こんにちは、阿部です。
人気作「クリプトキティーズ」などをはじめとして、近年ではブロックチェーン上で作られたDAppsゲームが増加中です。
DAppsゲームは、ブロックチェーンゲームとも呼ばれていますが、これは簡単にいえば「イーサリアム上で動くゲーム」のことですね。
そんなDAppsゲームのジャンルで、新たなヒット作になるのでは?と注目されているのが「MLB Crypto Baseball」というゲーム。
なんとアメリカの野球リーグ「メジャーリーグ」が、ブロックチェーン企業「Lucid Sight」と提携して作成した野球ゲームなのです。
これはいったい、どのようなゲームなのでしょうか?
メジャーリーグのDAppsブロックチェーンゲームの狙いは?
「MLB Crypto Baseball」は、アメリカのメジャーリーグが計画する野球のDAppsゲームです。
参考:MLB Crypto Baseball公式サイトはこちら
ブロックチェーンゲームやDAppsゲームが盛り上がることは、仮想通貨市場にとっても好影響。
どのような形でゲームがリリースされるかは分かりませんが、ポジティブな材料であることは間違いありません。
しかし、メジャーリーグにとって、DAppsゲームをリリースすることにどのようなメリットがあるのでしょうか?
この理由は主に「宣伝になる」からですね。
日本においても、プロ野球を舞台とした家庭用ゲームは人気ですが、それはアメリカでも同様。
「野球ゲームを作る」ことが目的であれば、DAppsゲームやブロックチェーンゲームである必要はないのです。
それでもメジャーリーグがDAppsゲームをターゲットとするのは、暗号通貨やブロックチェーンの話題性や、関心を持つ人々の多さに乗っかることで、アメリカ野球を盛り上げていこうという狙いがあると考えられます。
DAppsブロックチェーンゲームという伸びしろの大きな市場
イーサリアム上のDAppsゲームは、今ではめずらしくなくなってきています。
まだ一部の投資家を中心に遊ばれている状況ですが、いずれ、一般向けに普及していくことになるでしょう。
もちろんゲームだけではなく仮想通貨そのものも将来性が高く、投資対象として魅力的です。
しかしDAppsゲームは、ゲームを遊ぶことが投資になる側面もあり、実際にゲームで遊んでイーサリアムを増やすことに成功している例が多くあります。
仮想通貨そのものはもちろんですが、DAppsゲームの将来性の高さを知ることも投資家として大切ですね。
DAppsゲームの一例
DAppsゲームにはどのような種類があるでしょうか?以下、一例をご紹介します。
- クリプトキティーズ(CryptoKitties):デジタルの猫を集めるゲームです。猫同士を交配させ、めずらしい姿の猫を作成すると、高値が付いて利益を狙うことができます。上級者になると当初から利益目的で遊ぶケースもあります。
- イーサエモン(etheremon):イーサエモンというモンスターを捕まえる、育てる、交換する、進化させるなどし、高い価値を持つ個体を所有するゲームです。 ポケモンのブロックチェーンゲーム版と考えると分かりやすいですね。
- ビットペット(Bitpet):デジタルのウサギを繁殖させたり、収集したりして集めるゲームです。上記のゲームと同じように、価値の高いウサギは高値で売買されます。
これら3つはDAppsゲームの代表格です。
たしかに、本格的なゲームとくらべると物足りなさもあります。
「投資目的で遊べる」という、これまでにないメリットはありますが、ゲーム性は単純で、発展途上な感じがありますね。
メジャーリーグが作る「MLB Crypto Baseball」などの新しいゲームには、ゲーム性の高いものを期待しましょう!
DAppsブロックチェーンゲームで仮想通貨の価値も上昇する!
今回は、DAppsゲームの最新ニュースをご紹介しました。
DAppsゲームには「話題性」「伸びしろ」「収益性」という大きなメリットがあります。
イーサリアムなどのプラットフォーム系仮想通貨(DAppsを動かせる仮想通貨)の価格推移が好調なのはDAppsの将来性の高さも関係しています。
プラットフォーム系暗号通貨における「DAppsゲーム」、今後も注目です!