こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
2018年8月22日の相場は?→小幅下落
今日のビットコインは1BTC/71万円で推移していて、ここ24時間の値動きはほとんどなしです。
時価総額トップ10の通貨を見てみると、小幅ではありますが、すべての通貨がマイナス(赤字)となっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
Kyber Network (KNC)では最近、スマートコントラクトのセキュリティや、その他システム改善、いくつかの機能の追加がなされていますね。
そうしたことも手伝い、ここ24時間で約22%の急上昇を見せています!
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①Liskがハードフォーク!?取引制限に注意
8 月 29 日 18 時以降(日本時間)にリスク(LSK)のハードフォークが予定されております。当社では、ハードフォークの前後約 24 時間(計約 48 時間)においてリスクのお預入・ご送付サービスを停止させていただきます。アルトコイン販売所での LSK/JPY 売買サービスは通常どおり稼動いたします。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2018年8月20日
bitFlyerをお使いの方は、取引所からのメールですでにお知りになっているかもしれません。
2018年8月29日のLiskのハードフォークのため、bitFlyerではハードフォークの前後24時間、同通貨の「預け入れ」「ご送付」を停止します。
なお取引(Lisk/日本円通貨ペアのトレード)については通常どおり行うことができます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
②ビットコインETFの最終判断、明日(23日)に迫る!
ProShares版ビットコインETFの最終可否判断、8月23日に迫るhttps://t.co/nJR2LtekAo
ウィンクルボス兄弟のETFが非承認以来、初となるビットコインETFの可否判断日程が近づいている。
米証券会社ProSharesが発行元となる、二つのビットコインETFの可否判断日程は、現地時間8月23日となる予定だ。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月21日
実現すれば今年最大の値上がり要因とも言われるビットコインETF。
SEC(アメリカ証券取引委員会)の厳しい審査を経て、合格したETFのみが取引所へと上場します。
いくつかのビットコインETFが審査待ちとなっている中、2018年8月23日を最終判断とするETFがあります。
ProSharesが申請する2つのETFです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
2つのビットコインETFの可否判断となる23日を、以前から気にされていた投資家の方も多いでしょう。
ビットコインETFの1つであるウィンクルボス兄弟申請のETFは7月に審査落ち、また他のETFでは予定されている審査が延期となるなど、厳しい環境です。
なんとしてもこのあたりで決めてほしいですね!
仮に審査落ちでも、本命のビットコインETFがまだ控えているのでそちらも引き続き注目です!
③日本初!つくば市でブロックチェーン投票がスタート
日本初のブロックチェーン投票がつくば市で開始
◆日本で初のブロックチェーンを使ったネット投票の実証実験が20日からつくば市で始まった。
◆つくば市長は「ブロックチェーンで改ざん防止につながる」と期待。「将来は宇宙から投票も」と話すhttps://t.co/MCPJkDETHI— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年8月20日
茨城県南部に位置する「つくば市」。
この地で、日本初となる「ブロックチェーンを用いた投票」が2018年8月20日から開始されました。
つくば市は革新的技術への支援事業を行っていて、支援すべきプロジェクトを選定するのに投票が行われるとのこと。
投票は「マイナンバー」を組み合わせて行う厳重なものとなっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
いよいよ、ブロックチェーン実用化の足音が聞こえてきていますね!
本格化するのは数年先からだと考えていますが、すでに実用化されるようになってきました。
これまでの投票をブロックチェーンに置き換える最大のメリットは、コストが削減されることです。
特にセキュリティを求められる分野ではこの傾向が強くなるため、そういった分野から積極的にブロックチェーンが使われていくことになるでしょう。
④あらゆる請求書を仮想通貨で支払えるサービスが開始!?
「どんな請求書も仮想通貨払いが可能に」オーストラリアで取引所と請求書自動支払いサービスが提携⚡️
◆ビジネス側が仮想通貨を受け入れているかどうかに関わらず、仮想通貨でどんな請求書の支払いも可能に
◆「これが我々の日常生活の一部になるということだ」https://t.co/79TiBRKvJ6
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年8月21日
仮想通貨業界がいまいちトレンドに乗り切れていないのは、地合いはもちろん、「実用化」が少しずつしか進んでいないことが挙げられます。
そんな中、オーストラリアでは、どんな請求書でも(取引先が仮想通貨に未対応でも)仮想通貨で支払えるサービスが開始されました!
オーストラリアのコインツリー(取引所)とゴッビル(領収書支払サービス)が提携し実現させたもので、40種類の仮想通貨での支払いに対応します。
阿部悠人の考察(重要度★★)
いきなり世の中のすべての企業が仮想通貨決済を取り入れることは残念ながら難しいです。
しかし、このようなサービスを通じて間接的に仮想通貨で支払える環境が整えば、一応「仮想通貨さえあれば支払いに困らない」状態に近づきますよね。
ここが仮想通貨のまず目指すべきところなのかなと思います。
上記のサービスは好調が予測され、すでに海外へのサービス全面展開を予定しているとのことです!
2018年8月22日のまとめ
- ①Liskがハードフォーク!?取引制限に注意
- ②ビットコインETFの最終判断、明日(23日)に迫る!
- ③日本初!つくば市でブロックチェーン投票がスタート
- ④あらゆる請求書を仮想通貨で支払えるサービスが開始!?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
bitFlyerからのお知らせでは、「Liskがハードフォーク」という表現が使われているため「通貨が分裂するのか!?」とびっくりされた方も多いでしょう。
しかしハードフォークは必ずしも通貨の分裂を意味していません。
ブロックチェーンの分岐を伴いながら「互換性がなくなる大幅なアップデート」についても、ハードフォークと呼ばれます。
29日、およびその前後1日の取引を控えるようLisk公式が呼びかけていることから、bitFlyer以外の取引所にも制限が加わる可能性があるので注意しましょう!
ちなみにLiskのハードフォークLisk Core 1.0は「スピードよりもクオリティ」重視したアップデートとなっています。
詳しくは動画で解説しております。