イーサリアム暴落の予兆!?売り注文が「過去最高」に【2018年9月9日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

9月9日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは69万円で推移していて、ここ24時間で約4%下落

時価総額トップ10通貨はすべてマイナス(赤字)での推移となっています。

こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。

ここ24時間でBitcoinDark (BTCD)が32%も高騰

ビットコインダークは開発がすでに止まっているのですが、典型的な下降トレンドでは、ビットコインなどへ向かうはずのお金がマイナーコインに流れてきやすくなります。

そうしたことも影響していますね!

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①イーサリアム暴落の予兆!?売り注文が「過去最高」に

有名取引所Bitfinex(ビットフィネックス)で、売り注文(ショート)が過去最高を記録しました

9月7日、Bitfinexの公式ツイッターは、

Prior record high(これまでの過去最高: 202854.7531
Current level(現在の水準): 208123.1093

とツイート。

また1ヶ月前(8月中旬)と比較すると、売り注文は2倍以上に増加しています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

簡単にいえば、投資家はイーサリアムを売りたがっています。

もともと通貨を保有していない人も、空売り(ショート)を使ってイーサリアムを大量に売っているのです。

その理由として、

  • ICOにて集金したイーサリアムが売却されている(下落が予測される)
  • イーサリアムのアップグレード「Casper」の開発(Proof of WorkからProof of Stakeへの移行)が1年以上遅れると発表
  • ここ最近、起爆剤になるような好材料がない

といった要素があります。

僕はこうしたことから(何か材料が出てきたら別ですが)今後もさらに下落する可能性は大きいと考えてます

②イーサリアムの「次」に来る仮想通貨は何か?

もう1つ、イーサリアム関連の話題を取り上げます。

こちらは、ここ3ヶ月のイーサリアムのチャートです。

対米ドル(緑字)はもちろん、対ビットコイン(黄字)においてもイーサリアムは下落しています。

この下落の理由は、上述に加え

  • イーサリアムはGas(手数料)として使われる用途があるからこそ、価値がある
  • しかし、ERC20トークンのほうが手数料の支払いに便利であり、イーサリアムが使われなくなる可能性がある

その結果、イーサリアムの価値はゼロになるのではないか、という予測が影響しています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

上記のことから僕は、イーサリアムよりも割安感の強く、今後伸びしろの大きい「第2のイーサリアム」を探す時期に来ていると考えています

たとえば、

  • イオス(EOS)
  • VeChain(VET)
  • ステラ(XLM)

などに注目しています!

ICO割れの多発や規制強化などによるICOブームの終焉などもあり、イーサリアムは先が見えにくくなっています

優れたプロジェクトも多くなってますから、優位性がぐっとなくなってきたのも暴落の要因ですね。

ですので、次世代イーサリアムとして「プラットフォーム型」の優れた仮想通貨に注目してみましょう!

③コインベースCEO「仮想通貨人口は10億人を超える」

コインベースのCEOは、仮想通貨人口について、現在の4000万人から、今後5年間で10億人(25倍以上)まで増加すると予測します。

その理由は、企業や団体によるトークン発行が爆発的に増加するからです。

CEOのBrian Amstrong氏は、

「すべてのオープンソースプロジェクト、すべての慈善団体、潜在的にすべてのファンドや新しい分散型組織やアプリ開発が、独自トークンを持つことになる

と発言しています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

Brian Amstrong氏の発言は前向きなものですが、中にはコインベースCEOという立場からくる「ポジショントーク」だと感じる方もいるでしょう。

ですが僕も「5年後に仮想通貨人口が10億人」は必ずしも不可能ではないと思いますよ!

たとえば、5年前の仮想通貨市場を見てください

ビットコインは1万5000円くらいで、今の時価総額上位のアルトコインにいたっては、ほとんど存在すらしていなかったですからね。

それくらい仮想通貨は急速に進化しているということです。

ちなみに、Brian Amstrong氏は、今後数年間でコインベースに数百種類のコインを上場させる可能性があるとしており、そちらにも注目しましょう!

④ついにグーグルがブロックチェーン業界に本格参入!

グーグル(Google)がブロックチェーン業界への本格参入を決めました

  • IBM
  • Amazon
  • Microsoft

といった世界的巨大企業がすでにブロックチェーンに参入しており、覇権争いが繰り広げられることになるでしょう。

仮想通貨市場にはどのような影響があるでしょうか?

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

これまでにも「仮想通貨とブロックチェーンは別のもの」だと解説してきました。

一方で、切っても切れない関係であることも確かです。

たとえば、ブロックチェーンが発展することで、仮想通貨の有用性の再確認にも繋がります。

Googleを含む巨大企業が競ってブロックチェーン開発を行うことで、密接に関係している仮想通貨市場にもよい影響が期待されますね!

9月9日のまとめ

  • ①イーサリアム暴落の予兆!?売り注文が「過去最高」に
  • ②イーサリアムの「次」に来る仮想通貨は何か?
  • ③コインベースCEO「仮想通貨人口は10億人を超える」
  • ④ついにグーグルがブロックチェーン業界に本格参入!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!