こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは44万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10でも、プラスとマイナスの通貨がまちまちとなっています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でPolymath (POLY)が約26%上昇!
今後盛り上がるであろう「セキュリティトークン(トークン化された証券)」のプラットフォームとして注目度が高まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①英大手銀行Santander UK、リップル「導入済み」だった!!
Hey Wes, we’re doing great. We’re using XRP for international payments to 18 EU countries and the USA. This is on our iPhone app called One Pay FX. ^TC
— Santander UK Help (@santanderukhelp) 2019年3月23日
イギリスの大手銀行Santander UKが、仮想通貨XRPを使った国際送金サービスをすでに実施中であることを公式ツイッターで明かしました。
「私達は18のEU諸国と、米国への国際送金にXRPを使用している。」
リップルは、銀行間の国際送金(クロスボーダー)をターゲットにした通貨です。
従来型の送金システムSWIFTよりも「早く」「安い手数料」で国際送金が可能であることが最大のメリットです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②BNBが15%高騰!!バイナンスICOが先着順から「抽選」方式へ
#バイナンス がLaunchpadトークンセールを先着順から抽選に変更|#BNB は年初来高値を更新https://t.co/af6AojYlZU
次回のトークンセールは、過去20日間にユーザーが所有するBNBの量に基づいて付与されるチケットを介してのみ参加できる様になるとのこと🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年3月24日
絶大な人気を誇るバイナンスのICOプラットフォーム「バイナンス・ローンチパッド」が、トークン販売の形式を「先着順」から「抽選」に変更すると発表しました。
抽選に応募するためのチケットは1アカウント当たり最大5枚まで取得可能。
チケットは、過去20日間にユーザーが保持したバイナンスコイン(BNB)の枚数に応じて得られる仕組みで、その詳細は下図のようになります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

たとえば5枚のチケットを入手するには、501BNB以上(約90万円以上)保持する必要があります。
多くのバイナンスコインを保持するほうが抽選に当たりやすくなることから、BNBトークンへの買い注文が殺到し、24日には15%もの急騰を見せていますね。
今後のBNBの見通しとしては、過去記事で「バイナンス・ローンチパッドが大人気のうちはBNBの上昇トレンドも続く」とお伝えした通りです!
それにしても、バイナンスのやり方は賢いですね。
まっとうなやり方でBNBの価格を釣り上げたバイナンスの「商売の上手さ」に脱帽です。
③機関投資家向け取引所Seed CX、Hydra Xとの提携を発表!
機関投資家向けビットコイン取引がアジアで提供へ 米仮想通貨取引所Seed CXの提携でhttps://t.co/oZn39Rke9E
米機関投資家向け仮想通貨取引所Seed CXがシンガポールのフィンテック企業Hydra Xとの提携を発表。
アジア圏のトレード・プラットフォームから機関投資家向けの仮想通貨取引が可能となる。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月24日
アメリカの機関投資家向け仮想通貨取引所Seed CXは、シンガポールでトレードプラットフォームを開発するHydra Xとの提携を発表しました。
これにより、Seed CXでの取引がHydra Xが開発中のプラットフォーム「Sigma」にて可能に。
また、「Sigma」はアジア圏への提供が予定されています。
アジアの機関投資家とSeed CXとのパイプが整備されることで、仮想通貨市場への機関投資家参入が期待されます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

Seed CX社といえば、機関投資家に向けて
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
の取引を提供している米国の取引所ですね。
上記のニュースで、「アジア圏の機関投資家」と「Seed CX(機関投資家向け取引所)」が繋がりやすくなります。
派手さはありませんが、2019年の一大トレンド「機関投資家の参入」に向けた動きが着々と進んでいることを示す、重要なニュースと言えるでしょう。
④Huobi分析レポート最新版(3/11〜3/17)が公表!
Huobiレポート|上位100通貨の時価総額は前週比+3.4%の約15兆円に(3/11〜3/17)https://t.co/mLHZXV8Orl
Huobi研究所提供の3/11〜3/17のレポートでは、上位100通貨の時価総額は、前週比+3.4%の約14.9兆円に。ビットコインとイーサリアムのマイニングディフィカルティは共に下落した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月24日
世界最大級の仮想通貨取引所Huobi(フォビ)が、週1回公表する仮想通貨市場の分析レポート。その最新版(3月11~17日週)が発表されました。
Huobiレポートは、投資家間で信頼性の高い情報源と評価されています。
その内容は多岐にわたりますが、ここでは主な項目をピックアップします。
- 仮想通貨上位100通貨の合計時価総額:約$1,338億(前週比+3.4%)
- 上位100通貨のうち最も価格が上昇した通貨:ORME(前週比+2,056%)
- 時価総額上位100通貨の3/17取引高:$254.4億(前週比-13.1%)
- 上位100通貨のうち最も取引高が増加した通貨:CRP(前週比+122,058%)
阿部悠人の考察(重要度★★)

特に目立った動きはありませんが、仮想通貨業界の中で数少ない信頼できるレポートなので、目を通しておきたいですね。
一口でいえば、3月11~17日は「価格上昇」「出来高減少」という週でした。
このような出来高を伴わない上昇があった場合、その後息切れし、伸び悩んでしまうことが多いです。
事実、3月18日から現在まで横ばいとなっていますね。
ただし、仮想通貨市場の出来高は、取引所の規模を示すため「水増し」されやすいので過信は禁物ですが・・・。
本日のまとめ
- 英大手銀行Santander UK、リップル「導入済み」だった!!
- BNBが15%高騰!!バイナンスICOが先着順から「抽選」方式へ
- 機関投資家向け取引所Seed CX、Hydra Xとの提携を発表!
- Huobi分析レポート最新版(3/11〜3/17)が公表!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
リップルにとって、大きな好材料となりました!
今、送金手段にリップルを取り入れようとする企業は世界中で増えています。
たとえば、国際送金サービスの「MercuryFX」(センチュリーFX)も、XRPを使った「xRapid」を採用しています。
しかし、、、「銀行」のXRP活用となると、依然として数少ないのが実情。
そんな中、「大手銀行」のSantander UKがリップル活用を公表したことは、大きなニュースです。
従来型の送金システムであるSWIFTが送金に数日を要する一方、リップルでは「数秒」で送金が完了する上、手数料も安く済みます。
銀行もこのことに気が付き始めているので、SWIFTとリップルとの世代交代は着々と進むことでしょう。