こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは126万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。
時価総額トップ10では、多くの通貨が数パーセント上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でJapan Content Token (JCT)が約33%上昇。
7月9日から乱高下相場に突入していることもあり、今日は30%以上もプラスとなりました!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ディーカレット、KDDIなど11社から計34億円の資金調達に成功!
ディーカレット、地盤固めにきてるね。
今回出資した企業
・KDDI
・コナミ
・住友生命
・大同生命
・明治安田生命
・中部電力
・阪急阪神ホールディングス
・松井証券
・ALSOK
など、計11社。仮想通貨取引所、DeCurretが34億円の資金調達 https://t.co/btXh6Xoe5J
— こより@仮想通貨ブログ (@vc_koyori) 2019年7月11日
2019年3月に金融庁に認可された国内取引所「ディーカレット」が、KDDIやコナミホールディングスなど12社から計34億円の資金調達に成功したことが分かりました。
ディーカレットに出資した企業は以下のとおり。
- KDDI株式会社
- コナミホールディングス株式会社
- 住友生命保険相互会社
- 大同生命保険株式会社
- 明治安田生命保険相互会社
- 中部電力株式会社
- 阪急阪神ホールディングス株式会社
- 松井証券株式会社
- 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ
- 綜合警備保障株式会社(ALSOK)
- 凸版印刷株式会社
資金調達を受けた理由について、ディーカレットは
「開発体制を強化し、デジタル通貨の新たな決済プラットフォーム開発を加速いたします。」
と説明しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②ビットコインの急落要因が判明!!FRB議長の「○○発言」が要因か
仮想通貨ビットコイン、24時間で10%超急落 「FRB議長発言がきっかけ」説が濃厚か$BTC #Bitcoin #仮想通貨https://t.co/2PSpiP3XDD
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年7月11日
仮想通貨ビットコインが続落しています。
今月10日に13100ドル(約142万円)で推移していたビットコインは、12日(本日)には11200ドル(約121万円)の安値を記録。
急落の要因として、FRBパウエル議長の発言があるとの見方が出ています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
パウエル砲が炸裂しちゃいましたね・・・。
そもそもFRB(米連邦準備制度理事会)は、アメリカの中央銀行。
日本で言えば「日銀」にあたる機関なので、影響力バツグンなんですよね。
そのパウエルさんが何を言ったかというと、、、フェイスブックが発行予定の仮想通貨「リブラ」について、
「最高水準の規制対象とすべきだ!」
と指摘しました。
しかし、そもそもフェイスブックの「リブラ」はステーブルコインです。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
「本来の意味での仮想通貨」とはあまり関係ないのに、なぜビットコインが暴落するんだ・・・。
そんな常識を覆してBTC相場を動かす「リブラ」のネームバリューはスゴいの一言ですね。
③米スタバ、アマゾンなど有名企業、ビットコイン決済に対応!!
米国内のスタバやアマゾン、Uberがビットコイン支払いに対応。Fold社提供のライトニング決済 〜バーコードを用いた店頭決済とオンライン決済が可能 https://t.co/stua1o8wPn pic.twitter.com/yGt3xD8UvE
— 仮想通貨 Watch (@ccbc_watch) 2019年7月11日
アメリカのAmazon(アマゾン)、Starbucks(スタバ)、Uber(ウーバー)といった有名企業で、仮想通貨ビットコイン(BTC)による決済が可能になりました。
これらの企業が「直接」ビットコイン払いに対応したわけではありませんが、米Fold社が提供する決済アプリ「Fold App」と提携したことで実現。
また、同サービスはビットコインの「ライトニングネットワーク」を活用することでも注目を集めています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
こちらもビッグニュース!
スタバなどの他、ホールフーズやAMC(映画館)なども対応するみたいですね。
さてさて、僕がテンション上がっちゃうのがこのアプリ、「ライトニングネットワーク」を活用しているんですね。
通常、ビットコインを送金するには10分程度の時間と、送金手数料が発生します。
しかし、ライトニングネットワークで送金すると、
- 約1秒で決済が完了!
- 無料もしくは格安の手数料で送金できる(ほぼゼロに等しい)
となります。
ライトニングネットワークはまだ普及が進んでいない最新技術なので、実用化されれば、世間はきっと驚きますよ。
「キャッシュレス決済」のシーンで、ビットコインの存在感が一気に増してきます。
開発は進んできているので、今後数年で盛り上がってくるでしょう!
④FRBパウエル氏「ビットコインは金(ゴールド)のよう」
いやこれはデカいよ、Federal ReserveのトップがBitcoinはStore of Valueと言って従来のゴールドのスタンダードには戻らないって言ってるんですから。 https://t.co/eMENqkPEBd
— さばCat🇫🇷ツーブロック弁護士連合 (@utah_) 2019年7月12日
FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル総裁が11日、仮想通貨ビットコインについて以下のように発言しました。
「ビットコインを決済手段として利用する人はほとんどいない。ゴールド(金)のように使っているのだ。」
「ビットコインは投機性の高い価値貯蔵手段。」
ビットコインが「金のような価値貯蔵手段になる」との主張は、一部の先進的な投資家や、トレーダーを中心に支持されています。
しかしパウエル氏のような、「伝統金融界」で高い位に就く人物がその性質を認めることは、異例です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
同氏はビットコインについて「価値のあるもの」と認めているようですね。
「投機性が高い」「決済として使われていない」などと、手放しで褒めるのではない点も、FRB総裁の発言としてリアリティがあります。
またパウエル氏と言えば、先ほど「リブラ」の件でも登場しました。
リブラにせよBTCにせよ、FRBが「仮想通貨を強く意識している」ことは間違いない、ということです。
ビットコインが「金以上」になる日も、本当にやってくるかもしれませんね!
本日のまとめ
- ディーカレット、KDDIなど11社から計34億円の資金調達に成功!
- ビットコインの急落要因が判明!!FRB議長の「○○発言」が要因か
- 米スタバ、アマゾンなど有名企業、ビットコイン決済に対応!!
- FRBパウエル氏「ビットコインは金(ゴールド)のよう」
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
出資企業の顔ぶれがスゴすぎる!
ほぼ全社、誰でも知ってる大企業じゃないですか・・・。
仮想通貨取引所に目をつける、これらの企業もさすがですが、こうした企業に見込まれるディーカレットもさすが。
ディーカレットと言えば今年3月、JR東日本の電子マネー「Suica」に仮想通貨チャージの実装を検討していると発表し、大きな話題となりました。
そのときから「タダ者じゃない」とは思っていましたが、予感的中です。笑
上記ニュースはもちろん、ディーカレットにとっての朗報。
しかし、「仮想通貨業界“全体”にお金が落ちる」という視点から、投資家を含め皆にとってのグッドニュースですね。
こうしたニュースが、仮想通貨の価値をより高いものに引き上げてくれるのです。