こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→大幅上昇!
本日、ビットコインは40万円台で推移しており、ここ24時間で約7%上昇。
時価総額トップ10では、ライトコインが約28%の爆上げを記録しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でBitcoiin (B2G)が約60%上昇。
取引所、決済業者、ウォレットとの提携が明らかとり、資金が集まってきていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①BTCが24時間で8%急騰!要因はSECの「ビットコインETF承認」示唆
仮想通貨相場 全面高の展開 |ビットコイン3600ドル回復 リーク文書の一斉報道もきっかけ?#BTC #仮想通貨https://t.co/MJIYV7kPVf
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年2月9日
2019年2月9日午前1時ごろ、ビットコイン(BTC)が久しぶりの急騰を見せました。
上記はビットコインの1時間チャート。
昨日(8日)、36万円~37万円にて安定推移していたBTCは、日付が変わるタイミングで突如大陽線を形成し、一時42万超えの高値を記録しました。
9日午後1時現在、39.7万円前後で落ち着きましたが、この水準でも24時間の上昇率は約8%となります。
上記はビットコインの日足チャートです。
日足を見ると、今日の急騰の大陽線は、2018年11月中旬(65万円割れの初動)以来で最大級のものであることが分かります。
今回の上昇の要因は一体何だったのでしょうか。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②取引所マウントゴックス、「ゴックスコイン」発行へ
Mt.Gox債権者に「仮想通貨ゴックスコイン」で返済か|ピアース氏が計画を語るhttps://t.co/DHGGV1r72a
Brock Pierce氏が、TechCrunchのインタビューに答え、マウントゴックスの債権者の救済を目的としたプロジェクト「GoxRising」の計画について語った。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月9日
2014年にビットコイン480億円相当を流出させ、現在もユーザーへの返済を続けている取引所マウントゴックス(Mt.Gox)が「ゴックスコイン」(Gox Coin)を発行しようとしています。
CoinbaseやUSDTの立ち上げに関わった人物Brock Pierce氏が明らかにしました。
ゴックスコインを発行することにより、資産を失った債権者への返済を加速させることができるとしています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「ゴックスコイン」なんて言っていますが、要するにマウントゴックスの株式を仮想通貨化したものですね。
すべての計画が明らかになっているわけではないので詳細は不明ですが、、、
想像するところでは、「ゴックスコインの保有者(債権者)に取引所オーナーの一員となってもらい、取引所としてのマウントゴックス復活を一緒に目指す」「取引所の収益性が復活すれば、マウントゴックスの支払い能力が上がり、返済できる」といったイメージでしょうか。
ただ、マウントゴックス社への信頼性が失墜しているので、かなり厳しい計画のように感じます。
オマケに「ゴックスコイン」という名称も恐怖を感じるのですが、、、気のせいでしょうか?
③仮想通貨トレードの主戦場、すでに取引所から「OTC取引」へ移行?
暗号通貨の相場はすでに機関投資家のOTC取引が主戦場という事実について、個人投資家が認識するべきこと、またOTC取引やOTC業者の動きを紹介。2019年以降さらにこの割合が増えるだろうという点について、その理由などを解説します。
(執筆:平野氏 @junbhirano)https://t.co/xFJ0pqFnh8
— CoinChoice-ビットコイン・仮想通貨ニュース (@coin_choice) 2019年2月8日
仮想通貨メディアCoinChoiceは、『暗号通貨の相場はすでに機関投資家のOTC取引が主戦場である、という個人投資家が認識すべき事実』と題した記事を公開。
一般的な「取引所取引」から、売り手と買い手が1対1で取引所を介さずに取引する「OTC取引」が、仮想通貨の主戦場になっていると述べました。
「(OTC取引が)すでに暗号通貨の全取引量の50%以上であることはほぼ確実である見方が強く、すでに70%くらいになっていてもおかしくないとも言われます。」
阿部悠人の考察(重要度★★)
僕たち個人投資家は、仮想通貨売買で当然のように「取引所」を使っています。
それで不満を感じることはありませんし、事足りているようですが、なぜ「OTC取引」なるものが存在するのでしょうか。
それは、「機関投資家」のニーズに応えるためです。
機関投資家は膨大な資産を運用しているため、取引所の小さな流動性ではさばき切れなかったり、自身の注文によって値が動いてしまいます。
そんな事情もあり、機関投資家は取引所を避けていますが、上記記事ではOTCの割合はすでに50%以上である可能性大としています。
これはつまり、仮想通貨市場における「機関投資家」「大口投資家」の割合は50%以上である可能性大ということと同義です。
2019年は機関投資家マネーの流入により仮想通貨が上昇する・・・そんな予測を僕はしていますが、まさにその流れは、日増しに現実のものになっているようです。
④ライトコイン(LTC)が24時間で30%以上プラス!その要因は?
ライトコイン(#LTC)が市場4位に上昇、Beam(MimbleWimble:ミンブルウィンブル)との提携を好感https://t.co/41xJHnkHlS
ライトコイン財団は匿名性機能を取り入れるために、提携先としてMimblewimbleのBeamチームを選択しました🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年2月8日
仮想通貨ライトコインは2月9日、24時間で30%以上の急騰となりました。
これにより、LTCの時価総額は約2900億円、全通貨中4位に浮上。
匿名暗号技術「MimbleWimble」(ミンブルウィンブル)のチームの1つ「Beam」とライトコインの提携が上昇要因と考えられています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ライトコインに「MimbleWimble」(ミンブルウィンブル)が実装される・・・平たく言えば、ライトコインが「匿名性」を手に入れるということですね。
匿名性が実装されることで、「いつ誰が利用したか」といった情報が外部から見えなくなり、ライトコイン利用者のプライバシー強化に繋がります。
ライトコインはビットコインと極めて似た性質を持つ通貨です。
それゆえ、ビットコインの陰に隠れて地味な存在になりつつありました。
しかしMimbleWimble実装されたことで、ビットコインとの違いが明確になります。
ライトコインへ再びスポットライトが当たり、資金流入に繋がる可能性があるので注目していきましょう!
本日のまとめ
- ①BTCが24時間で8%急騰!要因はSECの「ビットコインETF承認」示唆
- ②取引所マウントゴックス、「ゴックスコイン」発行へ
- ③仮想通貨トレードの主戦場、すでに取引所から「OTC取引」へ移行?
- ④ライトコイン(LTC)が24時間で30%以上プラス!その要因は?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ようやく待ちに待ったデカい上昇が来ましたね!
この要因は単純明快、米証券取引委員会(SEC)のコミッショナーRobert J. Jackson Jr.氏が「ビットコインETFの承認は時間の問題」と明言したことです。
ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。
合わせて、静まり返った相場にエネルギーが貯まっていたことも爆発的上昇に繋がりました。
それにしても、SEC関係者がビットコインETF承認について、これほど明確に発言するなんて驚きですね。
なんだか、お祭り騒ぎが近そうな予感がします!
もちろん、当然ながら上記は「SECによる正式発表」ではありません。
上記だけでも強力な上昇要因なのは間違いないですが、継続的な資金流入が期待できるのは、「確定」してからとなります。
ETF関連の動向を注視し、何かあれば当ブログでも共有していきますね!