こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは41万円台で推移しており、ここ24時間で約5%下落。
時価総額トップ10通貨でも、多く通貨がBTCに連れ安となっています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でTRON (TRX)が約16%上昇!
取引所OKExで証拠金取引が開始されたことが上昇要因となっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①リップル「xRapid」へ新たに5社が参加&リップルネット加入企業は200超え!
銀行を含む新規5社が仮想通貨XRPを利用する「xRapid」採用を表明|リップルネットは参加企業が200社超にhttps://t.co/NZ8viIOSN5
リップル社が米時間8日、同社が世界40カ国で展開するRippleNetに新たに13社が加入した事を発表した。特筆すべきは内1社がxRapidを利用する初の銀行である点。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月9日
仮想通貨XRPを発行するリップル社は、公式ツイッターで13社が新たにリップルネット(RippleNet)へ加入したと発表しました。
リップルネットは、リップル社の送金システムの総称です。
13社中、5社はリップルネットの1つ「xRapid」に加入したことも分かりました。
これまでリップルネットに参加した企業は合計200社以上に達しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②仮想通貨の「OTC取引」、買いポジションの比率が60%まで増加中!
年末にかけての税対策での「売り」が一服し、米国のOTC(店頭)取引では、「買い」が増加しているようです。https://t.co/3SZuo4pXec
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年1月9日
仮想通貨のOTC取引(店頭取引)で最大規模を誇るカンバーランド(Cumberland)が8日、OTC取引で「買いポジション」が大きくなっていると発表しました。
カンバーランドによると、買いポジションが60%、売りポジションが40%と偏りが出ています。
偏りのないニュートラルな状態であれば、それぞれ50%です。
仮想通貨の売買方法は、主にOTC取引と取引所取引に分けられます。
OTC取引とは、買い手と売り手が1対1で取引を行う形式のことで、大口の注文を通す必要のある大口投資家や、機関投資家が好んで利用しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

仮想通貨市場が総悲観となっているなか、非常に明るいニュースですね!
売りが引っ込み、買いが出てくれば、市場価格はシンプルに上へと向かうでしょう。
さらに、「OTC取引」で買いポジション増加が見られるところもポイントです。
小口の個人投資家は買いポジションを持っても、「弱い」と判断するとすぐにショートしてきます。
しかし、OTC取引は大口注文なので、ポジションを選択ミスしても身動きは取れません。
取引所の流動性(出来高)は大口投資家からみると小さいからですね。
つまり、OTC取引の買いポジション増加は、「長期目線で強気な大口投資家」の増加を示す重要なシグナルと考えられます。
③香港1位の大富豪、仮想通貨取引所「バックト」への出資が判明
香港一の富豪も仮想通貨への関心示す ビットコイン先物提供予定「Bakkt」への出資が判明https://t.co/jlu3NPwQjE
先月約200億円の資金を調達した仮想通貨取引プラットフォームBakktに香港で最も裕福な長江実業グループの創設者、李嘉誠氏も出資していた事が判明した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年1月10日
香港No.1の富豪である李嘉誠氏のベンチャー・キャピタル「Horizon Ventures」(維港投資)が、ニューヨーク証券取引所の親会社が手がける仮想通貨取引所「バックト」(Bakkt)に出資していたことが分かりました。
李嘉誠氏は、米経済雑誌Forbesの「世界の大富豪ランキング2018」で世界46位にランクインしており、総資産は307億ドル(約3.3兆円)に達しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

バックトは仮想通貨市場最大級の上昇要因として期待されています。
そのため仮想通貨トレーダーがバックトに注目するのは当然ですが、香港1位の大富豪も目を付けていたとは・・・。
仮想通貨取引所に投資するくらいですので、仮想通貨もタンマリと持っていそうですね!
それにしても、総資産約3.3兆円って・・・どこかの国の国家予算でしょうか?笑
④ロシア政府がビットコインに大規模投資か!
◆ 「ロシアはビットコインに大規模投資するだろう」 ◆
ロシアの大学RANEPAの教授で、政府とも近い関係にあると言われるVladislav Ginko氏は、「クレムリンはアメリカの新しい制裁を回避するためにビットコインに大規模投資するだろう」と述べた。
— Huobi Japan (@HuobiJapan) 2019年1月9日
ロシア政府がビットコインに大規模に投資する可能性が指摘されています。
国家行政管理学院(ロシアの大学)エコノミストで、ロシア政府との関係を持つVladislav Ginko氏が明らかにしました。
ロシアは、アメリカからの経済制裁を回避するため仮想通貨に着目しています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

「大規模投資」の具体的な金額は不明ですが、アメリカからの制裁を回避するためとなると・・・スゴい量のビットコインになりそうです。
これまでにもロシアはアメリカからの経済制裁を回避するため、金(GOLD)を購入してきました。
そのため、「デジタル・ゴールド」と呼ばれるビットコインの購入も十分に考えられますね。
強力な上昇要因となる可能性があるので、引き続き注視していきましょう!
本日のまとめ
- ①リップル「xRapid」へ新たに5社が参加&リップルネット加入企業は200超え!
- ②仮想通貨の「OTC取引」、買いポジションの比率が60%まで増加中!
- ③香港1位の大富豪、仮想通貨取引所「バックト」への出資が判明
- ④ロシア政府がビットコインに大規模投資か!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
リップル経済圏は順調に広がっていますね!
そもそもリップルネットは、銀行間の国際送金をターゲットとした「ネットワーク」です。
リップルに限らず、「ネットワーク」は参加者が多くなるほど存在意義が大きくなります。
たとえば、スマホアプリに「LINE」がありますよね。
LINEは、多くの人がインストールすることで「欠かせないアプリ」になりましたが、それはLINEがネットワークだからです。
この点からいえば、リップルネットが100社→200社へと増加したことは「2倍以上」の価値を持つと言えるでしょう。
また、仮想通貨XRPを使うシステム「xRapid」参加企業の増加も見逃せません。
「XRPが使われる=XRPが値上がりする」というシンプルな図式が成り立ちますね。
短期的には仮想通貨市場に引っ張られて下落していますが、リップルの長期的目線は依然として「上」で考えています!