こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい!
本日、ビットコインは39万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、プラスとマイナスがまちまちとなっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でChainlink (LINK)が約18%上昇!
「契約」に革命をもたらす「スマートコントラクト」(Smart Contract)のプロジェクトとして注目を集めていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①【特報】金融庁がコインチェックを「仮想通貨交換業者」に正式登録!
【仮想通貨交換業者登録に関するお知らせ】
コインチェック株式会社は、2019年1月11日に資金決済に関する法律に基づく仮想通貨交換業者として関東財務局への登録が完了しましたので、お知らせいたします。https://t.co/a0fjEgu8Rw— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2019年1月11日
2018年1月に仮想通貨ネム(XEM)580億円相当を流出させたコインチェックは11日、金融庁「仮想通貨交換業」に登録されたと発表しました。
これまではライセンス未登録の「みなし業者」として運営してきたコインチェック。
交換業への正式登録を受け、顧客の資産を守る体制が整ったとする「お墨付き」を国から得たことになります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②取引所Huobi Japanのバグでビットコインが100万円に!?
今30万円台のビットコインが100万円で取引されてしまったもようhttps://t.co/x9oY4KuKEd
— 岡三マン (@okasanman) 2019年1月11日
国内の取引所「Huobi Japan」(旧ビットトレード)にて、ビットコインの価格が本来よりも高く表示され、約定可能な状態になっているとの声がツイッターで挙がっています。
2019年1月12日現在、BTCは約39.5万円で推移。
しかしHuobi Japanでは、1BTC/100万円のチャートが表示されていました。
ネット上では「100万円で38枚売れた」などの報告が上がっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
真相は不明ですが、「100万円で売れた」との声もあるので、逆にいえば「100万円で買ってしまい大損する可能性」もあったということですね。
これは恐ろしすぎるバグですね・・・。
Huobi Japanに限らず、取引所システムはまれにバグが生じます。
取引する前に一度、表示が合っているか確認するようにしましょう!
③楽天子会社「みんなのビットコイン」が3月31日で終了へ
楽天グループの仮想通貨交換所みんなのビットコイン、現行の取引サービスを3月31日に終了 〜4月より新取引サービスを開始する予定 https://t.co/dFs5m9DQHz pic.twitter.com/jfJOW9HGD2
— 仮想通貨 Watch (@ccbc_watch) 2019年1月11日
楽天グループ傘下の仮想通貨取引所「みんなのビットコイン」は、2019年3月31日をもってサービスを終了すると公式サイト上で発表しました。
なお、2019年4月1日より新たなサービスを開始するとしていますが、詳細は不明です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
みんなのビットコインは、金融庁「仮想通貨交換業」未登録の「みなし業者」です。
正式登録されないところを見ると、登録に難航しているようで、そのことがサービス終了に繋がった可能性もありますね。
とはいえ、みんなのビットコインは楽天グループの完全子会社です。
本気を出せば、「仮想通貨交換業」認可のポテンシャルはあるでしょう。
2019年4月1日からの新サービス開始にその望みをかけているのであれば、むしろ「楽天が本気を出してきた」可能性もあります。
楽天がどのように仮想通貨業界を攻略するか楽しみですね!
④最大手ゲーム会社、DAppsゲーム分野で仮想通貨に参入か?
スクウェアエニックス「ブロックチェーン技術の応用」に高い関心https://t.co/cublgjbaw8
世界最大級のゲームメーカーがブロックチェーンに高い関心を示していることがわかった。ブロックチェーンゲーム参入が実現すれば、親和性の高い通貨に巨大実需が生まれ、仮想通貨市場に大きな追い風となる。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月11日
世界最大級のゲーム会社「スクウェア・エニックス」によるブロックチェーン・仮想通貨分野への参入が示唆されています。
スクウェア・エニックスは、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などのゲームシリーズで知られます。
同社の社長である松田洋祐氏は1月1日の年頭所感で、
「ブロックチェーン技術も、一時の仮想通貨バブルから落ち着き、仮想通貨のみならず様々な分野に展開をみせている。」
「ゲーム分野においても、ブロックチェーン技術を用いたゲームや、ゲームプラットフォームサービス等の興味深い動きが出てきており、私たちも、今後のデジタルコンテンツ分野におけるブロックチェーン技術の応用に非常に関心をもっている。」
と述べました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
スクウェア・エニックスは、「DAppsゲーム」(ブロックチェーンゲーム)への参入を検討しているようですね。
DAppsゲームとは、仮想通貨のブロックチェーン上で稼働させるゲームのこと。
たとえば、クリプトキティーズやイーサエモンなどが有名ですね。
イーサリアムのDAppsを使ったゲームがヒットすれば、ETHの需要は大きくなります。
つまり最終的には、ETHの価格上昇に繋がるのです。
ゲーム業界最大手のスクウェア・エニックスがすでに目を付けているとあれば、その日もそう遠くはなさそうですね!
本日のまとめ
- ①【特報】金融庁がコインチェックを「仮想通貨交換業者」に正式登録!
- ②取引所Huobi Japanのバグでビットコインが100万円に!?
- ③楽天子会社「みんなのビットコイン」が3月31日で終了へ
- ④最大手ゲーム会社、DAppsゲーム分野で仮想通貨に参入か?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
このニュースは、2018年12月の当ブログで「コインチェックの認可はほぼ100%確実」とお伝えしていました。
事実、そのとおりとなりましたが、認可は予定より10日ほど遅れてしまいましたね!
さて、コインチェックは、交換業認可にあたって記者会見を開きました。
そのなかで、「今回のセキュリティ対策には予算がどれくらいかかったか?人をどのくらい増やしたか?」との記者の質問があり、
と返答していますね。
また、「新しいビジネスとしてICOやSTOをコインチェックとして取り組むか?」との質問に対しては、
との返答がありました。
セキュリティトークンとは:
米国証券法などの国家による規制の中で、資金調達を目的として発行される仮想通貨(トークン)のこと。ICOは規制に則っておらず、セキュリティトークンはあらかじめ規制に則り、「有価証券」であることを目指す点が異なる。
つまり、新たなコインチェックの姿勢は、「守るべきところ(セキュリティ)は守るけれど、攻めるところは攻めますよ!」といったところ。
たしかに、コインチェックに対する世間の目は厳しいものがあります。
しかし個人的には、積極的にビジネスを拡大させ、もう一度コインチェックの手で仮想通貨市場を盛り上げてほしいですね!