こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは62万円台で推移しており、ここ24時間で2%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が下落に転じています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でLoopring (LRC)が約4%上昇。
ただし市場全体が下落に転じているため、大きく上昇した通貨はありませんでした。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①トークンエコノミーが世界を破壊する!!仮想通貨の「マジ」な話…
トークンエコノミーによるイノベーションのノウハウはウィキペディアにあり – Life For Earth – https://t.co/6i2pkZ9tmM – #ビットコイン #ブロックチェーン #ウィキペディア #トークンエコノミー #リナックス pic.twitter.com/THOLvmr4k2
— mrmasa (@mrmasa60600986) 2019年5月5日
仮想通貨による経済「トークンエコノミー」の拡大が確実視されていますが、未来のビジネスにどんな影響を与えるのでしょうか。
ブログ「LifeForEarth」にて、『トークンエコノミーによるイノベーションのノウハウはウィキペディアにあり』と題する記事が投稿されました。
ブログの著者によると、仮想通貨の台頭によって、常識とされてきたビジネスのあり方が「時代遅れになる」とのこと。
「株式会社を作って、社員を雇って、チームをどんどん大きくしていこうと考えている起業家は、正直、時代遅れ」
(仮想通貨は)「組織的労働から、人類を解放する」
果たしてこのような革命が、仮想通貨によって本当にもたらされるのでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★)
②ビットコインは「64万円」から一旦は下落する!?
ビットコインは長期的なトレンド転換の局面に、中期以下で上昇トレンドを継続|クリプトキツネhttps://t.co/LP5BPZp2NQ
4時間足レベルのMACDダイバージェンスを一旦解消し再び続伸したBTCは、日足レベルの逆行を起こしつつ、長期〜超長期のトレンド転換局面に突入している。今後のシナリオを考察。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月5日
5月6日の記事執筆時点で、ビットコインは64万円台で推移しています。
ここ1週間で何度か上昇を試したものの、直近高値「65万円」を上抜けられず、天井付近で横ばいに推移しています。
今後の値動きとしては、どのような展開が考えられるでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★★)
まず年単位の長期的トレンドとしては「上」だというのが、僕を含め、多くの有識者・トレーダーの見解です。
アメリカの仮想通貨分析会社ファンドストラッドのロバート・スライマーさんも、
「今年4~6月はビットコインの蓄積(購入)を続けた方がよい」
と述べています。
ただし、数日単位の短期的トレンドとしては、今すぐの爆上げは難しいとの見方がありますね。
有名トレーダーのクリプトキツネさんは、
「64万円を上抜けたとしても、64万〜69万円までは過去にかなり意識されたレートとなるため、上昇にはかなり苦戦を強いられるはず」
と分析しています。
35万円→65万円に上昇したことで、さすがに利益確定売りも出てくるでしょうから、50万円台までの下落は見ておきたいですね!
③大学などの「学位証書」がブロックチェーン上で発行へ!
シンガポールの教育機関、学位証書をブロックチェーン上で発行へ|国家プロジェクトとして始動https://t.co/nNlDW57iGm
国家レベルで初となるブロックチェーン・プロジェクト「OpenCerts」が本格始動する。シンガポール国内の教育機関において、今年から学位証書がブロックチェーン上で発行される。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月6日
学位の授与を証明するため学校が発行する「学位証書」が、ブロックチェーン上で発行される予定であることが分かりました。
対象となるのは、シンガポールの中学校、短期大学、専門学校、大学です。
こうした試みは「世界初」であり、先進的な取り組みが世界から注目されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
これは画期的ですねー!
何が画期的かというと、学位証書をブロックチェーン上で発行することで、「改ざん不可能にしている」んですね。
ブロックチェーン上に書き込まれた情報は絶対に書き換えられません。
これを学位証書に応用するとは、いいアイデアですね。
日本も頑張ってほしいところ・・・世界から置いていかれてますよ!
④ビットコインを元手に「国債」を購入できる取引所がオープン!
#ビットコイン で国債を購入、トークン化証券取引所「Currency. com」が正式ローンチhttps://t.co/J2WjpUsp6T
Currency. comの1000種類以上のトークン化された商品は、「世界の株式、指数、コモディティなど一般的な金融商品」の市場価格を追跡しています🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年5月6日
ベラルーシのセキュリティトークン取引所「Currency. com」が、正式なオープンを発表しました。
セキュリティトークンとは:
米国証券法などの国家による規制の中で、資金調達を目的として発行される仮想通貨(トークン)のこと。ICOは規制に則っておらず、セキュリティトークンはあらかじめ規制に則り、「有価証券」であることを目指す点が異なる。
これにより世界中の個人投資家と機関投資家が、1000種類の「仮想通貨化された証券(株など)」を売買できるようになります。
なお、1000種類の中にベラルーシの「国債」が含まれることも注目されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
Currency. comとは、簡単にいえば
- 従来の仮想通貨取引所
- 証券取引所
が1つになったようなプラットフォーム(取引所)ですね。
これで、ビットコインで「国債」を購入したり、「アップル株」を取引したりできるようになります。
ビットコインを元手にどんな投資商品も買えるとあれば、株式投資家が仮想通貨に注目し出すことは間違いないでしょう。
本日のまとめ
- トークンエコノミーが世界を破壊する!!仮想通貨の「マジ」な話…
- ビットコインは「64万円」から一旦は下落する!?
- 大学などの「学位証書」がブロックチェーン上で発行へ!
- ビットコインを元手に「国債」を購入できる取引所がオープン!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨は世間では「ギャンブルだ」「マネーゲームだ」などと言われていますが、ブログ記事は、結果としてそれに対する見事な反論になっています。
素晴らしい記事なので、共有しますね!
ブログの著者は、Wikipediaを例に出しています。
Wikipediaは、膨大なネット百科事典を持ちながら、フルタイムで働いている人は100人以下。
これはWikipediaが、「Wikipedia外部の人の力を借りて成長しているから」ですね(Wikipediaの記事は、誰でも好きに編集できます)。
これと同じことが、仮想通貨によって広い業種で発生します。
仮想通貨やブロックチェーンが普及することによって、お金のやり取りや情報の共有で「社内と社外とのギャップ」がなくなります。
だから、「会社」という単位にこだわる必要がなくなる。
結果として、会社そのものを大きくせずとも、「トークンエコノミー全体で成長する」という選択肢が浮上してくるんですね。
気づかないうちに仮想通貨が社会を大きく変えていきますよ。
仮想通貨の本質を理解し、ドッシリ構えて投資していきたいですね!