メルカリのブロックチェーン版!市場に集まる個人情報を分散管理「CyberMiles(CMT)」

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

今日はCyberMiles(CMT)が好調です。

新ロゴと新オフィスの公開、世界最大級の投資ファンドSIGがスーパーノード候補に上がったことなどが買い材料になりました。 

端的に言うと「超強力な助っ人」得られるかもしれないということですから注目が集まるのも当然と言えます。 

プロジェクトに関しても非常に期待できる内容ですのでチェックしていきましょう。  

オンラインマーケットプレイスのプラットフォーム

CyberMilesが目指しているのは、オンラインマーケットプレイスのプラットフォームです。

 ・・・これだけ聞くとわかりにくいかもしれませんが、 

要はAmazonや楽天市場のようなものをブロックチェーン技術を活用して構築できるようにしようというものです。

Amazonや楽天市場は一度は使ったことがあると思います。

初めは疑心暗鬼の人も多かったですが、気がつけば日常生活にすっかり浸透しています。

中にはほとんどオンラインショップで買い物を済ませてしまう人もいるでしょう。 

非常に便利になってシェアも急速に拡大している業界ですが、こういった業界はあるジレンマを抱えています。 

Amazonなどのサービスでは住所や名前、クレジットカード情報など重要な個人情報が膨大に入ってきます。

これらを厳重に、効率よく管理するには莫大なコストがかかるのです。

また、メルカリなどのフリマアプリで特に顕著なのですが、個人間のトラブルやクレームが頻発し、顧客対応や紛争解決にも大きな手間とコストがかかります。

これらが原因でユーザーも高い仲介手数料を取られることになります。 

企業にとってはかなり参入障壁が高くなりますから、こういったサービスを実現し継続できる企業は非常に限られてくるのが現状です。

こういったオンラインマーケットの問題をブロックチェーン技術で解決しようともくろんでいるのが「CyberMiles」なのです。 

膨大なデータ管理はブロックチェーンの得意分野ですから安全で高速な情報処理ができるようになります。 

また、CyberMilesではスマートコントラクトを採用しているため取引処理から事務手続きまで自動で実行可能です。

透明性も維持されており、闇取引などに悪用されないように対策も講じられています。

「スマートコントラクト搭載なら、Ethereumで良いのでは?」と思うかもしれません。

確かに導入しようと思えばEthereumでも可能です。

しかし、処理速度が遅いですし、手数料が高くなってしまいます。

また、Ethereumはあくまでアプリケーション開発のプラットフォームという位置づけなのでマーケットに特化しているわけではありません。

その点、CyberMilesのしくみはオンラインマーケットに特化したものなので処理速度も速く、安い手数料で利用できます。

ユーザーにとってはショッピングがより快適になりますし、企業にとっても運用コストが下がるのでまさにwin-winになるのです。

Amazonや楽天に対抗できるか・・・?

業界としてはレッドオーシャンですし、Amazonや楽天市場に対抗する構図になりますから、一筋縄ではいきません。

ただ、そういった中でも「メルカリ」は確固たる地位を築きましたし、

CyberMilesのアドバンテージとして「5miles」というメルカリに似たアプリですでにしくみが実装されていることがあります。 

開発段階のプロジェクトも多い中で、「すでに利用されているプラットフォームがある」というのは好材料です。

激しいレースを勝ち抜けるかがカギになっていきますね。