ディーカレット、KDDIなど11社から計34億円の資金調達に成功!【2019年7月12日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは126万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。

時価総額トップ10では、多くの通貨が数パーセント上昇していますね。

時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でJapan Content Token (JCT)が約33%上昇。

7月9日から乱高下相場に突入していることもあり、今日は30%以上もプラスとなりました!

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①ディーカレット、KDDIなど11社から計34億円の資金調達に成功!

2019年3月に金融庁に認可された国内取引所「ディーカレット」が、KDDIやコナミホールディングスなど12社から計34億円の資金調達に成功したことが分かりました。

ディーカレットに出資した企業は以下のとおり。

  1. KDDI株式会社
  2. コナミホールディングス株式会社
  3. 住友生命保険相互会社
  4. 大同生命保険株式会社
  5. 明治安田生命保険相互会社
  6. 中部電力株式会社
  7. 阪急阪神ホールディングス株式会社
  8. 松井証券株式会社
  9. 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ
  10. 綜合警備保障株式会社(ALSOK)
  11. 凸版印刷株式会社

資金調達を受けた理由について、ディーカレットは

「開発体制を強化し、デジタル通貨の新たな決済プラットフォーム開発を加速いたします。」

と説明しています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

出資企業の顔ぶれがスゴすぎる!

ほぼ全社、誰でも知ってる大企業じゃないですか・・・。

仮想通貨取引所に目をつける、これらの企業もさすがですが、こうした企業に見込まれるディーカレットもさすが。

ディーカレットと言えば今年3月、JR東日本の電子マネー「Suica」に仮想通貨チャージの実装を検討していると発表し、大きな話題となりました。

そのときから「タダ者じゃない」とは思っていましたが、予感的中です。笑

上記ニュースはもちろん、ディーカレットにとっての朗報。

しかし、「仮想通貨業界“全体”にお金が落ちる」という視点から、投資家を含め皆にとってのグッドニュースですね。

こうしたニュースが、仮想通貨の価値をより高いものに引き上げてくれるのです。

②ビットコインの急落要因が判明!!FRB議長の「○○発言」が要因か

仮想通貨ビットコインが続落しています。

ビットコイン1週間チャート

今月10日に13100ドル(約142万円)で推移していたビットコインは、12日(本日)には11200ドル(約121万円)の安値を記録。

急落の要因として、FRBパウエル議長の発言があるとの見方が出ています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

パウエル砲が炸裂しちゃいましたね・・・。

そもそもFRB(米連邦準備制度理事会)は、アメリカの中央銀行。

日本で言えば「日銀」にあたる機関なので、影響力バツグンなんですよね。

そのパウエルさんが何を言ったかというと、、、フェイスブックが発行予定の仮想通貨「リブラ」について、

最高水準の規制対象とすべきだ!

と指摘しました。

しかし、そもそもフェイスブックの「リブラ」はステーブルコインです。

ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。

「本来の意味での仮想通貨」とはあまり関係ないのに、なぜビットコインが暴落するんだ・・・。

そんな常識を覆してBTC相場を動かす「リブラ」のネームバリューはスゴいの一言ですね。

③米スタバ、アマゾンなど有名企業、ビットコイン決済に対応!!

アメリカのAmazon(アマゾン)、Starbucks(スタバ)、Uber(ウーバー)といった有名企業で、仮想通貨ビットコイン(BTC)による決済が可能になりました。

これらの企業が「直接」ビットコイン払いに対応したわけではありませんが、米Fold社が提供する決済アプリ「Fold App」と提携したことで実現。

また、同サービスはビットコインの「ライトニングネットワーク」を活用することでも注目を集めています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

こちらもビッグニュース!

スタバなどの他、ホールフーズやAMC(映画館)なども対応するみたいですね。

さてさて、僕がテンション上がっちゃうのがこのアプリ、「ライトニングネットワーク」を活用しているんですね。

通常、ビットコインを送金するには10分程度の時間と、送金手数料が発生します。

しかし、ライトニングネットワークで送金すると、

  • 約1秒で決済が完了!
  • 無料もしくは格安の手数料で送金できる(ほぼゼロに等しい)

となります。

ライトニングネットワークはまだ普及が進んでいない最新技術なので、実用化されれば、世間はきっと驚きますよ。

「キャッシュレス決済」のシーンで、ビットコインの存在感が一気に増してきます。

開発は進んできているので、今後数年で盛り上がってくるでしょう!

④FRBパウエル氏「ビットコインは金(ゴールド)のよう」

FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル総裁が11日、仮想通貨ビットコインについて以下のように発言しました。

「ビットコインを決済手段として利用する人はほとんどいない。ゴールド(金)のように使っているのだ。」

「ビットコインは投機性の高い価値貯蔵手段。」

ビットコインが「金のような価値貯蔵手段になる」との主張は、一部の先進的な投資家や、トレーダーを中心に支持されています。

しかしパウエル氏のような、「伝統金融界」で高い位に就く人物がその性質を認めることは、異例です。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

同氏はビットコインについて「価値のあるもの」と認めているようですね。

「投機性が高い」「決済として使われていない」などと、手放しで褒めるのではない点も、FRB総裁の発言としてリアリティがあります。

またパウエル氏と言えば、先ほど「リブラ」の件でも登場しました。

リブラにせよBTCにせよ、FRBが「仮想通貨を強く意識している」ことは間違いない、ということです。

ビットコインが「金以上」になる日も、本当にやってくるかもしれませんね!

本日のまとめ

  1. ディーカレット、KDDIなど11社から計34億円の資金調達に成功!
  2. ビットコインの急落要因が判明!!FRB議長の「○○発言」が要因か
  3. 米スタバ、アマゾンなど有名企業、ビットコイン決済に対応!!
  4. FRBパウエル氏「ビットコインは金(ゴールド)のよう」

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!