こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは59万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、ほとんどの通貨が横ばい、もしくはわずかに下落しています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でモナコイン(MONA)が約79%上昇!
取引所ザイフでモナコインの現物取引が再開したことにより、上昇していますね(詳細は下記)。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①仮想通貨市場は「クジラ」が底固めか|新たな「蓄積フェーズ」へ突入
弱気相場は終盤か 仮想通貨ビットコインのクジラによる「蓄積フェーズ」を観測【アダマント・キャピタル】https://t.co/5D3nbhE2AZ
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月20日
仮想通貨ファンドのアダマント・キャピタルが分析レポートを発表。
その中で同社は、仮想通貨市場は大口投資家(クジラ)がビットコインを買い集める段階「蓄積フェーズ(周期)」に突入したと結論づけました。
同社は、蓄積フェーズではビットコインは3000ドル(33.5万円)~6500ドル(67万円)で推移し、その後さらなる上昇局面へ突入すると主張。
事実、ビットコインの1週間チャートをみると、過去7日間でもっとも高い水準を維持するなど、強い相場が続いています。
特に4月21日のビットコインは、5356ドル(約60万円)の高値を記録しました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②バイナンスコイン(BNB)の爆上げ理由はズバリ・・・
最高値を更新した仮想通貨バイナンスコイン|好成績を収めた3つの要因とはhttps://t.co/GQgDLdNV6L
Binanceの独自通貨バイナンスコイン(BNB)が2018年の最高値を更新。メインネットのローンチなど様々な良ファンダを踏まえこうした好成績を収めた理由を分析する。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年4月20日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)。
同社が発行する独自仮想通貨バイナンスコイン(BNB)が、今月20日に歴代最高値となる25.51ドル(約2860円)を記録しました。
優良な投資先として熱い視線を集めているBNB。
今後の値動きはどのような展開が考えられるでしょうか。
阿部悠人の考察(重要度★★)
BNBが絶好調なのは、一口でいえば「発行体であるバイナンスが絶好調だから」ですね。
というのもバイナンスは、
- 独自ブロックチェーン「バイナンスチェーン」を正式ローンチ
- 海外進出に非常に積極的。ウガンダ、ジャージー、アルゼンチン、そして今月18日には「来週シンガポールで取引所をローンチする」と発表
- BNBを元手にICOに投資できる「バイナンス・ローンチパッド」が大盛況
など、もはや無双状態なんですよ。笑
取引所は投資家にとってなくてはならない存在なので、絶対的ニーズを抱える強みもあります。
バイナンスはそんな取引所のトップということで、絶好調なのは当たり前かもしれません。
今後バイナンスを脅かすほど強力な取引所が現れるまでBNBの強い相場は続く、と僕は考えています。
③モナコイン(MONA)が2倍に急騰!!ザイフの取引再開で
モナコインが跳ねてる。仮想通貨元気になってきましたなー。#コイン相場 pic.twitter.com/L486wn8ico
— イケハヤ社長@ホワイト企業作り (@IHayato) 2019年4月20日
仮想通貨取引所ザイフ(Zaif)が、2018年9月にハッキングされ停止していたモナコイン(MONA)の現物取引を、23日に再開すると発表しました。
これを受けて、モナコインは突如2倍に急騰。
20日の0.65ドル(約73円)から、21日には1.28ドル(約143円)を記録しました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
時価総額79位のモナコインは、2ちゃんねるから生まれた日本発祥の仮想通貨。
日本を中心に取引されているので、ザイフの復活が高く評価されましたね!
ただ、モナコインそのものに好材料があったわけではないので、継続的な上昇に繋がるかというと微妙なところ。
仮想通貨市場全体が上昇していけばモナコインも上がると思いますが、単体で上昇していけるかというと、ちょっと厳しいでしょう。
ちなみに、ザイフは仮想通貨70億円相当を流出させたことで、運営会社がテックビューロからフィスコに変更されました。
その事業継承がようやく完了したことで、モナコインの取引再開が可能になった、という裏話があります。
④リップルが小売業界へ進攻!?注目のアプリ「XRPayments」とは
Look at that 🤑 Nice POS units for our payments at the #Amersfoort #XRPCommunity #Meetup, generously donated by a fellow community member 😍 They are running the XRPayments app. See you Saturday! pic.twitter.com/RCDNwbVdWr
— Wietse Wind (@WietseWind) 2019年4月18日
リップル社が支援する「XRPL Labs」が開発したアプリ「XRPayments」が、AppleとGoogleのアプリストアに無事承認されたことが分かりました。
このアプリを使うことで、あらゆる小売店舗がXRPによる決済を導入できます。
仮想通貨市場では、XRPaymentsによってXRP決済を導入する「XRP加盟店」が急増するとの見方も出ています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
通常のレジでは「POS」というシステムが決済に使われるのですが、XRPaymentsは、XRPの決済を即座にPOSに変換し、支払いを処理します。スゴい!
アプリはAppleとGoogleで無料ダウンロードで、しかも世界中の法定通貨からXRP価格を計算できるなど、利便性は高いですね。
そもそもリップルに「送金手数料が安い」というメリットがあるので、これを機にXRP決済が一気に普及する可能性はありますね。
久々に今後が楽しみなアプリです!
本日のまとめ
- 仮想通貨市場は「クジラ」が底固めか|新たな「蓄積フェーズ」へ突入
- バイナンスコイン(BNB)の爆上げ理由はズバリ・・・
- モナコイン(MONA)が2倍に急騰!!ザイフの取引再開で
- リップルが小売業界へ進攻!?注目のアプリ「XRPayments」とは
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
アダマント・キャピタルは、今の「蓄積フェーズ」でクジラがビットコインかき集めていると言います。
同感ですね。長らく続いた下落相場で個人投資家の関心が低下しており、ビットコインが割安に放置されているのが現在の相場です。
もちろん、どん底だった今年1月~3月に比べれば注目度は上がっています。
でも、歴代最高値を更新してから「今さらだけどビットコインってやつで儲けたい!」みたいな層は、まだ全然気が付いていないわけです。
そんな中、クジラがこっそり買い集めることで「相場の底固め」が強化されていきます。
そろそろ高い個人投資家が「何だか強いね!やっぱ底だったか!」と参入してきて、本格上昇のフェーズへと移行してくるはず。
現在まだその直前なので、ビットコインに参戦する人は、今のうちに口座開設など済ませておきましょう!