。

次こそは上場を!」という多くの投資家の期待を、再び見事に裏切ってくれましたね。。

ただし、何度落胆しようとも、投資家としてはETF材料を無視するわけにはいきません。

それほど、ビットコインETF認可が価格に与える影響は絶大なのです。

今回の申請取り下げでは、SECによる「不合格宣言」と受け取られがちですが、実はそうではありません。

正確には、政府の閉鎖により「審査できませんでした」ってことなんですね

この違いを理解する必要があります

最新の情報では、SECの再開後、CBOEのビットコインETFの審査も再開されるとのこと。

しびれを切らさず、もう一度次の展開に注目しましょう!

②【好材料】機関投資家向けの取引所Seed CXがついにリリース!

仮想通貨取引所Seed CX(シードCX)が、ビットコイン現物取引のリリースを発表しました。

Seed CXは個人投資家でなく、多額の資本を運用する「機関投資家」にフォーカスした取引所。

新しいコンセプトで、2015年には2500万ドル(約27.5億円)の資金調達に成功しました。

大口投資家による仮想通貨参入が期待される中、その一翼をになう取引所の動向に注目が集まります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

以前からお伝えしているように、2019年は「機関投資家の参入」により仮想通貨が上昇する可能性が高いです。

しかし、それは無条件に実現するわけではありません

流動性に優れた「機関投資家向けの取引所」が必須となるのです。

ただ、こうした取引所はまだ少なく、約27.5億円の資金調達に成功した「Seed CX」への期待が高まっています。

共同創設者兼CEOのEdward Woodford氏は、今年2月までに、

  • ビットコイン/米ドル
  • イーサリアム/米ドル
  • ライトコイン/米ドル

の通貨ペアを中心に、ユーロと日本円にも対応するとしています。

上昇要因の1つになり得るので、動向を追っていきたいですね。

時価総額8位のライトコインの採用もサプライズ的な材料です!

③2019年の「重要ファンダ材料」まとめ!

仮想通貨メディア「コインポスト」は、価格に影響を及ぼす可能性の高いイベントについて、「重要ファンダ予定表」として公開しています。

特に重要と考えられるイベントを一部抜粋し、ご紹介します。

  • 中国の旧正月(春節):日本時間 2/5〜2/7
  • VanEck版ビットコインETF審査の最終期限:米国時間 2/27
  • イーサリアム大型アップグレード:日本時間 2/27
  • 仮想通貨取引所ErisXのCFTCへのDCO申請認可見込み:2019年1〜3月
  • 米ナスダック、来年上半期に「ビットコイン先物」提供:2019年前半

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

どれも超重要なファンダメンタルズ(経済環境)ですね。

直近に控えた2月初旬の「中国の旧正月」は、その時期が近づくにつれ仮想通貨が下落するジンクスがあります。

一方で、「VanEck版ビットコインETF審査の最終期限」と「イーサリアム大型アップグレード」の2月末の材料は、どちらも急上昇の余地を残しています

つまり、セオリーとしては、「2月初旬に一旦下落し、月末にかけて上昇」となるでしょう。

それをベースとし、最新の情報を織り込みながら応用的に考えていきたいですね!

④注目材料「バックト」が東京で求人募集!その目的は?

価格上昇の材料として期待されている、仮想通貨取引所「バックト」(Bakkt)

そんな注目のバックトが求人募集を出し、人員強化を図っていることが分かりました。

ブロックチェーン開発者やエンジニアなどを米国を募集している他、法人向け営業スタッフを「東京」で募集している点も見逃せません。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

バックトは、ニューヨーク証券取引所の親会社がリリースする仮想通貨取引所ですね。

こちらも相次ぐ延期で「本当に大丈夫?」という感じですが、盛んに求人募集しているところを見ると、水面下ではしっかりと動いていますね。

個人的には、「東京」での求人募集が気になるところ。

その真意は不明ですが、何らかの形で「日本参入」を目録んでいるとしたら、大きな材料に繋がるかもしれません!

本日のまとめ

  • ①【重要】CBOEのビットコインETF「申請取り下げ」が決定!
  • ②【好材料】機関投資家向けの取引所Seed CXがついにリリース!
  • ③2019年の「重要ファンダ材料」まとめ!
  • ④注目材料「バックト」が東京で求人募集!その目的は?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!