新型コロナ「一律10万円給付」がビットコインへ向かう根拠。アメリカでの前例も

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

本日の相場→横ばい

本日、ビットコインは77万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、ビットコインSVが約2%下落していますね。

また、GMOコインにてレバレッジ取引の現引き/現渡しのサービスが終了するというニュースがありました(後述)。

①新型コロナ「一律10万円給付」がビットコインへ向かう根拠。アメリカでの前例も

アメリカでは、新型コロナウイルスの経済対策として1200ドル(12.9万円)の現金給付が行われました。

米取引所コインベースのCEOアームストロング氏はその後、1200ドルぴったりのBTC購入が突出して上昇したことを示すグラフをツイート。

出典:ブライアン・アームストロング氏

給付金が、BTCの購入に使われた公算が高そうです。

日本でも、実施を控えた「一律10万円給付」はビットコインへ向かうことになるのでしょうか?

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

アメリカの前例があるだけに、大いに考えられますね。

  • もらったお金なので失っても諦めがつきやすく、「一発当てる」つもりでBTCを買う人も
  • 個別株は一口10万円では買えない、もしくは買えても10万円ピッタリでは買えない

という理由から、ビットコインが買われやすくなるという背景も理解できます。

特に、米国株は株式を1株単位で取引できますが、日本では100株単位なので、10万円ではほとんどの株を買えません。

また買えたとしても、10万円ぴったりで投資するのは難しいですね。

となると、むしろ日本でこそ、給付金は株よりBTCに向かいやすそうです。

あまり好ましいこととは言えませんが、ビットコインの上昇材料のひとつですね。

それでは、本日主要ニュースをみていきましょう。

  • ビットコインの採掘難易度が9%弱の大幅上昇の予想。難易度UPはBTC上昇要因と認識されている
  • 世界でもっとも有名なヘッジファンド「ルネッサンス・テクノロジーズ」が、ビットコイン先物へ参加する可能性
  • 新研究で、異なる仮想通貨でも「開発者が同じ」なら価格に相関関係があることが判明
  • 取引所FTXが、「ビットコイン恐怖指数」に連動する2つの新トークンを発行し、上場させる予定と判明

なお、GMOコインの仮想通貨FXで「現引き/現渡し」が終了するという仕様変更があり、「なんだこれ?」と気になっている方もいるでしょう。

引用:GMO公式サイトより

結論、ユーザーはまったく気にする必要はありません。

GMOコインでは、これまで通り、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リップルをレバレッジ4倍で取引できます。

「現引き/現渡し」とは、ポジションを反対売買で決済するのではなく、現物をやり取りすることで取引を完了させる方法です。

たとえば、FXの買いポジションを、そのまま「現物コイン」に替えて長期投資に切り替えることなどができます。

しかし現引き/現渡しを使わなくても、レバレッジ取引で独立した取引をすることはこれまで通り可能です。

本日のまとめ

  • 新型コロナの「一律10万円給付」でビットコインが買われれば、(好ましいことではないが)ビットコインは上昇する可能性も

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!