こんにちは、阿部悠人です。
今日は仮想通貨投資をする上で役立ちそうな、「これは!」と感じた格言をここで取り上げてみたいと思います。
投資の格言
噂で買って事実で売る
それぞれのコインに「好材料」もしくは「悪材料」が出た際の方針についての相場格言です。
好材料が出るという「噂」の時点ですでに仕込んでおき、「事実」(つまり好材料の確定)の値上がりで売りましょう、という意味です。
好材料は確かに値上がり要因となりますが、場合によっては好材料が確定してからのエントリーではすでに遅いこともあります。
投資における材料の「情報」には噂レベルでもかなりの人が信じているケースもあります。
(そうなることが濃厚な場合など)すると、市場はその時点で買い始めるため、実際に好材料が確定した時点にはすでに「好材料織り込み済み」の状態となっており、値上がりが弱く(もしくはしなく)なります。
つまり、噂レベルの時点で買うのがもっとも利益を取れるのです。
ちなみに悪材料の場合は逆になります。噂レベルの悪材料で売っておくことで暴落の直撃を防ぐことが可能です。
売り買いは腹八分
これは初心者向けの格言というより、上級者向けかもしれません。
「投資に使う金額は腹八分に抑えよ」という意味です。
はじめのうちは仮想通貨や相場についての知識があまりないため、投資は「恐る恐る」の手探り状態です。
しかし、しばらくすると慣れから「これくらいまでならOKでしょ」と思い、投資金額を上げていく方が多いと思います。
ただ、相場は何があるか分かりません。
分かったつもりになってはいけないということですね。
「売り買いは腹八分」にするメリットは、余剰資金のみを投資することでリスクを抑えられることや、冷静でいられることだけでなく、「買付余力として現金を残しておくことでチャンスに備える」という意味もあります。
頭と尻尾はくれてやれ
相場の価格変動を「魚」にたとえて頭(天井)と尻尾(底値)はくれてやろう、という相場格言です。
底値で買い、天井で売ることを継続できれば確かに大きな利益となりますが、これは実際のところほとんど不可能です。
反発や反落は早いので目一杯利益を取ろうとすると、結局は損をすることが多いのですね。
これも株式投資由来の格言ですが、特に値動きの激しい暗号通貨においては早めに利確したほうがよいので当てはまるでしょう。
山高ければ谷深し
最後にこの格言を紹介します。
仮想通貨に投資する上でもっとも意識していただきたい格言です。
「山」とは天井のこと、「谷」とは底値のこと。
解釈するならば「暴騰」の後には「暴落」がやってくるという意味になります。
明らかな値上がりを目の前にすると「しばらくは上がるはず」と楽観的になりがちですが、下落相場は意外と近いことが多いのです。
最近では、ビットコインキャッシュがこんな感じでした。
2~3日で7万円台から30万円超まで上昇。ですがその後、5時間ほどで12万円台にまで一気に下落しました。
このように上昇よりも下落速度のほうが早いことが多いので、あっという間に損失が膨らんでしまいます。
すでに山ができてしまっているときは、その後の谷を見越して「谷の向こうの山」を狙うなどしていきましょう。
まとめ
以上、仮想通貨に役立つ相場格言を紹介しました。
頭の片隅に入れておき、迷った際は参考にしてみてください!