こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→横ばい
ビットコインは今日もヨコヨコで推移してますね。
ほとんど動きがなく、どっちつかずなもどかしい相場です。
時価総額トップ10通貨では、CardanoADAが1%ほど上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でElectroneum (ETN)が約32%の高騰。
トルコでトップの仮想通貨取引所SistemKoinに追加されたことを受け、上昇しています!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①イーサリアム創業者「仮想通貨価格はもう1000倍にならない」は本当?
全ての人におすすめの1記事。
イーサリアムの創設者
「仮想通貨の価格は1000倍になることはない。実用化へ。」ホリエモン@takapon_jp
「バブルがないとは言い切れない」落合陽一はweekly ochiaiで仮想通貨は実用化に向かっていると発言。
これからどうなっていくか。https://t.co/TXKMaU01Ux
— 神戸大学仮想通貨サークル イーサリアム (@kasougazou) 2018年10月26日
先日、世界最大のオフショア投資顧問業(節税投資アドバイス業)deVere GroupのCEO、Nigel Green氏が「次の10年でBTCの時価総額が、現在の価格から少なくとも5,000%(50倍)の成長が見込まれる。」と発言しました。
この強気な予測に「それはない」「ポジショントークだ」と感じる方も多いでしょう。
そんな方は、イーサリアムの共同創業者Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏の「仮想通貨が再び1000倍の成長を示す機会はないだろう。」との発言に共感するかもしれません。
一方で、世界最大の取引所BinanceのCEOであるJoseph Lubin(ジョセフ・ルービン)氏は、「仮想通貨市場は今後、必ず1000倍以上成長する。」と主張。
仮想通貨業界には高名な有識者や投資家が存在しますが、その意見は驚くほどバラバラです。
いったい、真実はどこにあるのでしょうか。
阿部悠人の考察(重要度★★)
②コインベース、IPOで558億円を調達!企業評価額は9000億円
【速報】米コインベース IPO時の評価額は約9000億円 株主は「地球で一番大きな会社に」と強気
◆CNBCがスクープ
◆優先株式と普通株式の2ラウンドで約558億円調達予定
◆2500万口座で米トップ
◆ドコモや三菱UFJ等も株主#Coinbase #仮想通貨 https://t.co/yE6qDg4BDR via @JpCointelegraph— コインテレグラフ 🎃 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月26日
アメリカ最大の取引所コインベースが、IPO(新規株式公開)を実施し、計5億ドル(約558億円)を調達する予定であることが分かりました。
IPOとは、資金調達を目的とし、企業が株式を新たに発行することです。
ちなみに、その際のコインベースの評価額は約8000億円~9000億円になると、情報筋が述べています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
コインベースの評価額9000億円は高いのか?
「9000億円でも安い」「コインベースは地球で一番大きな会社になる」と株主の1人は話しているようですね。
僕も同じく、まだまだ成長すると考えています。
なぜなら、
- 仮想通貨市場そのものが成長する
- 相次ぐハッキングの影響で「信頼性」が求められるようになったが、コインベースはアメリカでもっとも信頼されている取引所の1つ
だからです。
ちなみに、長期的には新勢力である分散型取引所(DEX)が普及してきて、コインベースの成長を鈍化させるのではないか、と考えています。
③ビットコイン連動型ステーブルコインWrapped Bitcoin(WBTC)とは?
仮想通貨ウォレットのビットゴー、ビットコインに裏打ちされたERC20ステーブルコイン発表へ
◆ビットゴーがビットコインに1:1で裏付けされたイーサリアムベースのステーブルコイン開発
◆来年1月発表予定
◆「準備金の完全な証拠」がわかるようになっているhttps://t.co/dgpKE66TZD— コインテレグラフ 🎃 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月26日
仮想通貨ウォレット会社BitGoは26日、ビットコイン連動型ステーブルコインの開発を発表しました。
Wrapped Bitcoin(WBTC/ラップドビットコイン)と呼ばれるこの仮想通貨は、イーサリアム上で発行されるトークンです。
ビットコイン連動型であることから、高スペックなイーサリアムの性質と、ビットコインの価格安定性の両方を兼ね備えた通貨として注目されます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
面白いトークンが出てきましたね!
そもそも、ビットコインとイーサリアムは両方とも「仮想通貨」と呼ばれますが、性質は全然違います。
基本的には、「高機能なイーサリアム」「安定感のあるビットコイン」という棲み分け。
しかし、WBTCはビットコインとまったく同じ値動きをしながらも「イーサリアム」なのです。
今後、1つの用途にとどまらず、さまざまなシーンで「安定性の高いイーサリアムトークン」として使われていくことになるでしょう!
④リップル投げ銭サービス「XRP Tip Bot」、主要アプリストアで承認
#リップル の投げ銭サービス「XRP Tip Bot」が #Google と #Apple のストアで承認!#XRPTipBot は #Twitter や #Discord で $XRP の投げ銭が簡単にできます。WEBクリエイター収益化の可能性を広げる取組みで、XRPエコシステムの大きな変化が期待されます😳https://t.co/6ioLCoxFZY
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2018年10月26日
リップル(XRP)を投げ銭(寄付)できるサービス「XRP Tip Bot」が、GoogleとAppleに承認され、iOS・Andoroidの両方でダウンロードできるようになります。
「XRP Tip Bot」を使うと、わずか数ドロップの手数料で投げ銭が可能(1ドロップ=0.000001XRPトークン)。
手数料の安いリップルは、投げ銭市場でも成功を納めるのでしょうか。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
「投げ銭?そんなくらいじゃXRPの普及の足しにはならないでしょ?」という声が聞こえてきそう……。
しかし最近では、YouTuberなど個人のクリエイターが絶大な人気を誇り、多くのファンを獲得しています。
そのため、「ファン→クリエイター」への投げ銭市場の拡大は濃厚です。
XRP価格にも好影響が期待できるニュースとして注目です!
明日のビットコイン相場
画像はBTC/JPYの1日足ですが、10月15日にTether問題で上昇して以来、常に底値は一定で上値は切り下げてきていますね。
時間の経過とともに上値がどんどん重くなっている相場です。
ローソク足を見ても、陽線に対して陰線のほうが力強く伸びており、上昇よりも下落の方が優位性があることを示しています。
もはや下落は確実といった具合ですが、ポイントとなるのは71万2千円のラインです。
Tether問題で一気に上昇した10月15日以降、ロングでエントリーした投資家達の損益分岐点がこの71万2千円のラインです。
このラインはかれこれ半月ほど底値をサポートしてきた価格帯ですが、ここにローソク足の実体部分が差し掛かった時、これまで上昇を期待していた投資家も「もうだめだ」と大量の決済売りを入れてくる事が予想されます。
そうなれば再度60万円代まで逆戻りです。
そもそもTetherへの不信感から避難先としてビットコインが買われただけなので、ビットコインの評価自体が上がったわけではありません。
なので一過性の上昇で終わるのは必然かもしれませんね。
ロング
特定の銘柄を買い目線で保有すること。逆に売り目線の場合は「ショート」と呼ばれる。
本日のまとめ
- ①イーサリアム創業者「仮想通貨価格はもう1000倍にならない」は本当?
- ②コインベース、IPOで558億円を調達!企業評価額は9000億円
- ③ビットコイン連動型ステーブルコインWrapped Bitcoin(WBTC)とは?
- ④リップル投げ銭サービス「XRP Tip Bot」、主要アプリストアで承認
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ツイッターを見ては「上がるかも!」「下がるんじゃないか・・・?」と一喜一憂している人は多いですね。
もちろん、有名人の発言は投資判断の参考になります。
でも、上がる、下がる、といった判断そのものを参考にするのは危険。
なぜなら、AさんとBさんの意見は同じでも、2人が考えている前提条件が違う可能性もあるからです(短期or長期など)。
よほど信頼している投資家以外は、判断そのものではなく、「考え方」を吸収していくといいですね。
そうすると、有識者の発言に惑わされることなく、相場の本質をつかめるようになります。
雰囲気で「上がる!」「下がる!」と盲信している人も多いですが、皆さんはそうならないようにしてほしいな、というお話でした。