こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは75万円台で推移しており、ここ24時間で6%も上昇。
時価総額トップ10通貨でも、ほとんどの通貨がBTCに連動し上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でKomodo (KMD)が約9%の高騰。
KMDはZcashから分裂したことで知られる仮想通貨で、高い「匿名性」が特徴ですね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①もうオワコン?仮想通貨の取引量が「最低水準」に
仮想通貨市場の取引量 過去3ヶ月で最低に
(コインテレグラフ@マーケットアラート⚡)https://t.co/XZJUyioVAZ
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月15日
ここ7日間の仮想通貨市場の出来高9900億円で、過去3ヶ月で最低を記録しました。
また、2018年に入ってからの出来高としても最低水準です。
取引量が減少している要因は何なのか。
一般的には、
- 2017年12月から下落トレンドが続いている
- ここ最近、価格変動が小さくなっておりトレーダーが様子見している
ことだと理解されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨に追い風?消費税10%引上げでキャッシュレス化期待
鬼のキャトシュレス化が
始まるぞーい!仮想通貨上がるぞーい!
20年後日本は
消費税50%くらいまで
上がってると思うぞーい! pic.twitter.com/G8W7fPZCff— 会長@blockchain (@yukun_official) 2018年10月14日
安倍晋三首相は10月15日、2019年10月の消費税率10%への引き上げの検討を、関係閣僚に指示しました。
また同時に、消費税率が引き上げられる直前の駆け込み需要(「今のうちに買っておこう」という需要)を抑えるため、増税後、キャッシュレス決済の場合は消費税2%分を還元する案を検討中です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
キャッシュレスは、現金を使わない支払い方法のこと。
国家という大きな視点から見ると、「現金を発行する」コストってかなり大きいんですね。
キャッシュレスが進めば、現金システム維持のため税金を投入しなくて済み、お金が浮きます。
その浮いた分を還元しよう、という考え方です。
当然ながら仮想通貨も「キャッシュレス決済」の1つとなります。
キャッシュレス化が進めば、必然的に仮想通貨にも注目が集中しますよ!
爆発的な普及に期待しましょう。
③リップル社、トランプ政権との対談を明かす
リップル社がトランプ政権と仮想通貨に関する対談が判明|海外インタビューから見えてきたXRPの裏側https://t.co/6yLkJE1oGy
リップル社Johnson氏がBreakerとのインタビューに応じ、ホワイトハウスのトランプ陣営と対話している事や、クリントン元大統領のSWELL登壇秘話などを明かした。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年10月15日
リップル社のマーケティング責任者Johnson氏は、アメリカの「トランプ政権」と対談した、とメディアの取材に対して明かしました。
この対談についてJohnson氏は、以下のように述べています。
XRPはマイニングがないので、海外からの操作や環境といった観点からは性質が大きく異なる。トランプ陣営と対話したところでは、こういった点は見過ごせないと感じているようだった。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
リップルがトランプ政権との対談とは、、、これまた超ビッグニュースですね!
上記のJohnson氏の発言からは、マイニングが中国に握られているBTCやBCHに対して、「リップルは違うんだぞ!」という自信がうかがえます。
こうした対談が重ねられているということは、アメリカ政権は、リップルや仮想通貨が将来的に国のあり方を揺るがす存在だと認めているのでしょう。
そうでなければ、リップル社と対談なんてしないはず。
ますますリップルの未来が楽しみになってきました!
④ビットコイン、わずか2時間で5万円も高騰!
BTC速報:テザーのペッグ崩壊が止まらず、1USDT=0.94ドルまで下落。結果ビットコインやイーサリアムを買い資金を退避させている模様 #ビットコイン #Bitcoin #仮想通貨 #Bitfinex #Tether #テザー #ビットフィネックス pic.twitter.com/6ZoMfYMqPt
— 墨汁うまい(Not giving away ETH) (@bokujyuumai) 2018年10月15日
ビットコインが高騰しています!
10月15日、ビットコインが70万円→75万円へと急上昇。
16:30現在、72万円前後にて推移しています。
さらに同時期、本来下落するはずのないステーブルコインUSDTの下落(1ドル→0.95ドル)が確認されています。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
ビットコイン高騰の要因はいったいどこにあるのでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★★)
上記ツイートにあるように、ビットコイン急騰時にUSDTの下落が確認されています。
これはつまり①USDTを売り、②ビットコインを買う、という一連の流れがあった証拠です。
USDTにはさまざまな疑惑があったのですが(下記リンク)、ついに崩壊してしまいましたね。。
というわけで、今回のビットコイン高騰の理由は「USDTに対する信頼低下」と見て間違いないでしょう。
ビットコイン自体の好材料から買われたわけではないので、このまま80万円、90万円へと上昇していく可能性は低いと見ています。
本日のまとめ
- ①もうオワコン?仮想通貨の取引量が「最低水準」に
- ②仮想通貨に追い風?消費税10%引上げでキャッシュレス化期待
- ③リップル社、トランプ政権との対談していたことを明かす
- ④ビットコイン、わずか2時間で5万円も高騰!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
取引の減少は何を意味しているのでしょうか。
投資家が関心を失っている? いえ、そうではありません。
ビットコイン価格65~70万円の水準は、仮想通貨市場がここ半年で何度も底打ちしては上昇に向かった、重要な価格帯です(サポートラインといいます)。
そして今、ビットコインは70万円水準へと下落してきました。
そこで多くのトレーダーは、「再び上昇へと向かうのか」それとも「サポートラインを割って下へ向かうのか」を見極めるために待っているのです。
そのため見極めがついたときは、勢いを伴って動いていく可能性が高いです。
その場合、一気に値幅を取れるチャンスなので、注目していきましょう!